法輪功で健康になった女性障害者 刑務所で迫害される
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 【明慧日本2012年4月5日】雲南省の法輪功修煉者・郭伶さん(55歳女性)は昆明市土産会社の元職員。郭さんは1997年4月から法輪功を学び始め、知らないうちに患っていた病気が治り、健康になった。

 郭さんは生後9カ月の時、小児麻痺と診断され、片側下肢に障害を残した。20代から、脳腫瘍、鼻炎、目の腫れ、口腔潰瘍、乳腺の増殖、頚椎症五十肩、胃腸不調、尿毒症、血便などを患い、いろいろな治療法を試したが、効果はなかった。

 1997年4月のある日、郭さんは近隣のお年寄りから法輪功を紹介してもらい、それがきっかけで、法輪功を修煉し始めた。修煉して1カ月後のある日の夜、郭さんは大量の血と膿を排出してから、持病(片側下肢の障害以外)は治った。それから、郭さんはとても幸せな日々を過ごした。

 しかし、1999年7.20以降、中共(中国共産党)当局が法輪功修煉者への弾圧を開始してから、郭さんは連行、拘禁、拷問などを繰り返し受けてきた。

 1999年9月のある日、地元の派出所の所長が郭さんの自宅に行き、法輪功の関連書籍5冊を没収した。12月、勤め先の中共書記など7人が郭さんの家に行き、郭さんに「法輪功を修煉しない保証書」を書かせた。

 2000年1月15日(旧暦)、郭さんは嵩明県青龍潭の近くで、法輪功の静功(座禅)を行なっていたとき、警官10数人によって、身柄を拘束された。1カ月後、郭さんは「社会秩序を乱す」という罪名で、拘留証明書もないまま、同県留置場に15日間拘留された。2000年の夏、警官3人が郭さんの自宅の家宅捜索を行い、法輪功の関連書籍10数冊、現金900元を没収した。その後、警官は郭さんを連行し、五華留置場に拘禁した。その1カ月後、郭さんは1年の労働教養処分を科され、留置場に移送されたが、郭さんは障害を持っているため、労働教養所側が入所を拒否した。

 2002年7月22日午前9時、7~8人の警官は郭さんの自宅の家宅捜索を行い、法輪功の関連書籍、煉功用テープ、携帯電話、現金1000元などを没収した後、郭さんを連れて郭さんの母の家に行き、母の家の家宅捜索も行った。突然押し入った警官の姿を見て、郭さん母は驚いて呆然とし、かなりのショックを受けた。その後、警官は郭さんの身柄を拘束し、昆明市第2留置場に拘禁した。

 2003年初め、嵩明県裁判所は郭さんに対して、裁判を行なった。郭さんは裁判で懲役5年の不当判決を宣告され、同年3月、雲南省第2女子刑務所に収容された。

 刑務所で郭さんは毎日、3人の受刑者によって24時間監視され、過酷な重労働を科され、拷問されたり、侮辱をされたりした。また、灌食も強いられ、想像もつかないほどの苦しみを加えられた。2008年2月23日、郭さんは出所した。

 2009年1月15日、郭さんは街で人々に法輪功迫害に関する小冊子を配っていたとき、法輪功の真相を知らない警備員に通告された。その後、郭さんは警官に身柄を拘束され、五華留置場に拘禁された。

 2009年6月、昆明市中級法院(地方裁判所)は郭さんに対して、秘密裏に開廷し、懲役4年の実刑判決を言い渡した。

 2009年9月8日、郭さんは雲南省第2女子刑務所に移送された。2011年6月郭さんは刑務所の迫害によって、大腿骨頭壊死症になってしまい、8月に腰も痛めて体が動けなくなった。刑務所側は責任を負うことを恐れ、郭さんに「一時出所」の措置を受けさせ、帰宅させた。

 しかし、自立生活を送られない郭さんは、家に戻った後も、中共当局に騒ぎ立てられ、常に監視されているという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/3/31/254918.html)     更新日:2012年4月6日
 
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