【応募作品】 「あなたのような弟子を育成した李大師に、敬服します」(一)
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文/吉林市の大法弟子

 【明慧日本201267日】私は東北地方の農民で、幸運にも1995年に法輪大法の修煉を始めました。17年間の修煉を経て、師父は私の体を浄化してくださり、リューマチ、胃炎、じんましん、腸カタル、狭心症、高血圧などの持病を取り除いてくださいました。私は無病で全身が軽いという、すばらしい感覚を体験しました。

 学法を通じて、どのような人間を目指すべきかが分かり、思想の境界が絶えず昇華しました。私利私欲をむさぼり、心が狭く、名利のために争ったり、道徳観念のなかった私が、他人を優先に考え、たとえ自己の利益が損なわれようとも他人を優先に考えられるまでに変わりました。ひいては中共(中国共産党)当局や江沢民政治利益集団に残酷に迫害されている期間中も、私は「真・善・忍」の原則に従って物事に対処できるようになりました。下記に、私の物語を2挙げて皆さんと分かち合いたいと思います。

 大洪水の期間中、私は野菜を値上げせずに販売

 2010年、地元は100年に一度もない大洪水に遭いました。731日、松花江上流の豊満ダムが危険水域に達し、水門を開けて排水を始めたため、下流の都市は緊急洪水防災準備をし、急に物価が暴騰しました。その日、私は自家製の野菜農地で、翌日に売る野菜を用意していました。都市から避難してきた知人数人が「都市の野菜の値段が普段の何倍にも暴騰した」と私に教えてくれました。これらの情報を得た私と妻は、こんな災難の時期に人の弱みに付け込んではいけないので、普段通りの値段で売ることに決めました。

 翌日、夜が開けるころ私たちは市場に着きました。普段は非常に混んでいる朝市ですが、その日は野菜販売者が少なく、たった数人の野菜中間商人だけが大声で販売していました。私たちは出店場所に着くと、すぐに数10人の市民に囲まれました。みな直接、農民から野菜を買いたいのです。「みんな奪い合わないでください。みんなの分もありますから。今日の野菜の値段は普段と変わりなく、全部1元で1斤です」と私はみなに告げました。あるお姉さんが「今日のササゲは5元で1斤、きゅうり、茄子が3元で1斤、みんな、このようにして売っていますよ。あなたのその売り方では、車一台分の野菜数百元の損失が出ますよ」と小さな声で私に言いました。

 私は「『真・善・忍』の原則に従って修煉する法輪功修煉者ですから、大洪水の時に災難に付け込んで、市民からお金を儲けてはいけない」とみんなに言いました。すると、みんなの中で議論が広がり始めました。「法輪功に愛国心がないとか、悪いとか、全部でたらめじゃないか! このおじさんは真善忍を実践できたんだ。心から尊敬する」「法輪大法はすばらしい! 俺は自分の目で見た。みんなが法輪功を修煉すれば、中国は良い将来に繋がるに違いない」と。数10人の人たちがほぼ同時に、私に敬服の目線を送り、私に説得された全員が、中共関連組織から脱退の意思を表明しました。

 現在の中国社会では、道徳が急速に下がり、人々はお金のために恥知らずなことをし、裏切ったり、騙し合ったり、親戚間・家族間でもそのようにしています。数百元のお金は、金持ちの人にとっては大したお金ではありませんが、庶民にとって小額ではありません。私たちは年に何千元しか稼げませんから。しかし、真善忍を修煉する大法弟子は、常人のように災難に付け込んでお金を儲けてはいけません。

 (続

 (明慧ネット「法輪大法が伝え出されて20周年記念」応募作品)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/6/1/257729.html)     更新日:2012年6月8日
 
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