遼寧省:馬三家労働教養所の迫害事実(写真)
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 【明慧日本2012412日】大連市庄河の法輪功修煉者・王坦さんは201231日午後、街で人々に輪功の真相を伝えていた時、政法委員会情報、治安、司法、検察、公安などの部門を主管する機構の人員に不当に連行され現在、大連の姚家留置場に拘禁されている。

 王坦さん(50代女性)は法輪功修煉する前深刻な疾病を患っていた。自立した生活ができず、いつも姑が世話をしてくれていた。修煉を始めてから、王さんは法輪大法の要求に従って、絶えず自分の道徳基準を高め、体もだんだん健康に回復した。法輪大法は王さんの心身ともに受益させ、同時に王さんは家庭・社会ともに恩恵を受けた。 

 しかし1999年に中国共産党による法輪功への迫害が始まった。大連地区では、史紅波さん・盧満庫さん・馮剛さん・王艶さん・姜瑞虹さんなどの70数人の法輪功修煉者が迫害されて死亡した。現在、200人近くの大連の法輪功修煉者が各地の刑務所・労働教養所・留置場・洗脳班に拘禁されている。庄河地区の王恩平さん・鄭徳財さん・王秀麗さん・宋平さん・宋香鳳さん・鄒吉令さんなどの法輪功修煉者も、いまだに迫害を受けている。王坦さんも残虐な迫害を受けた。

 以下は、王坦さんが馬三家労働教養所に拘禁された時に受けた迫害情況の一部である。 

 馬三家労働教養所の2女性エリアは、法輪功修煉者に長期間の強制重労働を科している。年配の修煉者はいつも過労で倒れて人事不省になり、甚だしきに至っては死亡する。修煉者・白淑珍さんも夜間の強制労働中に突然卒倒して、鼻血が出て死亡した。2女性エリアのビル1階はいわゆる「厳管」、すなわち拷問場所である。警官らは憚らずに修煉者を虐待したり罵ったりして、いつも悲惨な叫び声が外に伝わって来るという。修煉者は暴行を受けて半身不随にな、大小便さえ自分で処理できなくなることも珍しくない。

拷問の実演:縄で縛られる

 王坦さんは警官の張秀栄・楊暁峰・張卓慧から殴られたり蹴られたりした。王さんは鼻血が出て、さらに逆さ吊りにされたため気絶した。また、断食で抗議中の崔亜寧さんに対して、警官らはニンニク汁を灌食したため、崔さんには胃腸・心臓に後遺症が残った。法輪功修煉者の狄維艶さんは100時間もしゃがみ続ける姿勢を強制された後、さらに無理やり足を組まされ、更に縄で縛られ、両腕を背後に回されて18時間きつく締められた。狄さんは相前後して5回気絶したにもかかわらず、警官らは狄さんの全身を縄できつく縛り、曲げたり伸ばしたりを繰り返し、狄さんが全身をけいれんさせるまで苦しめた。 

 警官らは13日間狄さんが眠ることを許さなかった。狄さんは残虐な拷問を少なくとも7回受けたことがある。法輪功修煉者・張秀玲さんは先に吊り上げられ、また逆さ吊りにされて20数日間連続で苦しめられ、何度も意識不明になった。張さんの両手は、警官に踏みつけられて数箇所骨折した。徐淑琴さんは入所した時には顔色がつやつやとして元気だったが、僅か数日後、両足を引きずるようになった。しかも腰が曲がって行動は困難になり、顔は青ざめていた。全身はスタンガンによる電気ショックで傷だらけになった。また長期にわたり有毒な化学工業製品の作業を強制されたため、徐さんの指は変形してしまった。

 馬三家労働教養所の食事時間には、いつも足を引きずる体が不自由な人達の行列がある。彼らはすべて残虐な拷問を受けた法輪功修煉者達である。1階に拘禁されているのは、迫害で心神喪失になり自立生活ができない法輪功修煉者である。下層の倉庫には意志の堅い法輪功修煉者が長期にわたり拘禁している。彼らは毎日手錠をはめられて、睡眠も許されないでいる。 

 これは馬三家労働教養所における法輪功修煉者たちへの迫害事実の氷山の一角である。このような迫害は中国全土に普遍的に存在している!

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/3/30/254925.html)     更新日:2012年4月13日
 
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