江蘇省:家族らが訴え 連行当夜に法輪功修煉者が釈放される
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 【明慧2012年7月10日】江蘇省昆山市に在住の法輪功修煉者・王貴泉さんは先月14日早朝、自宅団地の前で見張っていた私服警官に不当に連行された。目撃した住民達が次々に助けを呼び、警官を取り囲んで「なぜ理由もなく人を連行するのか?」と非難した。王さんの家族と友人達は暴政暴権を恐れず、粘り強く王さんの釈放を求めた。それにより、当日の夜、王さんは無事に帰宅することができた。

 今年6月14日朝5時過ぎ、王さんは出勤のため、いつものように団地の下まで降りていった。ナンバーが付いていない車が、自家用車の前を横切ったのを見て、不審に思いながら車に近づいて行った。すると突然、恐ろしい顔をした5、6人の男たちが王さんを攻撃し、両手を捻って背後に回し、手錠を掛けた。そして、凶暴な態度で強引に車に引きずり込もうとした。

 連行されそうになった王さんは、大声を上げて助けを求めたところ、1人の警官が声を出させないように手で王さんの口を塞いだ。地元の住民は、警官がナンバーの付いていない車を使って団地内の公の場で不当に連行しようとしているのを見て集まって来た。「あなた達は何をしているのか?」「連行する理由は?」「あなた達は一体どこから来たのか?」と厳しく詰問すると「張浦派出所の『防暴隊(暴力を追放するチーム)』の私服警官だ」と自称し、王さんを強引に車に押し込んだ。

 家にいた王さんの妻・陸林芳さんは、夫と近隣の助けを求める叫び声が聞こえてきたので、慌てて下まで降りて行った。しかし、警官は何の証明書も提示せず、陸さんの目の前で夫を連れ去った。

 王さんの家族は、早朝に不当連行されたばかりの驚きがまだ収まらない状況下で、派出所と昆山市国保(国家保衛大隊)の警官らに不当に家宅捜索をされたが、幸いにも警官が目当てとする物は何も見つからなかった。

 今回で、王さんは5回目の連行となった。家族と友人は警官の連行行為に憤りを覚え、皆で張浦派出所へ行き、無罪釈放を求めた。ところが警官は、後ろめたさから慌てて王さんを数十キロ離れた千灯鎮派出所まで移送し、尋問を行なっていることが判明した。王さんはいつも食事を与えられないため、家族と友人たちは王さんの昼食を持って千灯鎮派出所まで駆けつけた。家族と友人が真相を伝えながら釈放を求め続けた結果、夜9時半になって警官は仕方なく王さんを釈放した。

 中共(中国共産党)当局が法輪功を迫害して13年来、法輪功修煉者たちの弛まない努力によって、法輪功が中共に誹謗中傷される理由を理解できる民衆が増えてきている。法輪功修煉者は良い人だと言うと同時に、法輪功を迫害する違法行為に対して、中共に「ノー」と言える正義感のある民衆が増えてきている。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/7/6/259879.html)
 
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