河北省:法輪功修煉者が拷問され生死不明 保定刑務所は情報を封鎖
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 【明慧日本2012年11月16日】河北省唐山市に在住の法輪功修煉者・鄭祥星さんは、保定刑務所で迫害を受けて重体となり、頭蓋骨の手術を受けたが、現在生死不明で、親戚友人はみな非常に心配している。鄭さんの治療がまだ続いているように見せ、また鄭さんの見舞いに来た法輪功修煉者を連行するため、入り口の前には私服警官が集まっているという。彼らは情報を封鎖して真相を覆い隠そうとしている。鄭さんの家族はすでに当局に拘束された。


鄭祥星さん

 鄭さんは今どこにいるのか、どのような情況なのか、現在詳細は不明である。

 10月30日午前10時頃、鄭さんの家族4人は保定刑務所の入り口で、泣きながら地面にへたり込んだ。その中の40代の女性は「鄭祥星は真善忍に従って良い人になったのに、判決を下され、保定刑務所に送られた。45歳のがっしりした男が、わずか2カ月で脳出血になり、その上2回も頭蓋骨の手術を受けても、家族に一切知らせがなかった。今、もう駄目になってから、やっと知らせが入った」と言った。 

 警官は刑務所の入り口の前で足を止めた通行人らに対し、「帰れ、お前らは情況を知らないんだ」と追い払った。そして、数人の警官が家族の人を刑務所の中に引きずり込んだ。

 情報によると、鄭さんは保定第1病院の8階で2度目の頭蓋骨切開手術を受けた。また、重症患者室の前に集まっている人は、みな私服警官だという。 

 鄭さんが2012年2月25日、唐山市の警官に連行され後、現地の3千人の市民は拇印して署名し、鄭さんの釈放を求めたが、当局は民意を無視し、鄭さんに不当な懲役10年を言い渡した。鄭さんは保定刑務所で迫害されて脳出血になり、10月27日午前11時に保定第1病院に運ばれ、家族のいない情況下で頭の手術を受け、頭蓋骨2枚を摘出された。10月28日午前8時、保定刑務所の職員は慌てて鄭さんの家に行き、午後に鄭さんの親族10数人が第1病院に到着した時、痩せこけた鄭さんは人事不省で危篤状態だった。 

 保定刑務所は10数年来、あらゆる方法で法輪功修煉者に対して洗脳を行い、修煉を放棄しなければ残虐な拷問を加えてきた。監視役の受刑者は6人交替で、長期にわたって法輪功修煉者に睡眠のはく奪・殴打・罵倒・人格の侮辱などを行い、手段は多く極めて悪質で、他にも例えば、暴行・スタンガンによる電気ショック・手錠足かせを付ける・吊し上げ・牢屋に閉じ込める・野蛮な灌食の拷問・強制労働などを行なってきた。滄州市の郭漢ポさんは原因不明の死を遂げたが、刑務所側は死体を親族に渡さず、強行に火葬した。石家庄市の教師・呂新書さんは、残酷に苦しめられた後、深刻な肝臓の腹水で死亡した。タク州市の王剛さんは残虐な拷問を受けて、右足が切断された後に死亡した。シン台市の李彦生さんは1本の指を失い、リンチされて内臓が破裂し、肝臓・胃・膀胱など多くの部位が損傷したにもかかわらず、刑務所は事実を覆い隠し、親族との面会を阻止した。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/11/6/265143.html)
 
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