西安市の裁判官・権波蓉の違法行為
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 【明慧日本2022年12月7日】陝西省西安市在住の法輪功学習者・王華さん(49歳女性)は、法輪功を実践しているとして8月12日、蓮湖区裁判所から不当な審理を受けた。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 担当の裁判官・権波蓉は、王華さんの案件を処理する際の様々な法律違反の言動を暴露されたため激怒し、弁護士に報復したのである。

 王さんに対する不当な審理において、担当の裁判官・権波蓉による違法行為は以下の通り。

 1、裁判長として、王さんに審理出席の召喚状を送達せず、審理の日時と場所および法廷人員の構成を知らせなかったこと。

 2、審理の冒頭、弁護士は権に王さんの手錠と足かせを外すよう要求したが、拒否したこと。

 3、審理中、弁護士の王さんに対する質問を不当に中断し、弁護士が法律に基づいて弁護する権利を奪ったこと。

 4、審理中、弁護士はまた、裁判官が自分の話を中断したことを記録するよう書記官に求めたが、これも強烈に反対し、拒否したこと。

 5、審理の後、弁護士は王さんと直接会うことを拘置所に妨害されたため、王さんに会って委任状にサインしてもらうよう求めたが、再びこれを拒否したこと。

 6、権と検察官・陳博は、審理中に、案件に関するすべての証拠を検証する段階を経ず、裁判全体が違法であったこと。

 情報筋によると、裁判官・権は、王さんの案件を処理する際の違法行為を暴露されたため激怒した。そして、地方司法局と弁護士会に提出した訴状で、弁護士が法輪功はカルトではないと主張し、審理後、王さんに委任状にサインするように求めたことに対し、権は非難した。一方、権は王さんの家族も見つけ、その弁護士を王さんの家族が雇ったかどうか、その弁護士がいくらでこの案件を処理したかについて、尋問した。

 蓮湖区裁判所は、西安市で法輪功に関する案件を扱うように指定された3つの裁判所の1つである。他の2つの裁判所は、雁塔区裁判所と灞橋区裁判所である。王さんの案件のほかに、泉裁判官は、李雪松さん、馬蘊花さん、吕安敏さんの3人の学習者を裁いたことがある。このうち、馬さんは懲役9年の不当判決と2万元の罰金、吕さんは懲役3年の不当判決を言い渡された。馬さんに対する告訴の過程で、弁護士が蓮湖裁判所に行き、法律に従って案件ファイルのコピーを要求した時も、権に拒否されたと伝えられている。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/10/30/451296.html)
 
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