黒竜江省女子刑務所病院での迫害実態
■ 印刷版
 

 【明慧日本2013年2月21日】黒竜江省女子刑務所病院は、刑務所の一般の囚人を利用して法輪功修煉者を迫害している。囚人には、修煉者を迫害をすれば刑期を短縮するという条件が出されている。

 法輪功修煉者・里玉書さんは1996年から修煉を始めて、心身ともに健康になった。しかし法輪功を修煉しているという理由で、2002年5月、里さんは懲役12年の不当判決を言い渡された。2003年1月、黒竜江省女子刑務所に送られた。

 里さんは拘禁されてから10年間、断食を行い迫害に抗議し続けた。刑務所ではよく殴打され、髪を掴まれて壁にぶつけられるなどの暴行を受けた。警官らに強制的に灌食されるとき、はしを無理やり口の中に突っ込まれたため、はしが折れて、喉の部分は血まみれになった。里さんはよく縛られてトイレを拭く雑巾で口を塞がれて、独房に閉じ込められた。

 2012年7月、里さんと李佩賢さんは殴打され、すべての服と布団に「犯」という文字を書かれた。2人は迫害に抗議するため、その服を着ることを拒否した。

 2012年8月13日、里さんは病院の監房から病室に移送され、警官に指示された受刑者にいつも監視され、殴打された。

 里さんは迫害により心臓病が発病し、強制的な治療を受けた後、全身が腫れていた。2012年12月、里さんは病室から離れ、監房に戻された。

 2012年12月30日、里さんは他の法輪功修煉者と話していた時、囚人たちに床に押し倒された。後頭部から血が出て、病院に送られ手術を受けた。

 黒竜江省ハルビン市の法輪功修煉者・胡愛云さん(47歳女性)は、1997年から修煉を始め、心臓病が完治し、気性も穏やかになった。しかし2003年6月21日、ハルビン市公安局の警官らに連行され、2004年5月12日、ハルビン市女子刑務所に拘禁された。現在は生活のため、自宅を売った。

 2012年11月15日と16日、囚人が強制に胡さんに囚人服を着せ、縄で胡さんの手足を縛って、トイレットペーパーで口を塞いだ。胡さんを嘲り罵しった後、ハサミで胡さんの髪を切って殴った。胡さんはそれで手が痺れて、心臓発作を起こした。

 11月21日、胡さんは灌食の拷問に抵抗した際、殴られて意識不明になった。その後、警官に針で刺されて目を覚ました。

 12月6日、刑務所の所長と病院の院長が病院に視察に行った時、胡さんが必死に部屋から出て、迫害されたことを告訴した。その後、胡さんは監房に送られた。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/1/30/268381.html)
 
関連文章