死を待つ医師の身に起きた奇跡
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文/中国黒龍江省の大法弟子  

 【明慧日本2022年10月27日】張さんは黒龍江省のある病院の医師ですが、医師である彼女は、自分の病気に対して何も出来ませんでした。 関節リウマチを患っているため、一日中関節に臭い膏薬(こうやく:あぶら‐ぐすり)を貼っていました。慢性萎縮性胃炎、慢性大腸炎も患い、柔らかく煮込んだ麺類しか食べられず、肉まんや果物は食べられませんでした。油の多い料理を食べると吐き気がしてしまい、彼女の身体は強い風に吹き飛ばされる程、痩せ細っていました。神経衰弱になり夜はよく眠れず、慢性鼻炎で、よく頭痛に悩まされていました。

 痛みのために彼女は、いつもイライラし、よくカンシャクを起こしました。 張さんは、多くの病院を回り、多くの医者に診てもらいました。 彼女は北京の協和医院に1カ月半も入院したのですが、最終的に医師から 「どんな薬も3日間しか効かず、薬に対する耐性があるのでどうしようもない、家に帰ってゆっくり療養してください」と告げられました。

 人には生きたいという願望があり、張さんは家に戻ってからも漢方医を探しました。漢方医からも「身体の状態が悪く、これ以上薬による治療はできず、残された余命は数える程しかない」と言われました。 生きる望みを絶たれた彼女は、必死に民間療法を探しましたが、結果として同じ答えが返ってきました。

 張さんの身体の状態はますます悪化し、体重が30キロしかなく、まるで骨と皮でした。長期にわたる腹痛のために、足が曲がり、まっすぐに伸ばせず、歩くこともできなくなりました。 20日以上、水も飲めずご飯も食べられず、水を飲むと吐き出す状態で、死を待つばかりでした。 張さん本人も、誰もが彼女は死ぬのだと思い、死んで運び出されるのを待っていました。

 この絶望的な時に、張さんは幸運にも『轉法輪』という本に出会いました。張さんは本を開いて李洪志先生の写真を見た時、すぐに髪が逆立ち、何か冷たいものが髪の毛から伝わってくるのを感じました。頭のてっぺんから冷水をかけられたようにびしょ濡れになり、その冷や汗が背筋に沿って流れました、この状態がしばらく続くと、突然、彼女の頭がスッキリしたそうです。

 張さんはむさぼるように頑張って『轉法輪』の第一講を読み終え、眠りにつきました。 眠りから目覚めた彼女は、奇跡的に水が飲めるようになり、ご飯も食べられるようになったのです。大法は本当に素晴らしいと思いました。

 このようにして張さんは毎日、法輪大法の本を読み、20日後には足を組んで坐禅ができるようになりました。さらに数日後には足をまっすぐに伸ばし、立ち上がり煉功ができるようになりました。

 法輪大法が死の淵から張さんを救い、彼女に第二の人生を与え、崩壊寸前だった家庭を救いました。 その年の暮れには、張さんは仕事に復帰しました。

 今日まで張さんは元気に過ごしています。 以前、張さんの家計は治療費に費やされ、子どもたちの学費や生活費を借金していました。借金の返済ができないために、心が穏やかでない夫婦は離婚しそうになるまでよく喧嘩をしていました。 大法の修煉を始めた張さんは、心身ともに健康になり、借金を完済しただけでなく、家族のために小型車を購入し、今では家族皆が幸せな日々を過ごしています。

 地元の人々は、張医師が不治の病にかかり、痩せ細り死を待つ身でしたが、法輪功を修煉して完治したと言っています。法輪大法の奇跡を目の当たりにして、人々は大法の不思議さや素晴らしさを知りました。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/10/22/451033.html)
 
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