神韻東京公演 純粋な中国伝統文化を表現(写真)
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 【明慧日本2012年2月19日】2月11日午後4時、ニューヨークに本部を置き、世界各地で巡回公演を行う神韻芸術団は成田国際空港に到着した。2月14日午後、東京国際フォーラムには各界から多くの人々が集まり、神韻公演を楽しんだ。

今回の神韻東京公演は、公演開始の72時間前にようやく、会場との契約が成立したため、開催が危ぶまれていたが、当日は予想以上に多くの観客が鑑賞に集まった。

 大震災後、初の神韻公演

3.11後、東京で2012年神韻公演が行われた

 2月14日の東京公演は、アジアにおける今年初めての巡回公演であり、神韻ニューヨーク芸術団が東京国際フォーラム・ホールCで公演を行った。神韻は毎年、斬新な演目で中国5千年の純粋な伝統文化を表現しており、米国やカナダ、台湾などの国では非常に高い評価を博している。

 2年ぶりの公演、政界から祝辞が寄せられる

2年ぶりの神韻訪日に日本の大物政治家と芸術家の方々が次々と祝辞を寄せる

 神韻芸術団が日本を訪れたのは2年ぶりである。去年は3.11の大震災と大津波の影響で、予定されていた公演は中止となった。東京都知事の石原慎太郎氏、海部俊樹元首相をはじめ、多くの政治家の方々が、神韻公演の成功を励ますメッセージと祝辞を寄せた。下記はその一部。

 石原慎太郎東京都知事:「公演は、中国古来の伝統文化を創作のテーマとし、伝統芸術の継承を目指し、ニューヨークを始め、世界各地で上演されていると伺っております。メッセージ性の高い優れた舞台芸術である神韻芸術団の日本公演は、見る人に大きな感動を与え、伝統や文化の大切さを感じてもらえるものと思います。結びにあたり、公演のご成功と皆様の一層のご活躍を祈念し、私の挨拶といたします。」

 海部俊樹元首相:「今日までの実績と高い芸術性を誇り、メッセージ性に優れた神韻芸術団のご活躍は近年の時代の大きな流れの中で、更にグローバル化し、活躍の範囲並びにその機会も大幅に拡大していると推察いたしております」「国境を越え、互いの伝統文化、芸術を通じて理解し合うことは、大変意義深いものであります」

 剣劇女優の浅香光代さん「神韻が日本に来てくれて嬉しい」

浅香光代さん(ネット写真)

 日本の芸能界の著名な剣劇女優・浅香光代さんは、神韻を鑑賞後、感激のあまり思わず拍手をしてしまったという。浅香さんは今年、神韻がやってくると聞き、とても嬉しく感じたと語ってくれた。

 去年、2011年の3.11の後、神韻日本公演は中止になった。その時、浅香光代さんはとても残念な気持ちになったという。浅香さんは最後に、神韻を応援し、地震に負けずに頑張るという意気込みを熱く語ってくれた。

 画家夫妻、神韻の表現する純粋な中国伝統文化を絶賛

画家「神韻は純粋な中国伝統文化です」

 2回目の神韻鑑賞となる画家の孟さんは、「初めて見た時の印象が深く残っていますが、今回は博大書店から東京公演の情報を知り、すぐに2枚のチケットを手に入れることができました」と語った。「芸術的にも、技術的にも、また表現された内容は全て完璧であり、大勢の芸術家たちの知恵が融合されて力強い正のエネルギーを感じました」と語った。

 孟さんは更に、「神韻は中国の伝統文化を継承してくれました。神韻がなければ中国の伝統文化は跡形もなく消えてしまいます。なぜなら、中国で数千年の間継承されてきた伝統文化は、ほとんど中共によって消滅させられたからです。現在、中国で真相を語る人はとても少ないです。なぜなら、誰かが真相を語ると、酷い目に遭わされるからです。真相を言えば逮捕されてしまうので、中国では現在、嘘を言う人ばかりになってしまいました。嘘は繰り返されるうちに本当になってしまいます。恐ろしい社会です」と語った。

 プロのピアニスト「中国楽器の不思議さに驚いた」

 心奏さんはプロのピアニストであり、神韻芸術団の戚小春さんが演奏する、二胡の曲に心を奪われてしまったという。心奏さんは、戚小春さんの奏でるメロディに希望の光を感じたと話してくれた。

 中国共産党の妨害

 中国共産党は国内で伝統文化を弾圧しており、中国の真の伝統文化が広まることを好まない。そのため、世界各地の中国大使館や総領事館は、神韻公演に対して様々な方法で妨害を行っている

 例えば、関西地方のサンテレビは2007年から、神韻公演の後援となったことで、中共から脅迫を受けていた。2008年、サンテレビは中共から脅迫電話を受けたが、中共の要求を拒否したという。2009年、中共は領事館の職員をテレビ局に派遣し、再び神韻の宣伝をやめるように迫ったが、サンテレビ側は会議を開き検討した結果、引き続き宣伝を継続することを決定した。

 2008年に神韻が大阪のNHKホールで公演を行った際も、駐大阪総領事館は脅迫の電話をかけ、NHK関連の放送内容で神韻を宣伝しないよう圧力をかけていたという。他にも、関西「産経新聞」や大阪放送は2007年と2008年の神韻公演の後援団体だったが、いずれも中共から脅迫を受けた。

 神韻関西公演実行委員会のメンバーの1人である呉敏さんは、「2007年の時点で、兵庫県尼崎市での神韻公演の時にも、中共大阪在駐総領事館が兵庫県知事に電話を入れ、『神韻を見てはいけない、宣伝してはいけない』と脅迫し、地元にも虚偽の情報を発信して地元の後援団体を脅していました」と語った。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/2/17/253161.html)     更新日:2012年3月6日
 
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