歯が痛くなった時のこと
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 【明慧日本2023年3月6日】私はカナダで生まれました。今年で9歳です。去年のクリスマスの休みのとき、学校でスケートのイベントがありました。その日、ママはボランティアとして、イベントに参加しました。

 その日、朝起きてから、私は歯が少し痛かったのです。スケートをしているときに、歯がさらに痛くなったので、そのことをママに話しました。しかし、ママは私のことを気にせず、他のクラスメートのことばかり面倒を見ていました。

 昼食のとき、お弁当の中に数日前から残っていたビスケットに気づき、とても美味しそうに見えたので、口に入れて食べようとしました。しかし噛んだ瞬間に、歯がとても痛くて、思わず涙を流しました。先生は、私が苦しそうにしているのを見て、すぐに私を職員室に連れて行きました。そこで職員室の先生は、ママに電話して、私を迎えに来るように伝えました。その後、先生は私に氷をくれたので、歯を冷やしましたが、痛みが更にひどくなりました。

 しばらくすると、ママが迎えに来ました。車に乗るときに、ママは私に「歯医者に行く?」と聞きました。以前、歯が痛むことが何度もありましたが、1度も歯医者に行きませんでした。いつも、ママと一緒に学法し、発正念をすれば、歯の痛みがなくなっていました。

 私のおじいちゃんは歯医者です。おじいちゃんは修煉していません。パパも修煉していません。以前このようなことが起きたら、いつも病院に行くようにと言われましたが、私は1度も行きませんでした。今回ママにそう聞かれたのは、ママが私のことを心配しているのだと感じました。私は考えもせず、すぐにママに、「常人の方法では嫌だ、歯医者には行かない」と話しました。ママは、「いい子ね、じゃあマクドナルドで美味しいものを食べに行こう。そして家に帰って学法、煉功しよう」と言いました。

 驚いたことに、車が動き出すとき、歯の痛みが軽くなったと感じました。ママは、「最近精進していないのかもしれないね。師父の教えに従って、たくさん学法と煉功をすれば、歯が痛くなったときに、師父が面倒を見てくれるよ」と言いました。しばらくすると、歯の痛みがさらに良くなりました。ママのおかげで歯が痛くなくなったと思ったので、ママに感謝の言葉を伝えました。

 そしたらママは私に、次のように話しました。「うちに修煉する人がいるから、歯の痛みがなくなったのではなく、いま正念が出てきたから、歯の痛みがなくなったんだよ。さっき、常人の方法は嫌だと言えたのは素晴らしいことだよ。常人の方法にしなかったからから、師父は超常的な方法で助けてくれたのよ」

 マクドナルドを出たころ、私の歯はほぼ良くなりました。家に帰って学法、煉功して、さらに内に向けて探すことで、私はたくさんの執着を見つけました。

 まず、前日寝る前に歯磨きをしたあと、綿あめを見て我慢できずに食べてしまい、その後チョコレートも食べました。しかし、食べたあとに歯磨きをしていませんでした。食べることへの執着があります。それから朝になって歯が痛くなりはじめました。 

 また、スケートをするときスケートがうまいので、ママはあまり私を気にかけず、スケートができない他の同級生の面倒を見ていました。ずっと他の子供の面倒ばかり見ているので、私は大事にされていないと思い、親友とその男の子のうわさ話をしていました。その男の子は、まだおむつを履いているのが見えるので、笑いながらそれを馬鹿にしていました。それからまもなく私は氷の上でこけてしまい、足を痛めてしまい、さらに歯が痛くなったのです。私には嫉妬心があるので、人のことを馬鹿にしたり、口を収めないので、魔を招いてしまいました。

 今回の歯の痛みを通じて、内に向けて探すことで、私はまだたくさんの執着があると気づいたので、早く取り除けるように努力したいと思います。たくさん法を学び、たくさん煉功し、内に向けて探すようにして、師父の弟子になれるように頑張っていきます。師父のご加持に感謝の気持ちでいっぱいです。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/4/2/403282.html)
 
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