文/中国の大法弟子
【明慧日本2012年1月26日】私は妻との関係をいかに良く保つかを例に、法理から認識した過程を皆さんと交流したいと思います。一つには、『転法輪』など師父の説法と常に照らし合わせること、二つ目は、明慧ネットで発表された類似問題の修煉体験談をよく読むことです。
まず、妻との生活の中でトラブルが起きないことはあり得ません。私たちは常に人と共に生活しているので、人として、すべての人は完璧ではあり得ません。トラブルがあるのは極めて当然です。しかし、自分の内に向けて、自分のどこが法に符合していないのかを探し、そして、それを取り除くべきです。私心、不平不満、家族などへの配慮が足りないなど、いずれもトラブルの中で発見し、克服しなければなりません。ただ注意すべきことは、これは個人の修煉であり、法を正すこととは違います。たとえば、もし妻が自分のせいで中共当局に捕らえられ、収監されて迫害を受けたと言うならば、注意しなければなりません。なぜなら妻の背後で、旧勢力がコントロールしている可能性が極めて高いからです。
私たちは迫害など認めません。なぜなら師父と大法は迫害を按排されないからです。さらに、妻が迫害のことを口に出したことは、旧勢力が修煉者の漏れを理由に、法を正すことを妨害しているからであり、もちろん修煉者としてはまず内に向けて探して漏れを取り除き、次に法をもって図るべきです。少しの漏れで警官に身柄を拘束されるのは、人間社会としても理不尽であり、法理にも符合しないことです。決してそれを受け入れるべきではありません。私は以前、心性の修煉と旧勢力への発正念を重視しなかったため、洗脳班で迫害を受けたことがあり、これはとても重い教訓となっています。
しかしながら、妻を恨んではなりません。妻にこんなに良くない考えがあったからこそ、旧勢力に利用されたとはいえ、落ち着いて善念もって、常人の言葉で法理を妻に話して聞かせ、誤った認識を正すべきです。妻自身の良くない思想が何らかの作用を起こしたのではなく、背後にいる旧勢力が作用をしていたのです。以前、私はこの点について認識しておらず、妻と言い争っていたのは、常人の心で対処していたためで、旧勢力に迫害の口実を与えてしまい、自分と家族に損失をもたらしたのです。
もし家族との関係を良く対処できなければ、修煉者が迫害を受けたり、家族が旧勢力に利用されたりするなど、これらは法に対して罪を犯していることです。ある法輪功修煉者が不法に逮捕された後、その妻もがんを患って亡くなったと聞きました。これは普段から、この夫婦がトラブルから抜け出せず、結果的に2人とも旧勢力に迫害されたのだと思います。
一方で、法輪功修煉者は法に基づいて向上する必要があり、また一方で修煉者の家族は、修煉者が最も安全でいてほしいと思うならば、真相を伝えることを阻止すべきではありません。修煉者が法をよく学び、普段から安全に注意し、しっかり真相を伝えるように促すべきです。私は以前、学法、発正念が良くできておらず、人心で問題を見ていたので、家庭の魔難を突破できませんでした。今は心して、三つのことをしっかり行っています。心はとても落ち着いて安定しています。本当に難しいことは心の中にあり、外にはありません。修煉者にとっても、その家族にとっても同じ道理なのです。