レイバーデー・パレードで「真・善・忍」を伝える
■ 印刷版
 

 【明慧日本2024年9月7日】米国のレイバーデーとなった9月2日、メリーランド州でパレードが開催され、ワシントンDCエリアの法輪功学習者(以下、学習者)も参加した。

 エミー賞受賞のニュースキャスターが法輪功を紹介

 メリーランド州モンゴメリー郡ゲイサーズバーグでは、第86回レイバーデー・パレードが当日午前10時に開催された。このパレードは、市内で最も古い伝統の1つ。パレードは2.5キロ以上にわたり、法輪功のパレードでは数人の若い学習者がフロート(山車)の上で5セットの法輪功の功法を披露した。そして「法輪大法は素晴らしい」の歌に合わせた腰太鼓チームの演奏に合わせ、人々は拍手した。掲げた横断幕には中国語と英語で「法輪大法」「世界は真・善・忍が必要」と書かれ、学習者から法輪功の資料を急いで受け取る人もいた。

図1: 2024年9月2日は米国の労働者の日であり、法輪功学習者は米国の首都ワシントンに隣接するメリーランド州ゲイサーズバーグでの地域行進に参加した。

ゲイサーズバーグのパレードに参加した学習者

写真2-3: 米国ワシントン圏の法輪功学習者が山車の上で5セットの法輪功功法を実演している。

 フロート(山車)で5セットの法輪功の功法を実演する学習者

写真4~5:米国ワシントン圏の法輪功学習者で構成された腰鼓チームが楽しそうに演奏している。

演奏する腰鼓チーム

写真6: 「世界は真実、慈悲、寛容を必要としている」と書かれた横断幕を掲げた法輪功学習者がパレードの演壇の前を通り過ぎる。

「世界には真・善・忍が必要」と横断幕を掲げる学習者(演壇前)

 今年のゲイサーズバーグのパレードは、エミー賞とエドワード R. マロー賞を複数回受賞したWUSA 9-TVニュースアンカーのラリー・ミラー氏が司会を務めた。法輪功チームが演壇前を通過すると、ミラー氏はこう紹介した。「法輪功は、『真・善・忍』の原則に基づいた伝統的な精神修煉法で、心を落ち着かせる動作と坐禅を組み合わせたものです。定期的に実践することで健康を改善し、ストレスを軽減します。よりエネルギシュになり、心の平和を得て、道徳性を高めることができます。1992年に李洪志先生が中国で法輪功を公に紹介して以来、法輪功は世界100カ国以上に広まり、その書籍は40以上の言語に翻訳されています。詳細については、法輪功のウェブサイト (falundafa.org) をご覧ください」

写真7: 法輪功学習者はパレードに参加したベセスダさんに真実を説明し、法輪大法の真実を伝える資料を渡しました。

パレードに参加したミス・ベセスダに法輪功への迫害について説明し資料を渡した学習者

図8: 法輪功学習者は真実を明らかにする資料を地元の人々に配布した。

法輪功への迫害に関する資料を人々に配布

 メリーランド州議員 法輪功への迫害を止めなければ

図9: メリーランド州議会議員のニール・パロットは、パレードが始まる前に法輪功学習者と写真を撮った。

メリーランド州議会議員のニール・パロット氏(中央)

 メリーランド州議会議員のニール・パロット氏もパレードに参加した。同氏はメリーランド州下院議員を3期務め、現在は米国連邦下院議員に立候補している。中国における法輪功とその迫害についてよく認識しており、パレードが始まる前には学習者たちと写真撮影し、こう述べた。「中国だけでなく世界中で『真・善・忍』を広め、中国での法輪功への迫害を止めなければなりません。私は、世界中で人権のために立ち上がる皆さんを支持します」

 モンゴメリー郡議会議員 学習者への迫害を悲しむ

図10: メリーランド州モンゴメリー郡議会議員で元ゲイサーズバーグ市長のシドニー・カッツ氏は、パレードで法輪功学習者らと写真を撮った。

モンゴメリー郡議会議員で元ゲイサーズバーグ市長のシドニー・カッツ氏(左から二人目)

 モンゴメリー郡議会議員であり、ゲイサーズバーグ市長を16年間務めたシドニー・カッツ氏は、パレードが始まる前、参加していた数人の学習者に会った。その学習者のうち一人は中国で5回も不当に逮捕され、一度は懲役10年の判決を受け、拷問を受けた。別の学習者も不当に懲役3年半を言い渡され、会社の資産を没収され、従業員は解雇された。晩年は他国での生活を余儀なくされている。

