【明慧日本2012年1月30日】
尊敬なる師父こんにちは、同修の皆さんこんにちは
私は自分の修煉における体験談を書き出して、皆さんと交流したいと思います。間違いがあればご指摘お願いします。
家の中で自分を着実に修める
大法は私に健康な体を授け、今年59歳になっても買い物、料理、洗濯、片付けなどのすべての家事は私一人がやっています。夫は私より2つ年下ですが、解雇されてからずっと仕事に就かず、毎日マージャンをやったりして遊んでいます。あるとき冗談のつもりで「あんたは本当にラッキーだね。仕事しなくても養ってくれる妻がいるからね」と言うと、夫は直ちにソファから立ち上がって手に持っていた新聞を強く地面にたたきつけ、罵り始めて私を殴りかかろうとしました。これを見て私は驚きましたが、我慢しました。しかし私が言ったことは事実です。夫は8年間仕事に就かず、まだ50過ぎなのに全く仕事をしません。もし法輪功を修煉していなかったったら絶対こんな夫は許せません。言った内容は事実なのに、なぜ罵るのか? あなたを養っているのに、あなたにいじめられるなんて、と私は思いました。夫のためにいろいろな仕事を紹介したが、給料が安いとか、遠いとか、とにかくいろいろな理由をつけて仕事に就こうとしません。
私はよく自問します。自分には利益への執着などがあるのでしょうか。夫が仕事をしないのは前世の借りかもしれません。我慢しようと思いました。しかし息子は28歳になります。そろそろ結婚する年なのに、ちっとも息子のことを考えてくれません。私は毎月の給料から200元を夫の保険にかけています。月によっては家族間の行事などにあたれば私の1000元の給料はあっという間に消えます。苦をなめるのは良いことと知っているとはいえ、私は普段から化粧どころか、数年間経っても着ている服を変えていません。しかし毎年、夫のために新しい服と革靴を買ってあげます。夫の革靴は200元超えますが、私がずっと履いている靴は50元もありません。節約するため、私は毎日非常に遠く離れたスーパーで買い物をしています。夫は毎日テレビを見て、茶碗を洗ってくれることすらありません。何より、夫はマージャンで8000元の借金をして、私に金をくれと言ってきました。毎回もう今後はやらないと言いますが、そのたび借金を負って金を出すように言ってきます。
夜、横になってから私はずっと眠りにつけませんでした。借りを返すのは宇宙の法理です。金に触れると心が動じていいのでしょうか? 「修煉者として、必ず修煉者のやり方、修煉者の考えで物事を考えなければならず、決して常人の考えで物事を考えてはいけません。あなたがぶつかったいかなる問題も単純なことでも、偶然なことでもなく、常人の中の問題ではありません。必ず修煉に関係があり、あなたの向上に関係があるのです。(『ロサンゼルス市法会での説法』)」と師父はおっしゃっていました。師父の説法は私を呼び覚ましました。私の考えはいずれも常人の角度に立って考えていないでしょうか? 修煉者は家族に対してすら許せないのなら、他の人に対してもっと許せないのではないでしょうか? もし自分にこのような良くない心がなければ、きっと夫はとっくに良くなっていることでしょう。私は分かりました。常人は修煉者にとって間違いはありません。間違ったのは自分自身を修煉者としてみなせないところにあります。内に向けて探せば、解決できます。そう思って私は翌朝早く8000元を取り出して借金を返すように夫に渡しました。
夫が家を出ると、私の涙は止まりませんでした。8000元は私のような者にとっては大金です。普段は節約してばかりいましたが、お金とモノへの執着を放下できたと思っていました。しかし、いざ本当に失うとどうしても自分がかわいそうに感じてなりません。特に、夫に罵られる場面を脳裏に浮かばせるたびつらくなります。
私は我慢できましたが、心はまだ完全に放下できず、「涙を飲んで忍耐した」という状態に留まっています。8000元を失ったのは私に世間のすべてを放下させるためです。得るものは必ず失わなければなりません。人間世界で失ったが、他の空間では得たのです。
夫とは普段落ちついて日々を過ごしていますが、普段を思い返せばいつも夫をしのいでいました。何事も自分が決定権を持っていました。家にいては自分を修煉者としてみなせず、外に行くとあたかも自分が非常に精進しているかのように法理を語ります。考えてみれば自分を良いように見せびらかしているだけであり、家庭を修煉の環境としてみなせていなかったのです。
これらの良くない心を見つけ出してから、夫との仲がよくなりました。トラブルになっても夫は先に自分が悪いと言い出します。私もその都度自分の内に向けて探します。大法は本当にすばらしいです。自分をしっかり修めれば周りの環境も自ずと変わります。特に夫の大法に対する態度が大きく変わりました。公の場では誰かが大法の悪口をいうと、夫はいつも立ち上がって「黙りなさい。あなたは法輪功を知っていますか?知らないならでっち上げないでください」と強く反撃します。その人は「ごめんなさい。あなたのことをさしていません」と急いで謝りました。
(続く)
(明慧ネット第8回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)
(English: http://www.clearwisdom.net/html/articles/2011/12/14/130093.html) 更新日:2012年2月28日