【日本法会】党文化を取り除き、着実に修煉し衆生を救う
■ 印刷版
 

文/日本の大法弟子

 【明慧日本2022年10月10日】

 師父、こんにちは。

 同修の皆さん、こんにちは。

 これから数年来の自分の修煉体験を皆さんと交流したいと思います。私は修煉を始めてすでに30年も経ちましたが、学法には集中できず、どう心を修めるのか、法に従って自分を律するのかが分からなかったので、自分の形成した党文化の考え方、常人の観念などを長い間認識せず、心性を高めることがなかなかできず、相当悩んでいました。修煉者として心性を高めることはとても重要なのに対して、以前の私はいつも大法の仕事をすることを修煉とし、真の向上は得られませんんでした。最近、法の暗唱と内に向けて探すことによりやっと突破しました。

 家庭の中で善の心と慈悲心を修める

 私は小さい頃から私心が強くわがままでした。どうやっていい母親といい妻になるのかが分かりませんでした。師父は「伝統の道に戻れば、天に通じる」[1] と説かれました。大法を学ぶことによって、私はどうやって良い母親と妻になるかが分かりました。

 師父は善良で小さな天使をくださいました。私は大切にせず、娘を自分の私有財産として扱いました。娘の教育問題において、遠回りの道を歩んでしまいました。自分も疲れるし、娘も大きく傷つけてしまいました。子供が小さい頃、なんでも強制的に私の願っている通りに従わないと、理性を失い、彼女に怒ってしまいます。娘が成長している段階で、最も母親の関心が必要な時期に、私は衆生を救い済度することで忙しくし、仕事も忙しく、学法しなければいけないと彼女に押し付けしていました。彼女が法を勉強すれば、娘に関する教育問題は存在しなくなると思い、自分はそこまで考えなくても良いと思ってしまいました。

 今思えば、自分はどれほど無責任で私心が強い母親でしょうか。自分の言行により、子供に反抗的な考えをあたえてしまい、彼女は学法に対しても反感を持っていました。娘との関係はとても厳しい状況になりました。娘の教育において、完全に師父の要求から外れ、自分はとても強い党文化を持っていると近年やっと気づきました。時間をかけて、『党文化を解体する』の音声を聞きました。それを聞いて、とても恩恵を受けました。子供の修煉を師父はずっと見守ってくださっていると分かりました。ここ数年来、真に子供に関心を持ち、子供の欠点を見ないで、優れているところを見て、子供を褒め、励ますなどの努力をして、子供に謝ったり、自分を反省したりすることによって、娘と私の壁がなくなり、娘が交流してくれるようになりました。今は娘も自分自身を修めるように頑張っています。師父に感謝いたします。

 闘争心が強く、怒りやすい私は、小さい頃から病気をたくさん持っていました。長い間修煉してきているのに、夫と心性の関がよく表われ、根本的に自分を変えることができませんでした。いつも自分が正しいと思い、夫がやったことに対していつもうるさく指摘し、夫を信用しませんでした。何でも自分で決めていました。

 師父は「上調子、言酷薄たりて、家の采配を振る」[2] と説かれました。ここを読んだ時、自分のことをおっしゃっている、自分がよくできていないとすぐに分かりました。絶えず学法して、自分自身の党文化が強いと認識できました。古代の女性は皆、旦那さんを尊重しています。皆賢く優しいのですが、私の場合は何かあったら、善で対処できませんでした。ここ数年来、更に目立つようになりました。それは自分の体での現れとして、鼻が詰まり、鼻水が常に流れてきます。自分の修煉状態を悩んでおり、この身心不正な状態を変えようと決心しました。対処としては他でもなく、更に多く学法することです。

 私は、法を暗唱しようと思い、最初の何回かで中断しました。『轉法輪』を一通り暗唱することはできませんでした。法が頭の中に入っておらず、何かあったら法で自分自身を律することができませんでした。今回どうしても法の暗唱を続けてやると決心しました。6月の初旬からRTCで同修と一緒に法を暗唱し、暗唱することを通して、自分の足りないところにたくさん気づきました。私は国内にいたときに、本当の伝統文化を勉強したことなく、党文化の中で成長してきたのです。

 師父は「常人でも年配の人、教養レベルの高い人は、品格を重んじ、他人と同じように争わないよう心がけています」[3]と説かれました。この説法をよく読んでいますが、これで自分を律することは一回もなかったのです。私は、この旧勢力が強制的に加えた観念や怒りやすい物質と恨む心を取り除きたく、とても強い意志で見分けなければならないと思い、悪い物質が頭の中に表われた瞬間に滅ぼすよう決心しました。師父の話を聞くことは、師父が段取りしてくださった道を歩んでいることだと悟りました。私は、まず公園で朝煉功する際、旦那が蚊を追い払う行為に対する不満の心を放下することから着手しました。もちろんその日煉功する際に、彼がまた蚊を追い払う音が聞こえましたが、怒らないように心性を守り、我慢しました。辛かったですが、乗り越えたら、心がとても軽く明るくなりました。

 師父の説法を読んで「魔性を抑制し、佛性を修め、何かにあったら、自分を修煉者として、積極的に大法に同化し、真に『做すところ到るは是れ修なり』」[4]と悟りました。常人の情や是々非々の中に陥ることなく、自分の基準で人に要求するのではなく、慈悲と善で対処するようにと認識しました。

