【明慧日本2013年1月30日】最近、遼寧省の馬三家労働教養所が法輪功修煉者を奴隷のように扱った記事を読み、私自身が北京市・天堂河女子労働教養所で拷問を受けた記憶が甦りました。天堂河労働教養所では監禁している法輪功修煉者に対して、年齢を問わず強制的に綿棒の製作をさせます。ほかに奴隷のような農作業もあります。冬は極寒の中、除雪作業をやらせ、夏は猛暑の中で除草作業をさせます。多くの人がこのような過酷な労働で疲れ果て、倒れました。
その間、枝豆・お茶・月餅・子供用の読本・砂糖・切手などを包装させたり、毎日同じ作業を繰り返してやらせます。過酷な労働を強要するので修煉者たちの体は痩せこけていきました。その中で最も過酷なのは、書籍を入れたとても重い段ボール箱をトラックに詰めこむ仕事です。高齢の方々は頭から大粒の汗がしたたり落ち、体力も限界になっていました。ある日70歳になるお婆さんが、段ボール箱をうまく積み上げることができなかったために体罰として、数日間 狭い椅子に座らされる拷問を受けました。彼女は拷問を受け、両足が紫色になるまで腫れていました。
警官は監禁している法輪功修煉者たちを奴隷のように扱う上、気まぐれで暴力を振るいます。スタンガンで電気ショックを加えたり、殴打したり、狭い椅子に座らせて拷問します。数日前に入ってきた元気な修煉者も数日後には自力で歩けなくなるほどになりました。多くの人が歩けなくなり、両手両足で爬虫類のように這って移動するしかありませんでした。それ以外にも精神的な屈辱を与えられ、精神状態が異常になった人も多く出ました。家族が面会に来ても誰が来てくれたのか分からなくなった人がかなりいました。
東北地方から不法に連行されてきた法輪功修煉者の程建華さんは、数名の男性警官に殴られ、顔と頭を靴で蹴られました。頭を地面につけて靴のまま頭の上から踏みにじられて頭と顔が変形しました。彼女は激痛のため一晩中眠る事ができませんでした。程さんは治療を要求しましたが、警官らはその要求を拒否しました。ある時、大興「610弁公室」・国保・政法委の3人の警官は、程さんを食事に誘いました。食後、彼女の全身の皮膚の色は真っ黒に変色し、中毒の症状が現れました。病院に搬送されると食中毒と診断されました。彼女の息子が労働教養所に母との面会を要求しましたが、警察は家族の面会を拒否しました。さらに警官らは息子を脅したので、息子は二度と面会に来られなくなりました。また、彼女の両親は変わり果てた娘の姿を見て、思わず涙を流していました。しかしどうする事もできませんでした。警察は両親の自宅にも嫌がらせをしているので、仕方なく親戚の家に隠れています。
労働教養所に年配のお婆さんがいました。警官はいきなりお婆さんを鉄製の棒にぶつけました。お婆さんはすぐに意識を失いました。こうした暴行はここでは日常的なものになっています。ここの警官らは全く人間性がありません。20歳前後の若い女性を、窓もトイレもない狭い牢屋に入れて、喉から食物を胃へ強制的に注入しました。スタンガンで拷問されて、時々叫ぶ声が聞こえていました。警官は「我々は国家のマシーンだ。お前たちが我々に反抗するから、お前たちに凄技を見せてやる」と、人間性を失った発言をしていました。