【明慧日本2012年1月18日】アメリカ神韻芸術団は1月5日から8日にかけて、モントリオール芸術センター・メゾヌーブ劇場(Theatre Maisonneuve)で、5公演を行った。新年の始まりに、「北米の小パリ」と称されるカナダ・モントリオールの市民は早くも再び、神韻芸術団の高い芸術性と奥深い哲理に魅了された。訪れた多くの観客は「神の舞」の素晴らしさを全身で受け止めて体験したと話し、さらに華人・華僑の観客達は、神韻が表現した中国伝統文化の内包により、生きる意味をより深く理解できたという。約6千6百人が鑑賞に訪れた。
現地の主催者によると、5公演の入場率はすべて99%を超え、初回公演のチケットは開演の数日前にすでに完売し、残りの公演のチケットもほぼ完売したという。またチケットコールセンターには、同じ時間帯のチケットであれば、家族が離れて座っても構わないとの声も多く寄せられた。
西洋人「これは美と美徳の享受である」
ワシントンのあるダンス雑誌のベテラン記者だったフーバー(Andreya Huber)氏は鑑賞後、感動を抑えきれず大声で「大変素晴らしかった!」と賛嘆した。
フーバー氏は、バックスクリーン上の映像がダンサー達の動きとぴったりと一致していることや、ダンサー達の高度の技と優雅な動きにも驚きを隠せなかった。そして「非の打ち所は全くなく、皆が一度は必ず観るべきだ」と絶賛し、歌や舞踊に「美徳は必ず災難に勝つ」という主旨があると感じ、「神韻公演は美と美徳の享受である」と、神韻の芸術性と社会における価値を高く評価した。
ケベック州の州議会の議員・キャロル・ポワリエ氏
5日夜の公演を鑑賞した州議員・ポワリエ(Carole Poirier)氏は、「神韻は多くの平和的なメッセージを伝えています。このメッセージは当州の市民にとって、とても価値のあるものです」と称賛した。
華人「神韻は心から観客の事を思っている」
6年連続で神韻を鑑賞し続けてきた華人・劉さんは7日午後の公演を鑑賞した後、、自らが神韻を毎年鑑賞し、毎年強い感動に包まれる理由を、今年ようやく分かったという。劉さんは「神韻は人間に正しい生きる道を教えており、観る人が良い人間になれるよう心から願っているからです。さらに、アーティスト達は皆、真心を込めて全身全霊でそれを伝えています。だから毎年観たくなるのです」と説明した。
また、中国本土からの移民や親戚訪問などでカナダに来た中国人観客達は神韻を鑑賞後、「神韻は真の中国伝統文化を再現した」「魂は束縛から解放され、身も心もとても安らかな気分だ」「中国国内にいるとき、家で密かに神韻DVDを観るしかできなかったが、海外に来てようやく会場で観られて感激しました! 長年の願いを叶えることができました」「神韻をいくら賛美してもその華麗さを言い尽くせません!」などの様々な賛辞を残した。彼らは、神韻が中国国内でも上演できることを切望していた。