 カッツ氏は、法輪功の学習を諦めなかったことで中国共産党(以下、中共)から迫害された経験を知り、衝撃を受けた。そして「皆さんが経験したすべてのことを、悲しく思う。皆さんがここに来てくれて嬉しい」と語った。

 カッツさんは学習者から法輪功の資料を受け取り、「『真・善・忍』は、素晴らしい言葉、素晴らしい言葉だ」と繰り返した。

 テレビプロデューサー 中共による生体臓器収奪のテレビ映画を作りたい

図11: テレビプロデューサーのステイシー・ゴールドスタインさんは、法輪大法のことを初めて聞いたと語った。

TVプロデューサーのステイシー・ゴールドスタイン氏(右)

 パレードを沿道から見ていたTVプロデューサーのステイシー・ゴールドスタイン氏は、法輪功のことを初めて聞いたという。そして学習者に「法輪功とは何ですか?」と詳しく質問した。

 ゴールドスタイン氏は、ディスカバリー・チャンネルのプロデューサーであり、フォックスニュースのアソシエート・プロデューサーも務めてきた。中国の学習者が中共に迫害され、信念を捨てなかったために生きたまま臓器を強制的に摘出されたと知り、こう述べた。「生きている学習者からの強制臓器摘出を伝えるTV映画を作りたい」

 ゲイサーズバーグ市民 私たちには「真・善・忍」が本当に必要

図 12: ゲイサーズバーグ在住のナタリアさんは、平和的な法輪功学習者を見て、法輪功についてもっと知りたいと思ったと語った。

ゲイサーズバーグ在住のナタリアさん

 ゲイサーズバーグ在住のナタリアさんは、レーバーデーのパレードのプロモーション・ビデオで法輪功について聞いたことはあったものの、学習者を直接目にしたのは今回が初めてだと言う。彼女は「彼らはとてもフレンドリーで、平和的で穏やかに見えます。彼らを見て(法輪功について)もっと知りたくなりました」と語った。

 「世界には真・善・忍が必要」という横断幕を見たナタリアさんは、「これは人々に平和とバランスをもたらしますね。地域社会では、人々がストレスなどを感じることもあります。彼ら(学習者)は平和とバランスをもたらしました」と語った。 

学習者から資料を受け取ったリンさん

 リンさんは夫と娘と一緒にパレードを見守った。リンさんは、家族が法輪功のことを初めて聞いたと語った。彼女は学習者から資料を受け取り、「すごいですね。法輪功のことをもっと知りたいです」と言った。

パットさん(左から1人目)とブレンダ・ディアスさん(右から1人目)

 モンゴメリー郡の学校教育に懸念を抱いているブレンダ・ディアスさんとパットさんは、学習者から法輪功について説明を受けた。二人は法輪功の「真・善・忍」の原則に強く賛同した。ディアスさんは「素晴らしいことです。私たちが注力すべきことですね」と述べ、「私たちはこのコミュニティを大切にしていますが、私たちには『真・善・忍』が必要です」と語った。

 テレビメディア業界で働くガイ・フェデリコさんは、パレードの終わりに学習者を見かけ、携帯で学習者のフロート(山車)の写真を撮った。フェデリコさんは「素晴らしい。彼らは平和的な人々の集団だ…フロートの看板に『真・善・忍』と書かれている通りだ。彼らはより良い世界、より良い中国、中国の自由をもたらしたいと願っている」と語った。

 フェデリコさんは、北京や重慶等の都市に行ったことがあるが、中国人は金もうけだけをしていて他のことに注意を払っていないのではないかと心配していたという。「中国にいたとき、お金を稼ぐことが全てだったと分かりました。しかし、そこに自由はありません、そうです、宗教の自由も信仰の自由もありません。そして、不幸な人がたくさんいました」

図15:2024年9月2日は米国の労働者の日であり、法輪功学習者は米国の首都ワシントンに隣接するメリーランド州ゲイサーズバーグで開催された地域パレードに参加した。写真はパレード終了時の法輪功学習者たち。

パレードを終えた学習者

 同日午前10時、メリーランド州ケンジントンでもレイバーデーのパレードが開催され、ワシントンから学習者が法輪功の素晴らしさを届けようと参加した。 

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/9/3/481524.html)
 
関連文章