【明慧日本2012年4月18日】吉林省白山市に在住の法輪功修煉者・公秋敏さん、謝玉紅さんは2月16日、帰途で悪らつな警官によって不当に連行された。江源派出所で、2人は所持していた現金を全て脅し取られた。また警官は、謝さんの家に侵入し、パソコンや書籍などを没収したうえ、罪もない2人を江源区留置場へ送り込み、拘禁した。
公さんは、収容施設で断食を続けて迫害に抗議していたにもかかわらず、「死人ベッド」で手足を鉄の鎖でかけられたまま、連日、拷問で苦しめられた。その間、公さんは痛みのあまり悲痛な声をあげ続け、その拷問のひどさを物語っていた。
拷問の実演:「死人ベッド」
また、警官は、容赦なく公さんに対して狂暴に灌食した。その翌日、公さんは度重なる灌食によってチューブから血が流れ出ていた。瀕死の重症に至ったと見て、責任を追求されることを恐れた警官は灌食をやめた。
拷問の実演:狂暴な灌食
2月23日、警官は公さんの家族から1万元(約12万円)を脅し取った後、公さんを治療による一時出所の形で釈放した。
2001年から2012年の間、公さんは4度も強制連行に遭い、江源区留置場、白山市留置場、吉林省九台労働教養所、長春黒嘴子労働教養所で拘禁されていた。
黒嘴子労働教養所で公さんは、辛い労働を強いられる日々となっていた。2008年3月頃、公さんは不明な書類への捺印を拒否したことで、手錠をかけられ、ビンタを食らわされ、捺印を強要された。
公さんは、1999年に法輪功を習い始めてから、体が健康になり、善良な性格に変わり、家族と仲睦まじく暮らしていた。迫害が始まってから、「真・善・忍」を信奉していることが理由で、未だに当局から嫌がらせをされ続け、家族にも被害が及び、一家に甚大な苦痛をもたらした。