文/河北省のある一般人
【明慧日本2023年1月29日】私は39歳、河北省の出身です。 ずっと昔、ある親しい知り合いが私に法輪功の真相を伝え、また、「心から謹んで『法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい!』と唱えれば、大難が来た時に命を救うことができる 」と教えてくれました。 しかし、法輪功がそれほど強い力を持っているとは信じていなかったし、一方で、自分はまだ若いから「大難」はまだ先のことだと思っていました。しかし、そんな私の認識が完全に覆されたのは、最近起こったある出来事でした。
一、 悪夢の始まり
2020年の夏、生理でもないのに出血があったので、夫に付き添ってもらい、県立病院で検査を受けました。 超音波検査で筋腫が3カ所みつかり、良性か悪性かは、手術をして腫瘍を剥離してからでないとわからないということでした。 その直後、医師から「入院して手術まで様子を見ましょう」と言われました。
入院した時の体温は36.3度で、入院してからは37.1度、37.2度、37度と微熱が続きました。 病院で輸液や注射、投薬や身体を冷やすなど、できることは全部やりましたが、体温は下がらず、医師からは「熱があるから手術はできない」と、何度も手術を断られました。 私たち夫婦はこのようにして病院で10日間過ごしましたが、当時はコロナの流行がかなり深刻だったため、仕方なく退院して家に帰ることにしました。
家に帰った後、私は脱力感があり、まったく元気がありませんでした。ある日の午後、私がベットで横になっている時、頭の中にある考えが浮かびました。子供の頃、占い師に「37歳になる年に大きな災難に遭う」と言われたことがありますが、今の状況がその「災難」に当てはまるのではないかと思いました。
その後から、私は悪循環に陥り、物事を悪い方向へと考え始めました。「私は不治の病なのだろうか? 私が死ねば、夫は必ず再婚するでしょうし、その時、私の子どもたちはどうなるのでしょう?」考えれば考えるほど、頭が痛くなり、いつ崩れてもおかしくない世界に自分を閉ざしてしまったのです。当時の私の症状は「誰にも、(食事も含めて)何にも興味がない」、「普段はただただ頭を下げて、自分を怖がらせることに没頭していており、時々、我慢できなくなると泣き出してしまう」のでした。
そんな中で、私にはっきりとしたわかる一面があると感じました。私はよくある光景を見ていました。例えば、石板のベッドに横たわる自分が見えましたが、どうしても目が覚めなかったり、黒い渦の中に自分がいて、どうしても引き上げられなかったり、あるいは、自分がたくさんの鎖に巻かれて血だらけになっているのが見えたりするなどです。
コロナの流行が少し収まった頃、夫は私を連れて北京安定病院(中国で最も優れた精神科治療が受けられる病院)に行きました。 2回の診察の結果、中程度のうつ病と診断されました。 医師は、病状が悪化すると考えられないような事態になることもあり得るので、家族に私の動きを常に観察するようにと言いました。それを聞いて夫は、黙って泣いていました。 彼は私のために最高の心理学者を探し出し、私の心を開こうとしましたが、すべて無駄で、北京で1ヵ月半滞在したのも、全て無駄でした。退院後、私は一人では生活できないということで、家から離れた夫の勤務先に一緒に行くことにしました。
二、夢から目覚めたように
2021年8月頃、以前私に法輪功の真相を話してくれた姉が、袋に包んだ電子書籍を持ってきて、夫に「自分で読めないなら、読んであげて」と言いました。 夫は真剣に聞き入れず、電子書籍を手に取るとベッドの上に置いて、仕事に行きました。そして、電子書籍は3日間、袋の中で静かに眠っていました。
ある夜の2時頃、私はいつものように夜中に眠れなくなり、ふと顔を上げると枕元から色とりどりの光が発していました。あまりの美しさに思わず探して、カバンを開けると電子書籍があり、早く電源を入れて『轉法輪』を読みたいと思いました。 読書中は、体と心がとても心地よくなりました。 この時、石のベッドの上で横になっている自分を見ましたが、今回は巨大な手が私を起こし、また渦の中にいる自分も救出されました。そして私は大きな柱に鎖でつながれていましたが、血だらけの体に黄色の光が差し込むと、瞬時に鎖が消えました。こうして、知らず知らずのうちに、私は明け方まで本を読んでいたのです。
起き上がった夫は、私が電子書籍を読んでいるのを見て、とても感動して大声で「法輪功は本当に素晴らしい! あなたの目はもうくすんでいない!」と言いました。 その言葉を聞いて、私の目からは涙が洪水のようにあふれ出しました。
それから、私は嫌なことを考えなくなり、毎日楽しく生活するようになりました。そして、最近は家政婦の仕事をするようになり、毎日充実した日々を送っています。
最近、法輪功を修煉している姉が明慧ネットについて話しているのを聞いて、私は感謝の気持ちから、大法で私に起きた奇跡について書き、明慧に送りました。
私と家族は全員一緒に跪いて、法輪大法の師父が私の命を救ってくれたことに感謝いたします。