【明慧日本2012年3月30日】湖北省武漢市に在住の法輪功修煉者・余鋼海さん(66歳男性)は同省の化学工業機械工場の元従業員。余さんは法輪功を学んでいるという理由で、2003年3月10日に市610弁公室と市公安局の警官らに不当連行され、2003年12月5日に武漢市東西湖区法院(裁判所)で懲役9年の不当判決を言い渡された。同じく連行された徐建君さん、謝鳳翼さん、劉水生さんもそれぞれ懲役13年、8年、8年の不当判決を言い渡された。徐さんはいまだ省内の沙洋範家台刑務所に拘禁されている。
2004年1月、余さんは同刑務所に不当に拘禁された。法輪功を修煉しているという理由で、警官らに殴打され、罵られた。他人と会話することも禁じられ、夜には直立不動の姿勢 で1時間立たされた。余さんは昼に少しうとうとしたため、殴られて地面に転ばされたこともあった。2004年7月、刑務所の受刑者が余さんの食事を奪ったり、昼の休息を取らせなかったりしていた。余さんは毎日、強制労働で酷使させられたため、階段を上るときはいつも這い上がなければならないほど疲れ果てていた。
2012年3月11日、余さんは釈放されたが、武漢市610弁公室の警官らに、逮捕状もないまま武昌楊園洗脳班まで連行された。しかし、警官らは余さんの家族には通知しなかった。
余さんの家族はその前日の10日、車で沙洋範家台刑務所に向かった。11日午前9時半前後に到着したが、刑務所の警官は家族に「余さんは610弁公室の人たちに連行された」と伝えた。家族は仕方なく武漢市に戻り、洗脳班を一つずつ探し回った。最終的に、余さんが武昌楊園洗脳班にいたことが分かった。
また、法輪功修煉者・劉水生さんは、8年の刑期が満了した時、同市江漢区610弁公室の警官らによって、江漢区二道棚洗脳班まで連行された。劉さんは、法輪功を修煉し続けているという理由で、湖北省洗脳班に移送され、殴打され迫害された。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)