河北省衡水市の趙長余さんに懲役6年の不当判決
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 【明慧日本2022年9月13日】河北省衡水市の法輪功学習者・趙長余さん(64歳男性)は人に法輪功を紹介していたとき、警官に連行された。今年4月中旬、衡水市冀州区裁判所は趙さんに懲役3年6カ月の判決(刑務所外での執行)を下した。しかし、6月中旬、衡水市冀州区裁判所の裁判官は趙さんの家に行き、再度、趙さんに対して不当裁判を行い、3年6カ月の判決を6年に改めた。

 趙さんは衡水市棗強県の棗強鎮康馬村に在住。1998年に法輪功を学び始めた。真・善・忍の基準で自分を律した趙さんは数か月後、長年患っていた関節炎、胃病、神経衰弱などが完治した。それから、一家は睦まじく暮らせるようになったが、中国共産党当局が法輪功弾圧を開始した後、趙さんは迫害を加えられた。

 懲役5年の判決 冀東刑務所での迫害により危篤

 中国共産党当局は1999年7.20、法輪功に対する気が狂ったような弾圧を開始した。趙さんは法輪功を学び続けていたため、4回にわたって連行され、地元に計180日あまり拘禁され、数千元を強請り取られた。2002年4月、当局の裁判所は趙さんに懲役5年の判決を宣告した後、趙さんを冀東刑務所に送り込んだ。

 河北省唐山市豊南区の海岸塩田にある冀東刑務所は、半径約50キロの範囲に9つの支隊が配置されており、本隊が海岸の尖垞子にある。第一、第二、第五支隊は本隊から5〜10キロ離れているが、第四支隊は最も遠く離れている。刑務所側は法輪功学習者に対して、独房、殴打、睡眠の剥奪(昼夜を問わず睡眠を奪われる)、手錠、足かせ、虎の椅子、死人ベッドなどの拷問を行い、非常に残虐である。

 2003年8月23日、同刑務所は拘禁している法輪功学習者たちを第四支隊に移送し、一斉に「転向」を強要した。趙さんは第二支隊に拘禁されたとき、「転向」を拒否したため、警官に拷問され、足を負傷して歩行困難になったが、第四支隊に移されてから非常に痩せ、トイレに行くのに2人に支えてもらわないと移動できない状態になっていた。

 再度、判決6年を下される

 趙さんはある人に法輪功の素晴らしさを伝えたとき、警官によって恩察派出所まで連行された。数日拘禁された後、家族に連れて家に帰った。その後、棗強鎮派出所と恩察派出所の警官は趙さんの家に押し入り、嫌がらせをしたり脅迫したりした。それにより、趙さんは心身ともにショックを受け、両足ともに歩けなくなった。そのため、石家庄病院へ治療に行ったが、警官に病院まで追いかけられ、脅迫され続けた。

 今年4月中旬、衡水市冀州区裁判所は趙さんにオンラインで裁判を行い、3年6カ月の判決を下したが、趙さんの健康問題のため、刑務所外の執行となった。

 しかし、6月中旬、裁判所の裁判官は趙さんの家で再び裁判を行い、3年6カ月の判決を6年に変更したうえ、「もし、身体検査で問題がなければ、逮捕する」と言った。その後、「PCR検査を受けるため病院へ連れて行く」という口実で、趙さんを連行したという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/9/10/449327.html)
 
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