 面と向かって真相を伝え 誓約を実現し 衆生を救い済度する

 10年前に日本に来てからというもの、時間があったら大阪城へ行っています。その時の私はまだ真相伝えができませんでした。おばさんの同修達を参考にして、だんだんとできるようになり、今後の真相伝えにとても良い基礎を作りました。コロナが発生する前に、私は大阪の繁華街のあるお店で、中国人の観光客向けに中国語対応の販売員をしていました。師父がご縁のある人を連れてきてくださって、私は毎日仕事をしながら真相を伝えていました。真相を分かりやすく説明できれば、人がより多く救われるし、仕事の業績も良くなります。いつも全国でいつも私の業績は上位に並んでおり、1位の時も2回ありました。まず自分自身がしっかり仕事をすること、同僚と仲良くすること、何をやろうとしても、他人を先に考えることを律して、これらができた前提で、真相を伝えることをしました。仕事場に入ったら、自分は一種の平和なエネルギーに包まれているように感じます。私は心からの親切さでお客さんと接しています。彼らのニーズを理解し、人それぞれの特徴を観察しながら、彼らに優しく話し、熱心なサービスをしたことで、お客さんからの信頼が増えました。すると、短期間でお客さんとの心の距離も近くなり、タイミングを見つけて真相を伝えられる話題に切り替えています。場合によっては連れの人までも皆三退できます。2016年〜2019年の三年間、私は三退させた人が約数千人にのぼりました。師父がご縁のある衆生を目の前に連れて来てくださったことに感謝いたします。

 2019年4月に仕事を辞めた後、大阪城で同修と協力しながら中国人の観光客に向かって真相を伝えていました。毎日ご縁のある人に出会い、数人から20人、30人に三退をさせています。2020年2月に急に中国人の観光客が来なくなりました。振り替えってみると、あの期間はとても貴重だったのだと認識できました。衆生を救い済度するチャンスを大切にしなければいけません。

 中国人の朝市で真相を伝え三退を勧める

 大阪の同修は2005年から、毎週日曜日に中国人の朝市で『大紀元時報』を配り始めました。コロナが発生した後、私はメディアの仕事をやりながら、日曜日にこの朝市に中国人向けに真相を伝え、三退を勧めました。

 ここに来る中国人は、様々な人がいます。真相を聞いてくれる人もいるし、人を罵る人もいます。「共産党がなければあなたたちもいないでしょう」、「どれぐらいお金が必要ですか」と言う人もいます。邪党の洗脳教育を受け、酷く毒害され邪党に希望を持っていない人もいました。新唐人と大紀元を見たことがある中国人は、考えがしっかりしていて、すぐに真相を聞き、三退に同意します。

 ある日、一人の老人と2才の女の子に会いました。会話から彼が病気を治すために日本にいる息子の家に来たことが分かりました。彼は肺がんを患っていました。ちょうどその時、A4サイズのチラシを持っていたので、病気を取り除く法輪功の効果を説明しました。この話を聞いた彼はすぐに顔色を変え、言わないでくれと直ちに断りました。天安門の焼身自殺はデマですよと説明したら、彼の息子に中断されました。その後、彼らに再び会い、今回は老人の息子の奥さんに「子供がとてもかわいいですね」と話しかけました。「お爺さんが日本に来て良かった、日本の病院で彼が救われました」と教えてくれました。すると、私が手にもっているチラシを見せました。「健康的な体を持つことは何より重要です。以前私はたくさんの病気を患いました。煉功した後、全部治りました。デマの宣伝を絶対信じないでくださいね」と更に説明しました。その後、仮名をつけてあげて、三退を勧め、心から彼女が無事であるこを願いました。ちょうどその時、彼女のご主人が現れました。彼にも話しけてみました。彼は前回の態度と一変して、優しくなりました。彼は党員であることも伝え、三退に同意しました。彼の心からの笑顔を見て、衆生が救われた後の喜びを感じました。

 熟成肉を販売する中年男性がいました。彼は三退に興味がないし、法輪功に対して更に理解しようとしません。中国人が真相を伝えることに対しても反感を持っています。私達は順番に彼と話し、だんだんと彼の態度が変わり、私達のことを友達だと認識してくれました。ある朝、彼がたくさんの大紀元新聞を配ったことを教えてくれました。私は心からこの生命に対して嬉しく思っています。

 会社を経営している一人の中国人がいます。彼が真相拠点で私を見ると、「あなたたちが長年でここで頑張っていることに感心しました。あなたたちがこんなに努力して、真面目で、あなたがもし私の会社で働いてくれたらいいなと思います。会社にはあなたたちみたいな人が必要です」と言ってくれました。私は彼に「パソコン関連の仕事をしているので、今後必要な時は言ってくださいね」と言って感謝の気持ちを表しました。そのような話を継続的に交わすことが自分への励ましになっていると感じました。私は睡眠が少ないため日曜日に起きれない時がありますが、怠けたいと思う度に、縁のある人が救い済度されるのを待っていると思い出し、衆生を救い済度する責任感と使命感で自分を支えています。「遅くても行かなければいけない、一人でも救われればいい」という気持ちで参加しています。

 結び

 師父の浩浩たる洪恩に感謝いたします。師父の弟子であることは、どれほど幸運でしょう。私は法のために、衆生のためにこの世に生まれたため、衆生を救い済度する足を止めません。弟子として、ただ精進して更に精進してこそ、誓約を実現し、圓満成就して師父に従い自分の家に帰ることができます。

 注:
 [1] 李洪志師父の詞:『洪吟五』の「再造」
 [2] 李洪志師父の詞:『洪吟三』「陰陽背反」
 [3] 李洪志師父の著作:『轉法輪』
 [4] 李洪志師父の詞:『洪吟』「実修」

 (2022年日本法会発表原稿)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/10/9/450537.html)
 
関連文章