陝西省の劉春霞さんに、さらに3年6カ月の不当判決
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 【明慧日本2024年9月26日】陝西省西安市在住の法輪功学習者・劉春霞さん(56歳女性)は、法輪功を実践したため、2024年8月30日、当局に不当に懲役3年6カ月判決と1万元の罰金を言い渡された。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 事件の経緯

 2023年5月6日午後5時頃、劉さんは職場で鄠邑区(こゆうく)国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)、惠民路派出所、西安市公安局の国保の警官らに連行された。

 警官らによると、地元当局はサミットに先立って「一斉摘発」と呼ばれる作戦を実施していた。通常、特定の都市で開催される大きなイベントや政治的会合の前に、当局は法輪功学習者による迫害への意識の高まりと政権への「迷惑」を防ぐために、法輪功学習者に対する連行や嫌がらせを強化することが多い。

 警官らは劉さんを連行し、劉さんの家を家宅捜索した。その後、劉さんを西安市の蓮湖区拘置所に連行し、そこで尋問した。拘置所はその後、血圧が極めて高いレベルに達していた劉さんを勾留しなかった。その後、警察は劉さんを地元の安康病院に移送した。

 2023年6月13日、鄠邑区検察庁は劉さんに対する正式な逮捕状を発行した。

 7月18日、劉さんは安康病院から連湖区拘置所に移送された。

 8月中旬、劉さんの案件は連湖区検察庁に移送された。

 10月20日、検察官は劉さんを起訴し、劉さんは12月7日に連湖区裁判所で裁判にかけられた。

 2024年4月16日に2回目の審理を受け、2024年8月30日、劉さんは当局に不当に懲役3年6カ月の判決と1万元の罰金を言い渡された。

 過去に受けた迫害

 2001年10月、当局に懲役5年の不当判決を宣告された。

 2017年3月21日に再び連行され、2018年1月4日に懲役4年の不当判決を宣告された。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/9/1/481432.html)
 
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