北京市:法輪功修煉者 不当に労働教養2年を宣告され、妻は当局に請願
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 【明慧日本2012年11月25日】河北省出身の法輪功修煉者・司西綏さん(38歳男性)は、北京でアルバイトをしている。2012年9月27日深夜1時前後、合法的な手続きが一切無いまま、海淀区永定路派出所の警官らは司さんを職場から連行し、海淀区留置場に拘禁した。また、法輪功修煉者の孟華さん、李湘丁さんなども一緒に連行された。1カ月後の10月26日、司さん、孟さん、李さんはそれぞれ2年、2年、3年の労働教養を宣告された。

 以下は司さんの妻が北京の各レベルの行政機構へ宛てた手紙である。

 北京の各レベルの行政機構の責任者へ

 こんにちは!

 私は、現在海淀区留置場に拘禁されている司西綏の妻・呉紅侠です。私の夫は2012年9月27日朝0時30分に、朝陽区広和南里の職場で仕事をしている時に、海淀区永定路派出所の警官らに連行されて、いまだ拘禁されています。そして、私たち家族に何の知らせもないままに、夫は2年間の労働教養を強いられました。今でも法的手続きに則った知らせは来ていません。

 私が聞いた状況では、海淀区永定路派出所の警官らはお祭りの前の安全検査という名目で警備員にドアを開けてもらい、何の手続きもないまま司を連行しました。

 私と司は9月27日の夜、実家に戻り、骨折した息子の見舞いをして、家族で2日後の中秋節のお祝いをするつもりでしたが、こんなことになるとは思いませんでした。実家には年寄りの両親、幼い子供たちがいて、私の体もよくないから、家族にとって夫の役割は大きいです。泣きたいですが、涙が出なくて、自分を二つに分けて夫のことと家のことを解決したいです。団らんの日に団らんができないことを、両親と子供たちにどうやって説明すればよいでしょうか?

 1995年4月、私の夫は足の感染症で熱が出て、病院から薬をもらいましたが、一週間後、体に多くのところから皮下出血し、病院からアレルギー性紫斑病と言われて、最初の6カ月は急性でまだ治る可能性が高いが、6か月後には慢性に変わって、治る可能性が低くなるとのことでした。また、尿毒症になると生存率がとても低くなると言われました。しかし、1年経っても好転する様子はありませんでした。1996年のある朝、夫は公園で散歩をしている時に、法輪功修煉者に出会って、試しに法輪功を修煉し始めました。半月後、病院で検査を受けると、結果が好くて、お医者さんもびっくりしました。その後、夫はすべての薬の服用をやめました。今まで、彼はずっと元気です。

 家族として、夫は元気でいてほしいです。しかし、彼は海淀区永定路派出所の警官らに連行されました。彼は法輪功を修煉して体がよくなったし、他人に何かの妨害もしていません。

 彼のようなとても優しい人が、海淀区留置場に2年間も拘禁されることはあってはいけないと思います。各レベルの行政機構の責任者の皆さんは、中国の法律に基づいて、このことを処理して、無罪で司西綏を釈放していただきたいです。

 私たちはただ、普通の生活をしたいのです。

 司西綏の妻:呉紅侠 2012年11月10日

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/11/13/265412.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2012/11/22/136402.html)
 
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