大連での師父の説法に参加した追憶
■ 印刷版
 

文/中国大連の大法弟子

明慧日本2010年8月17日)師父は三度、大連にいらして法を説かれたことがあります。私は幸いに後の二回に参加することができました。1994年7月1日、ある気功愛好者のおばさんから二枚の法輪功学習会のチケットを渡され、私はそれを他の人に渡しました。なぜなら、その時の私は法輪大法について全く知らず、ただそれを一般的な気功だと思っていました。二日目に、そのおばさんは私がその二枚のチケットを他人に渡したことを知り、私に「たとえあなたが十万円を払ってもそのチケットを買えることもできないのに」と言いました。私はその場で呆然として、とても後悔しました。彼女は私に、始まる前に早く行って、キャンセルした人がいるかどうかを見に行ったほうがいいと教えてくれました。彼女の言うとおりに大連自動車体育館に行き、大声で「誰かチケットを持っていませんか? 誰かチケットを売ってくれませんか?」と叫びましたが、結果、誰も私に声をかける人はいませんでした。

 ある掃除婦が(おそらく長年修煉している学習者)、私が急いでいるのを見かけて私に新しい学習者か古い学習者かと聞いてきました。何度も聞いてきましたが、わけが分からない私は答えられませんでした。彼女は私に、師父が気を遣ってくださり、古い学習者はチケット半額、新しい学習者なら無料だと教えてくれました。最後に彼女はチケットを三枚売ってくれました。

 私はこの聴講する機会をとても大切にし、とても精神を集中させました。第三講になり、誰もが、こんなに素晴らしい師父がいることは本当に幸運だと思いました。そう思うと、師父は壇上でこうおっしゃいました。「私は独学で真に修煉する者をも含めて、すべての学習者を弟子として導いています」その時、雷のような大きい拍手が起こり、私の手も拍手で赤くなりました。

 以前、私は病気を治すためにたくさんの他の気功をやりましたが、治りませんでした。しかし今回、この学習会に参加し、何度か聴講して、私の体のすべての病気が治りました。過去の喘息も、足の関節が不自由なのも、胃の病も全て治りました。自転車に乗ると誰かに押されているようで、階段を上がるときに足も痛くなくなり、まさに一つも病がなく、体が軽い感覚を味わいました。私はとても感謝しています。時々自然に涙が出るのです。

 学習会が終わったその日、私は自分の感謝の気持ちを表すために、貴重な精巧な玉の仏像を作らせ、師父に贈ろうとしました。責任者に渡そうとしたとき、彼女は受け取ってくれませんでした。当時は悟性も悪く、ただ感謝したいだけなのに渡せないと聞いた途端に、その場に座り込んで泣きました。後になって、師父が礼を受け取らず、学習者からのお金も受け取らないのだと知りました。

 大法を修煉してから私の世界観も変わりました。人は返本帰心しなければならないことを知り、大法の素晴らしさも知りました。1994年12月29日、師父の第二回大連体育館での説法で、私は20枚ほどのチケットを買い、友達や親戚にあげました。体育館には6千人ほど座れますが、たった二日でチケットはすべて売り切れました。30日の夜、師父は家族と一緒に大連を出て北京へと飛びたたれました。

 師父を迎える学習者たちが多すぎたのか、空港の保安の人は、国家の幹部が来てもこんなに壮観ではなかったと言いました。だから、今回師父が北京へ行かれることを学習者たちに教えなかったのか、たった十数人だけが行って、偶然なことに私も行きました。空港で師父は、私たち一人ひとりと握手をしてくださいました。師父が飛行機の中に入られたとき、学習者たちがフェンスの外側で大声で「無事に付きますように、師父はまたいつ戻られますか?」と叫びました。ドアが閉まり、私たちと同じ煉功場の4人も帰らずに外で待っていました。飛行機が飛び立ち、見えなくなるまで見送り、私たちは帰りました。

 あの機会を思い出すと本当に幸せで、大切だと感じました。時々、私は当時、師父にお会いした中国本土の同修たちはどんなに幸運だったのか、今、皆さんはどうしているのかと考えます。私たちが再び師父にお会いしたらどんな気持ちでしょうか? この縁を大切にしましょう。師父を思い、我々がみな精進することを願い、たくさんの人を助け、師父の早く帰ってこられることを待ちましょう!

 
(中国語:http://search.minghui.org/mh/articles/2010/7/23/227361.html)
(English: http://www.clearwisdom.net/html/articles/2010/8/14/119243.html)     更新日:2012年1月11日
 
関連文章