【明慧日本2012年2月16日】1999年7.20以降、江沢民氏集団を筆頭とする中共(中国共産党)当局は、自国内の法輪功修煉者に対し、激しい弾圧を行い、この卑劣な弾圧政策のもとで警察や司法部門、当局の悪意ある宣伝を信じた人が法輪功への迫害に加担し、迫害の規模を拡大させている。また、憲法を無視して修煉者への迫害に加担する610弁公室は、法律上、正規の組織として登録されておらず、中共の中央政府機関により私的に設立されたものである。当局の法輪功への弾圧政策のもとで、610弁公室は本質的に地下組織でありながら、公安局、裁判所、検察庁、マスコミを統制する上級部門として暗躍している。その組織の本質は、ナチス・ドイツの秘密警察・ゲシュタポとまったく同じである。下記は、河北省衡水(こうすい)市610弁公室が行った、現地の一部修煉者に対する迫害の真実の状況である。
迫害が始まってから12年来、衡水市610弁公室は現地の修煉者に対し、嫌がらせ、監視、脅迫、尾行、連行、不当捜索、恐喝、暴行、虐待、拷問、家財の没収など様々な迫害を行い、修煉者を刑務所・労働教養所・洗脳班・留置場などの収容施設へ送り込み、暴行や拷問などを繰り返し行なった。また彼らの家族も当局から迫害を受け、家族全員が甚大な苦痛を強いられ、離婚や放浪生活をせざるを得なくなるなど、多数の家庭が崩壊した。一連の迫害により、現在までに少なくとも74人の修煉者が命を失っている。地域別の死亡者は以下のとおりである。
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桃城区:安秀坤さん、肖新改さん、楊雲さん、楊兆祥さん、文加珍さん、劉桂芳さん、種存傑さん、斉振貴さん、安淑格さん。
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武邑県:王冬梅さん。
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阜城県:劉秋生さん、王素蘭さん、張秀嶺さん。
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安平県:張建勛さん。
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冀州(きしゅう)市:李会民さん、李金秀さん、史各景さん、王通貴さん、王青菊さん。
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景県:柳連義さん、王景芳さん、孫淑英さん。
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深県:劉新允さん、劉富瑟さん、趙金旺さん、位小蓉さん、張春条さん、耿翠芬さん、慶長さん、張心慧さん、貴芬さん、趙書卷さん、田增勤さん、康小蓉さん、郭敬哲さん、李君平さん、柴宗庫さん、楊艶温さん、張大宗さん、郡強さん、王邵民さん、瑞琴さん、書輝さん、郝君衛さん、尹根旺さん、賈敬さん、孫大拽さん、魏書果さん、李振同さん、張秀和さん、単万長さん、宿新月さん、張增奎さん、楊小穏さん、任小仇さん、楊杏田さん、程小珍さん、李小蘭さん、鄭念節さん、孫玉章さん、李佔立さん、張彦宏さん、張金爽さん、張秀清さん、孫中懐さん、張之泉さん。
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棗強(そうきょう)県:李俊英さん、張桂根さん。
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故城県:劉恩芳さん、張金紅さん、王翠芬さん、姜桂賢さん、賈秀順さん。
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饒陽(じょうよう)県:朱志生さん。
以下は2007年、衡水市に在住の法輪功修煉者が当局から受けた各種迫害における被害者人数の統計である。
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不当判決を受けた人:61人。
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労働教養を受けた人:481人。
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不当拘禁を受けた人:4272人。
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悪質な洗脳を受けた人:222人。
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不当な呼び出しを受けた人:6509人。
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強盗や不当罰金、恐喝による被害額:4,188,587元(日本円で約5200万円)。
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不当連行を受けた人:1317人。
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不当な家宅捜索を受けた人:790人。
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不当な指名手配を受けた人:59人。
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嫌がらせを受けた人:3608人。
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放浪生活を余儀なくされた人:150人以上。
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迫害により離婚せざるを得なくなった人:5人。
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給料の支払い停止を受けた人:21人。
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無断解雇及び無断停学を強いられた人:14人。
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迫害により行方不明になった人:3人。
上記のように、中共当局が中国の各地域で行っている各種の迫害は、自国内の人々や国際社会から非難され、現在、世界中の正義ある人々は続々と立ち上がり迫害に反対している。未だに中共の弾圧政策のもと、彼らに利用されている警察などの司法部門に対し、修煉者への迫害を一刻も早く停止するよう呼びかける。また、法輪功修煉者が受けた被害の真実状況を報告し、一部の統計情報を掲載し、修煉者が受けた残酷な迫害を暴露することで、今後も中共の邪悪な本質を暴き続けていくことをここに告示する。