【明慧日本2012年3月24日】王宏偉さん(35歳男性)は1996年2月に法輪功の修煉を始めた。1999年6月、当時王さんは大連理工大学の3年だった。当時、中共(中国共産党)の警官やスパイらが常に大学のキャンパス内の煉功点に来ては、王さんやその他の法輪功修煉者に対して、嫌がらせをしていた。1999年7.20以降、王さんと他の修煉者がいつも通り、煉功点で煉功していると、突然警官から殴られ、侮辱された。その上、警官は彼らを学校の教育部門に引き渡し、処分するよう要求した。7月22日、王さんは他の修煉者らと共に大連市政府に陳情に行った際、不当に連行され、深夜12時まで拘束されてから解放された。
2000年1月1日、王さんは1人で大連理工大学から北京の天安門へ行き、当局から誹謗中傷された法輪功の無実を人々に伝えようとしたところ、天安門広場で警官に拘束された。王さんは大連市刑事警官隊に15日間不当に監禁され、200元相当の所持品を没収された。また、大学は王さんを強制的に退学させた。田舎出身だった王さんは、仕方なく田舎へ帰った。
2001年8月1日、王さんは大連市浜海大通りで法輪功の真相を伝える資料を貼っていたところ、大連市西崗支局に不当に連行され、100日間勾留された。王さんは釈放された時、持っていた1200元相当の所時品を没収された。
2001年11月29日、王さんが法輪功修煉者達による小人数の交流会に参加した際、大連中山支局に不当に連行され、17日間留置された後、解放された。
2002年1月29日、王さんは実家に帰って新年を迎えた。同時に、法輪功を修煉して迫害され、すでに9カ月間体が麻痺していた(現在は回復している)父親の看病をすることになった。王さんは他の修煉者に法輪功の真相チラシを提供したことを理由に、鉄嶺市開原県公安局に不当に連行され、労働教養3年を科された。2002年9月26日、王さんは鉄嶺市教養所から逃げ出すことができたが、それ以降は放浪生活を余儀なくされた。
2004年1月4日、遼陽市にあった真相資料の製作拠点が警官に破壊され、王さんと11人の法輪功修煉者が遼陽市国保大隊に不当に連行された上、5千元相当の家財、パソコン、プリンター、オートバイなども没収された。王さんは国保大隊の施設内に拘禁されて激しく殴打され、体のいたるところを負傷し、脚を強く殴られたため、歩くことができなくなった。警官は王さんを運んで、遼陽留置場へ行った。留置場の警官は、王さんの様子を見て受け入れを拒否したが、最終的には説得され、王さんを受け入れた。その後、王さんは資料拠点を組織したという理由で、懲役10年の刑を言い渡され、遼陽市留置場をはじめ、あちこちの刑務所に転々と送られ、拘禁され迫害された。
2011年7月6日、王さんは瀋陽第一刑務所で刑期を満了した。しかし、刑務所のゲートを出てすぐ、撫順市清原県の610弁公室の警官に不当に連行され、撫順市羅台山庄洗脳班に送られ、現在も迫害されている。