【明慧日本2012年3月20日】遼寧省調兵山市に在住の法輪功修煉者・荘海森さん(60歳男性)は、法輪功の真相を伝えたという理由で、何回も警官らに不当に連行され、拘禁された。
1999年12月、荘さんは不当に45日間拘束されてから、調兵山市留置場に半年間拘禁された。その間、警官らは受刑者に指図し、荘さんを靴で殴打する、針金で首を刺す、冷たい水を浴びせる、少量の食事しか与えない、日用品を全て奪い、トイレットペーパーを使わせない、トイレを行かせない、45日間連続で寝させない、タバコで足を燃やすなどの虐待を行い荘さんを迫害した。
2002年4月8日、荘さんは警官らに大明派出所に根拠なく出頭を命じられ、殴打された。そのため、荘さんの胸骨と肋骨の軟骨は骨折した。また、警官に足で首を踏まれたため、何日間も食事ができず、呼吸をするだけで痛くなり、1か月間吐血して起き上がることができなくなった。最後に、警官らは荘さんを留置所に数日間拘束し、労働教養3年を宣告した。
2009年4月15日、調兵山市公安局の警官らは、不法に荘さんの自宅を家宅捜査した。荘さんの80代の父親は警官らの行為にショックを受けて入院し、間もなく他界した。
2012年2月22日、荘さんは歩いていた時、通りかかった運転手に道を聞かれた。荘さんはついでに神韻公演が収録されたDVDをプレゼントした。車の中にいた警官らは、それを理由に荘さんを連行した。その後、荘さんは家宅捜査を受け、MP3プレーヤー2台、スピーカー1台、法輪功の関連書籍などの家財を没収された。
荘さんは労働教養所に移送される前に、心臓病などの病状が現れた。しかし、調兵山市公安局の警官らはそれを無視し、荘さんの家族に知らせないまま、荘さんに2年の労働教養を言い渡し、本溪威寧労働教養所に送った。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)