遼寧省撫順市の78歳の孫文穏さん 刑務所に送られる
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 【明慧日本2025年3月26日】遼寧省撫順市の法輪功学習者・孫文穏さん(78歳女性)は、2022年5月、撫順市公安局東洲分局龍鳳派出所の警官に連行された。その後、「保釈」で帰宅した。2023年5月、孫さんは撫順市東洲区裁判所から秘密裏に懲役4年、罰金1万6000元の判決を言い渡された。今年3月中旬、孫さんが遼寧省女子刑務所に送られたことが判明した。

 孫さんは、撫順市東洲区に住んでおり、1996年7月に法輪功を学び始め、「真・善・忍」の基準に従って自分を要求し、心身ともに恩恵を受けてきた。 法輪功を学ぶ前、孫さんは気管支炎、婦人病などの病気に苦しんでいたが、法輪功を学んだ後、これらの病気は薬を飲まずに完治し、多くの悪い習慣を捨て、性格もよくなった。どこでも人に親切で、他人を優先し、隣人とも非常に良い関係を築いた。

 2022年5月17日、孫さんは撫順市東洲区茨溝の大市場で人に法輪功迫害の事実を伝えた時、撫順市公安局東洲分局龍鳳派出所の警官に連行された。警官は孫さんの家を家宅捜索し、法輪功関連書籍を押収した。警官は孫さんに署名させ、家族に8000元を支払わせた。翌日深夜、孫さんはいわゆる「裁判保留の保釈」で解放された。

 帰宅後、孫さんは警官から繰り返し嫌がらせを受けた。法曹関係者らは裏操作で、孫さんに濡れ衣を着せるため、いわゆる「証拠」収集し、判決を下そうとしていた。その後、警官は孫さんに対し、2022年8月8日に起訴するから出頭するよう通告した。

 孫さんは起訴された後、裁判所から「2022年9月15日に撫順市東洲区裁判所で審理を行う」と通知を受けた。そして、孫さんは迫害を避けるため、放浪生活を余儀なくされた。しかし、その後、放浪生活している孫さんは警官に連行され、撫順市(南溝)留置場に拘留された。

 2025年3月中旬、78歳の孫さんが遼寧省女子刑務所に送られたことがわかった。

 2023年5月、孫さんは撫順市東洲区裁判所から懲役4年、罰金1万6000元の判決を受けた。 判決を受けた後、孫さんは刑務所に送られたが、身体検査で基準に達していなかったので、入所しなかった。その後、孫さんは留置場に連れ戻され、拘禁された。

 以下は過去5年間、撫順市東洲区裁判所から判決を言い渡され、遼寧省女子刑務所で迫害された70歳以上の高齢女性の事例である。

 撫順龍鳳鉱山の元従業員の王彩雲さん(72)は、数回にわたり拘束され、2回にわたって労働教養を科された。2023年3月4日に再び連行され、撫順市(南溝)留置場に拘禁された。 2023年9月11日、王さんは撫順市東洲区裁判所に懲役4年、罰金1万6千元の判決を言い渡され、遼寧省女子刑務所に送られた。

 撫順市新撫区千金街道の法輪功学習者・朱雅芬さん(76)は、数回拘束され、労働教養処分1回、実刑判決1回を受けた。2023年2月1日、再び連行され、撫順市(南溝)留置場に拘束された。2023年9月上旬、朱さんは撫順市東洲区裁判所から懲役3年、罰金1万8千元の判決を受け、12月28日に遼寧省女子刑務所に送られた。

 撫順市東洲区龍鳳地区の法輪功学習者・孫彦智さん(82)は、2020年1月9日に連行され、撫順市(南溝)留置場に拘禁された。2021年下半期、孫さんは撫順市東洲区裁判所から懲役5年、罰金1万元の判決を受け、同年に遼寧省女子刑務所に収容された。

 撫順市東洲区の法輪功学習者・王洪香さん(84)は、2019年10月5日に連行され、撫順市(南溝)留置場に拘禁された。2021年8月、王さんは撫順市東洲区裁判所から懲役5年、罰金2万元の判決を下され、同年に遼寧省女子刑務所に送られた。

 撫順市東洲区平山街の法輪功学習者・趙玉蘭さん(84)は、洗脳という迫害を受けたことがあり、累計9年半の懲役刑を受けた。2019年10月5日に再び連行され、撫順市(南溝)留置場に拘禁され、9日目に体調不良の症状のため釈放された。2020年10月、趙さんは撫順市東洲区裁判所に懲役5年の判決と罰金1万元を言い渡された。2021年1月、趙さんは遼寧省女子刑務所に送られた。

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2025/3/23/491926.html
 
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