継母の変化
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 【明慧ネット201274日】父親が再婚した時、私達姉妹3人はすでに結婚していました。そして三姉妹とも父と同じように大法修煉者でした。その当時、中国人は大法の良さを知っていたし、メディアも「法輪大法はとても良い」と報道していました。継母は私達の大法修煉に対して賛成も反対もしませんでした。19997.20中国共産党が法輪功を弾圧した後、私と姉は相次北京、「大法は良いものであり、良い人になるように教えるものです」と政府に伝えました。結果、中国共産党に身柄を拘束されました。他の法輪功修煉者と同様、残酷な苦難を私達姉妹も経験しました。

 父は若い時から精いっぱい国家のために尽くしたいと考え、本当に真面目にこつこつと働いていました。苦労をいとわず、不平を言ったこともありませんでした。しかし、文化大革命が始まった時、父は反動組織のメンバーだと攻撃されました。あちこちで批判されて、天秤棒が折れるまで糞尿を運ばされました。その時、学校を出たばかりの父は心身ともに限界が来ていました。「今日はまだ生きているが明日はどのような苦難があるか分からない」と父は落ち込んでいました。ある日、同僚が批判闘争の標的にされ、滅多打ちにされました。事務室で同僚の号泣を耳にした父は、生きていく勇気を失っていき、一刻も早く俗世を離れたいと思いましたこの同僚なぜ滅多打ちされたかというと、彼の家の中から1冊の雑誌『赤旗』(共産党の党刊行物)が見つかったためです。反動組織メンバーの家にはなぜ『赤旗』があるのか、反動組織メンバーは『赤旗』を読む資格がないという言いがかりからでした。

 幸いなこと、父は生き残りました。しかし共産党に対する恐怖骨の髄まで染み込み、父は臆病になりました。中国共産党が法輪功への弾圧を始めたころ、父は「大法が正しいもの」「良いもの」と知っていましたが、修煉を続ける勇気がありませんでした。ある日、父は心筋梗塞で入院しました。しかし病気良くならないだけではなくますます重くなり危篤状態にまでなりました。この時、父はやっと病院では治療できないと分かりました。その時になってようやく、「健康な身体を取り戻すには大法を修煉するしかない」と父は確信しました。そして父はまた修煉を再開し、体も急速に回復していきました。

 この時継母はもう父の大法修煉も支持せず、私達の大法の真相を伝える活動に対しても反感をもっていました。私が子供と父の家泊まった時のことです。私と子供は良く寝入ったのに、継母は眠れないと言い、実際あまり眠ていませんでした。私は、年を取ったらこうなるのだろう思い、あまり深く考えませんでした。去年、私が父と継母を見舞いに行った時、継母はソファーに坐っていました。ソファーが狭く感じられるほど彼女の体は全身がむくんでいました。足は2つの大きい饅頭(マントウ)みたいで、通常の倍ほどもありました。どんな薬を飲んで腫れは引きませんでした。強情な継母は病院へ行くことを拒絶しましたが、やっと2日後に市民病院で鼻茸(はなたけ)の手術を受けることにしました。彼女は頭が痛くて我慢できなくなったからです。

 私は継母に「法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい!」と言うように頼みました。以前、同じことを言った時、継母は聞き入れませんでした。しかし今回は手術前の不安からか、もしくは病気で本当に苦痛極限になった分かりませんが、継母は本当に言い出しました、それに時々、「私のどこに病気があるか法輪功の先生知っている?」と聞きました。翌日、私が継母を見舞いに行った時、継母の腫れは完全に消えていました。継母は興奮気味にこう教えてくれました。「丸一日、法輪大法は素晴らしいと言ったわ。また、トイレに行くたびに腫れが無くなり、一日で腫れが消えたのよ」

 また何日後かに父から「妻はもう頭痛もなくなり、夜も静かに寝られるようになったんだよ」と聞きました。以前の継母のイビキは家の外にまで聞こえるほどで、父は熟睡出来ませんでした。さらに数日後、継母は不思議な出来事を教えてくれました。「この何日間かひっきりなしに鼻水が出続けたのよ。また鼻茸が流れ出てきたのには驚いたわ。それからもう頭が痛くなくなったの」と言いました。

 大法の不思議さを体験した後、字が読めない継母は毎日、夕食後に父に『転法輪』を読んでもらっています。「毎日法を聞いていますが、本の内容はどうですか?」と、私は笑いながら継母に聞きました。「良い人になるってことよ」と継母は答えました。大法から受益した継母洪法を始めました。彼女の親戚や友達に「法輪大法は素晴らしい!」と言わせて、そのため受益した人もいました。今では誰かが大法の悪口を言うと、「私は聞きたくありません!」と継母は言います。

 その後、継母の言ったことにとても驚きました。以前はテレビでの宣伝(中国共産党による法輪功に対する誹謗中傷)を見ては怖がっていました。私が子供と一緒に実家に泊っていた当時、継母は「あなたのお母さんは夜中に起きて自分を殺すかもしれないと思っていました。非常に怖くて、眠れませんでした」と私の子供に告白しました。継母はこの話をした時おわびの気持ちが少しありそして自分自身、そんな風に思い違いしていたことがとてもおかしいと思い、ハッハッと声を上げて大笑いしました。しかし、私は笑えませんでした。中国共産党が法輪功に対して流したデマのせいで大勢の人が被害を受けていると感じたからです。

 継母はとても幸運です、身の回りに大法弟子がおり、真相を知ることができからです。彼女も自ら恩恵を受け、大法に対するよくない見方も変わりました。中国ではどれほど多くの人が共産党の嘘に騙されて法輪大法を敵視しているのでしょうか 大多数の中国人に、中国共産党が嘘を言っていることを知ってほしいのです。私は、すべての善良な人々に法輪功の修煉者達から真相を聞いて欲しいと思っています。つまり、最も法輪功のことを知っているのは彼らです。この問題について彼らは最も真相を伝える力があるからです。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/11/6/248628.html)
(English: http://www.clearwisdom.net/html/articles/2012/2/7/131302.html)
 
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