北京市:法輪功修煉者の一家が迫害され5人が死亡
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 明慧日本2013年1月10日】北京市在住の法輪功修煉者・陳淑蘭さんは1999年7.20以降、法輪功が中共(中国共産党)により弾圧されて以来、中共当局から一連の迫害を受けた。労働教養処分や留置場での拘禁など、何度も不当な監禁を強いられ、各種の拷問を受け人権を蹂躙された。しかし、去年12月16日、また強制連行に遭い、昌平留置場へ収容されている。

陳淑蘭さん

 淑蘭さんの一家は法輪功をやめないため、社会から誤解され、拉致や嫌がらせ、監禁などの迫害を受けてきた。彼らは一家離散などの悲惨なめに遭い、嫌がらせ・恐喝・罰金・家財の没収・停職・身内を巻き添えにするなどで精神的な迫害はじわじわと人を痛めつけ、最後には7人の家族のうち、5人が命を奪われた。

 以下は、1999年7.20に法輪功が弾圧されて以来、淑蘭さんの一家が受けた迫害状況である。

 弟・愛忠さんは2001年9月20日、唐山市荷花坑労働教養所で拷問を受け、死に到った。

 妹・洪平さんは2003年3月5日、高陽労働教養所で足が折れるまで暴行されたうえに、殺害された。

 2番目の弟・愛立さんは2004年11月5日、唐山豊南県冀東監獄で死亡した。死因は迫害死だった。

 法輪功を堅守し続けていた母親・王連栄さんは中共の圧力のもとで長年放浪生活を余儀なくされた。2006年8月4日、この圧力のもとで重度のプレッシャーを感じ、健康状態が悪化し、肉体的・精神的にひどく疲れ果て死亡した。 

 父親・陳運川さんは中共からのさらなる迫害を逃れるために名前など個人情報を隠蔽しながら、放浪生活を始めた。2007年、北京女子監獄へ行き、淑蘭さんとの面会を申し出たが、仕送りさえ拒否された。しかし、数日後、不可解な交通事故で帰らぬ人となった。現在、未だに真の死因は解明されていない。

 淑蘭さんは2002年に7年6ヵ月の不当判決を受けた。淑蘭さんが当局から嫌がらせ・不当連行・脅迫などの迫害を受け続けたため、淑蘭さんの娘は 、10歳頃から親と離れ離れの時間のほうが一緒にいた時間よりも長かった。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/1/1/267282.html)
 
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