文/香港 マーティンのおば
【明慧ネット2012年8月1日】マーティンは6歳の男の子で、もうすぐ小学校に入学します。お父さんはヨーロッパ人で、お母さんは香港人です。そして弟が一人いて、家族は香港に住んでいます。
『転法輪』を読んでいるマーティン
お母さんはマーティンが生まれる前に、同僚から『転法輪』というとても大切な本をプレゼントされました。しかし、興味がなかったので、読まずに家に置いたままにしていました。マーティンは生まれた後、ひどい湿疹ができて、お母さんはとても心配しました。お母さんは「人生とはいったい何なのか? こんなに小さな子供が、なぜこんなに辛い思いをしなければならないのか?」と考え始めました。その後、同僚に再び法輪功を紹介され、お母さんは家の近くの煉功場を探して煉功し、長い間家においていた『転法輪』を探し出して法を学び始めました。お母さんは毎朝出勤する前に、必ずマーティンに「法輪大法は素晴らしい」、「真・善・忍は素晴らしい」とお祈りさせました。2歳のマーティンは「法輪大法は素晴らしい」、「真・善・忍は素晴らしい」とお祈りして、そして、湿疹がきれいに治りました。
マーティンは3歳の時、天目でお母さんや同修の伯父さん、伯母さんたちの頭の上に法輪があり、色がとてもきれいだと、お母さんに告げました。お母さんは天目が開いていないので見ることができません。お母さんはマーティンが本当に見えているのかどうかを確かめるため、マーティンに「法輪の色は何色? お父さんは法輪を持っているの?」と聞くと、答えはすべて正解であり、マーティンには本当に法輪が見えていることが分かりました。
ある日、お爺さんが病気になり、マーティンはお爺さんに「法輪大法は素晴らしい」と100回お祈りするとよくなると教えてあげました。弟が体調の悪い時、いつも弟に「法輪大法は素晴らしい」とお祈りするように言っています。
マーティンは4歳の時、お父さんが大法弟子でないことを知り「どうして師父はお父さんのことを構ってくださらないの?」と聞きました。「師父が構ってくださらないのではなく、お父さんにはまだ時間が必要だからですよ。でも今、お父さんは大法のことと私たちが修煉することを支持してくれていますよ」とお母さんは答えました。
マーティンはお父さんとは英語、お母さんとは広東語で話しています。しかし、マーティンは共通語を教えるDVDを見て、共通語とピンイン(中国語のローマ字表記法)を勉強しました。今はまだ学校へ行っていませんが、もう共通語でお母さんと一緒に大法の本を読むことができ、繁体字の本も読むこともできます。「論語」も暗唱し、時々お母さんの共通語の発音を直してあげることもあります。
家には師父の写真を置いています。写真の前で、マーティンはよく両手を合掌し、「合十」をして、師父にご挨拶をします。まだ1歳6カ月の弟も兄のまねをして「合十」をし、師父の写真に向かって「師父」と呼びかけます。
ある週末、マーティンはお母さんに連れられて、真相新聞を配りました。マーティンは子供らしい可愛いらしい声で「どうぞ、受け取ってください! どうぞ受け取ってください」と言いました。受け取ってくれない人がいると、マーティンは悲しくなり、お母さんに「何で新聞を受け取ってくれないの?」と尋ねました。お母さんは「人を救うことは難しいことで、修煉は辛いのが当たり前ですよ」と答えました。マーティンは理解して、「僕たちは一番素晴らしいことをしているんだね!」と言いました。
数日前、お母さんはいつも通り朝早く家を出て、出勤する前に同修が新聞を配るのを手伝いました。お父さんは起床後、家がとても静かなので、マーティンの様子を見に行きました。実はマーティンは一人で『転法輪』を読んでいたのです。お父さんはその様子をお母さんにメールしました。お母さんはそれを見て、とても安心しました。お母さんは、マーティンと一緒に法を勉強していた時にマーティンが「毎日学ばなければ、次元が低くなる」と言ったことをよく覚えています。