湖北省:周永康が指示 検察が法輪功修煉者を不当判決へ
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 【明慧日本2012年4月26日】湖北省武漢市の公安局(警察)は2011年4月20日と5月5日、2度にわたって法輪功修煉者を不当に逮捕した。現在、被害者の馮震さん、馮雲さん、張甦さん、張偉傑さん、熊煒明さん、夏陽さん、朱春蓮さん、李国華さん、韓淑華さんの全員が監禁されており、同市武昌区法院(裁判所)によって不当判決を企てられている。

 2011年6月、夏さん、朱さん、李さん、韓さんは執行猶予とされた。そのほか5人は、武昌区留置場で未だに監禁を強いられている。彼らは、拘禁されている間、いずれも数カ所の収容施設を経て悪質な洗脳やひどい拷問を受けた。また、張甦さんは、洗脳班へ入れられた間、拷問で命の危険に晒されたが、責任を逃れようとした監獄の病院は張さんの入院を拒否した。

 湖北省610弁公室は、罪を捏造して上記の被害者に対して不当判決を加えようとした。検察庁は、罪になる証拠がないとして訴状を却下した。2011年12月19日、共産党内序列9位の周永康中央政法 610 弁公室を直轄する共産党組織)書記の指示のもとで、610弁公室は検察庁に圧力をかけて被害者9人への起訴を強制した。そのため検察官は、被害者の家族の相談要求も弁護士と被害者との面会も拒否し続けた。

 それ以前にも、夏さん、朱さん、李さん、韓さんは2011年4月4日、洗脳班まで強制連行され、拘禁されていた。2、3カ所の洗脳班で拘禁され、修煉を放棄するよう迫られ、ほかの修煉者の居場所を言わせるため睡眠をはく奪されるなど、各種の拷問を加えられた。夏さんは一度、執行猶予で釈放されたが、2011年4月17日に再び強制連行に遭った。

   (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/4/22/256032.html)     更新日:2012年4月27日
 
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