【明慧日本2024年5月11日】インドの地元25社のニュースメディアは、中国の法輪功学習者(以下、学習者)が「4.25平和的陳情」から25年を迎えたことを報じた。この日が現代史上、どのような意味を持ち、なぜ重要であり現代社会にどのような啓発をもたらすかを、読者に理解させることを目的として報じている。
マラーティー語の新聞「デイリー・バフジャン・サウラブ」の編集者は、より多くの編集者が「沈黙を守らない」ようにし、この重要な出来事に良心的な関心を寄せることを願っている。
「4.25平和的陳情」とは、1999年4月25日に1万人以上の学習者が北京の国務院信訪オフィスに平和的に陳情し、天津警察による無理な連行を受けた学習者の釈放を要求し、同時に当局に法輪功の書籍の合法な出版を許可するよう求め、学習者に合法な学習の環境を提供することを要求するものだ。1万人以上の学習者が参加した「4.25平和的陳情」では、始終誰もスローガンを叫ぶことなく、中国史上最大規模の平和的で理性的な陳情と称されている。しかし、その後の3カ月間、中国共産党(以下、中共)は事実を歪め、これを北京の中南海への攻撃と誤った解釈をし、1999年7月20日に法輪功への弾圧を開始した。この迫害は今も続いている。
地元メディア3社の『ニランター・インド』、『ヴィダルバ・キ・ダハド-インド』、『ソーシャル・レポーター・インド』 |
新聞編集者、多くのメディアが「沈黙せずに」と促している
4月25日、マラーティー語新聞「デイリー・バフジャン・サウラブ」の編集者サンドヤ・ラジュカルさんは、「4.25平和的陳情」25周年に関する記事を発表 |
2024年4月25日、マラーティー語新聞「デイリー・バフジャン・サウラブ」の編集者サンドヤ・ラジュカルさんは、「4.25平和的陳情」から25年を迎えるにあたり、記事を掲載した。彼女はより多くの編集者がこの重大な出来事に関心を寄せることを望んでいる。
彼女はこう言った。「なぜ主流メディアが、このジェノサイドに対して報道しないのか知りたいのです。沈黙することは、良心が失われたことを意味しませんか」
このマラーティー語新聞の読者であるムンバイの助教授のサンカルプ・ハドケさんは、「中国の無実の人々が信念を実践する権利を奪われていることに驚いています。私はこの行為を非難し、学習者を強く支持します」と述べている。
一部のメディアは過去に、法輪大法の身心修養や健康効果に関する報道を行ったことがある。また、インドの有名人が法輪大法を学習する物語も報じられてきた。「4.25」平和的陳情25周年を前に、インドの多くのメディアがこの歴史的な出来事を報じた。
これらのメディアには、以下の新聞やニュースポータルが含まれている。
1. 新聞: ライプル、ボーパール、デリーの「ロクマ」、北カンダンカーの「ウダイ・プラバート」、ムンバイの「デイリー・バウジャン・サウラブ」、アムラワティの「ヴィダルブハ・キ・ダハド」、ベウアーの「ニランタール」、チャティスガルの「深い覚醒」、カルカッタの「プラカシュ」、プラタップガルの「ヴリジ・ヴィムラ・ヴァニ」、カーンプールの「ソーシャル・レポーター」、およびレクノウの「アナンディ・メール」、プラカール・ヴィカース」、ユーグ・ヴァイブハヴ」
2. ニュースポータル: 「サマー・タイムズ」(ヒンディー語と英語)、「ザ・ファイア・ツー・ニュース」、「ピパリヤ・ピープルズ」、「ウッタル・プラデーシュ(UP)・プラス」、「シャンクナード」、「ラータサーブ」、「ニシュパクシュ・プラティディン」、「ニュース・ホーム・ライブ」、「スヴァスジ・ニュース」、「ナラヤニ・ニュース」、「コラー18」、「ニュース・インディア・ホスト」、「ュース・オブ・ファテプル」
北京「4.25平和的陳情」25周年を迎える中、インドの25の地方新聞とポータルサイトがこの歴史的な出来事を報じた4つのメディアである。 『プラカール・ヴィカス-インディア』、『アナンディ・メール-インディア』、『ロクマヤ-インディア』、『ウダイ・プラバット-インディア』 |
読者、「メディアは法輪功迫害の実態を報道」に称賛
北インドの主婦グルミートさんは、中共による法輪大法の中傷宣伝について非常によく理解している。一部の地方メディアがこの迫害を受けている信仰団体を支持し、学習者が中共による法輪功への持続的な迫害に対する人々の関心を喚起するのを助けていることを意識している。
グルミートさんは、「記者やメディアは事実を報道すべきであり、彼らが書く内容に関わらず、一般の人々は彼らを信頼しているので、彼らの責任は非常に重大です」
「インドは、信仰の自由と報道の自由を保障しています。インドのこれらの地方新聞が支持を表明しているのは素晴らしいことです。中国で起きているこの迫害は非常に深刻であり、本来ならば起こるべきではありません。世界各国の政府は、道徳的で伝統的な価値観を守り続ける信仰を持つ市民たちを大切にし、保護すべきです。彼らは人類と世界の希望です」と話した。
南インドの79歳の主婦マヤ・ラデシャムさんは、法輪大法の背景を知っている。なぜなら彼女の娘が学習者であるからだ。マヤさんは「これらの勇敢な編集者たちが事実を報道するのを手助けしてくれたことに非常に感謝しています。私は法輪大法を支持しています」と言った。そして、マヤさんは中共政権がこのように平和的な団体を扱ってきたことについて、「まさに非人道的です」と述べた。