明慧法会|青春と涙の中で歩んできた道
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文/東北の大法弟子

 【明慧日本2013年2月24日】尊敬する師父、こんにちは! 学習者のみなさん、こんにちは!

 この原稿を前から書こうと思っていました。内容は、ある大法弟子のつらい修煉の道のりで、私の青春と涙の中で歩んできた道です。

 平凡な仕事の中で誓いを果たす

 思い返せば、その時はまだ30代前半で、大法を修煉しているため、若く、きれいで肌も柔らかかったのでした。前の会社(ある市の大手会社)を退職した後、夫は当地の警察署で仕事を見つけてくれました。喜んで行ってみると、清掃員の仕事で、男女のトイレ掃除を担当するのです。それを聞いた私は瞬時に固まりました。家でもやりたくない仕事をここでやるのでしょうか。食事を作るのはまだいいのです。たとえいくら面倒でも平気ですが、トイレの清掃は……もう、心の中で煮えくり返っていました。先にこの仕事をして、後で良い仕事を見つけてやると夫に言われました。

 前の仕事がなくなったので、仕方なく、やるしかありませんでした。初日はとても恥ずかしく、このような仕事はあまりにも恥ずかしく、頭をあげることもできませんでした。そうすればするほど人に見詰められるため、トイレは臭いからと人に言い訳してマスクをつけました。本当は知り合いに会うのが怖かったのです。仕事を終え、疲れすぎて家で掃除をしているときも汗だくで、トイレは排泄物だらけで気持ち悪く、家からも遠いので、自転車を漕ぐ足も動かなくなりました。翌日になると、手は饅頭の様に腫れ上がりましたが、私は何も言わず、我慢して仕事に行きました。私は結構苦に耐えられます、修煉者ですから。

 私と仕事をしている趙さんは神様を信じ、とてもいい人で仕事のやり方を教えてくれ、何度も助けられました。長い間お付き合いをして私は彼女に大法の真相を伝え、自然に「脱退」の話になりました。しかし、彼女はなんとしても脱退しませんでした。ある時彼女は笑いながら私にこう言いました、「当たっていましたね、あなたが長くは続かないと我々は思っていました。この小娘はこんなに元気なので、こんな仕事ができるはずがないと、あの人たちがみんな言っていまし,たよ」というので、「何とかやっていけます」と、笑いました。実は私はこのような仕事がしたかったのではありません。外で何か販売の仕事をしようと思っていました。私は経営が好きで、しかも結構儲かります。ここでは300元の月給しかもらえません。

 しかし、何と言われても頑張って続けてきました。大法弟子はどこに行ってもよい人でなければならないので、勤勉に仕事に励んだ結果、上司に認められ、大法弟子の心は常に善良なので、どの職員も私に近づきたく、警察までも、時間が経つと私が良い人だと感じて、すれ違うたびに挨拶をしてくれます。このことは後で彼らに真相を伝えるよい基礎になりました。

 一階には私の休憩室があり、後でここは人を救う良い場所であることに気づきました。なぜなら、上の階は業務ロビーで、手続きなどをしにあちこちから大勢の人が来ます。午前中に終わらない人は、午後もここにいます。お昼に休憩する場所がないときは、私の休憩室に誘い彼らに真相を伝え、「脱退」させます。ある時、中年の女性が夫の代わりに運転免許を取りに来て、あと少しで終わるところでしたが、お昼の時間になってしまい、昼食を買って外で食べようとしたところを、私は彼女を部屋に上がらせました。彼女はとても感謝し、私たちは世間話を始めました。彼女の夫が持病を持っていると聞いた私は、大法が病を治す素晴らしさを話すと彼女は信じて、私があげた冊子を真剣に読み始め、法を学び、功を修めたいと最後に私に話しました。私はいつもここで学法する『転法輪』を彼女にあげて、本を読むときの注意事項などを彼女に話しました。これらが終わるとちょうど仕事が始まる時間になり、彼女は残りの手続きをしに行きました。

 師父は毎日縁のある人を身近に導いてくださり、私に救わせておられると思います。特に日曜日には私はトイレ掃除をしに来なければならないので、常に外地に仕事をしに行くトラックの運転手さんに会います。彼らはここにきても誰もいないこともあり、時には違反など小さなことを調べるだけなので、時に不便だと感じていました。私は彼らに電話を残させ、月曜日に私が調べてあげています。そして直接彼らに真相を伝えると、皆喜んで受け入れてくれました。

 以前は警備隊の後ろに花壇があり、そこに花の手入れをしているおばあさんが住んでいました。親しくなると彼女に真相を伝え、当日の夜に、おばあさんは私が彼女の家族を救った人であると師父に教えられた夢を見たそうです。翌日、彼女は興奮しながら私にその話をし、学法や煉功を私と始めました。彼女の姉の夫は学法するだけで、煉功しないので真の修煉者ではありません。後にここにきて私と知り合い、私は彼と修煉のことについて交流し、彼が困ったと思っている問題を解き明かし、彼に煉功の重要性や『大圓満法』を見るよう教え、彼に必ず煉功するように注意し、正しくない動作を直しました。その後、この一家はみな「脱退」し、たくさんの親戚や友達をも動員し、たくさんの人を救いました。おばあさんは真相を伝えることや「脱退」を勧めることを手伝ってくれ、上の階の防犯隊の幹部にも私たち2人が力を合わせて真相を伝えました。

 こうして、ゆっくりとこの場所で自分の修煉環境を開拓し、人を救うことにも馴れてきました。

 学習者が法を暗記することに関する文章を読み、とても感動しました。私は仕事の合間を利用して吸殻を掃きながら暗記し、上の階も下の階も、裏庭までもいたるところに行き、誰かとすれ違うとすぐに真相を伝えています。ここですでに5年間働き続けました。

 人心が再びぶり返すこともあります。実を言えば、ここは衆生を救う環境が良いだけで、そうでなければ、私は心の底からこの仕事を辞めたいのです。やりたくないと思っていれば、なお疲れを感じ、この仕事を恥ずかしく思います。外でやれる仕事ならいくらでもあります。このことを思うと傷口にさらに塩を振る人が人心を刺激して、「若くて元気なのに、なぜこんな仕事をしているのですか!」と言うのです。自分の頭の中が煮えくり返ってしまい、苦しくて疲れます。この時、師父のある言葉を思い出します。「常人にはこの理が分かりませんので、自分にふさわしいことをやらせて貰うべきだといつも思っています。ですからその人の人生は争いの繰り返しであり、心がずたずたに傷つけられ、とても辛い思いをし、疲れていると感じ、心はいつも平静でいられません」(『転法輪』)

 これはまさに私の事ではないでしょうか。私は自分の人心をしっかりと修めなければなりません。そして、頭から足まで、すべての人心が、若者の持つ虚栄心、闘争心、嫉妬心、見栄を張る、楽がしたいなどを表しています。ここに来たのは偶然ではなく、かつて必ずここの衆生を救うと誓ったのです。それならば、この環境をうまく利用し、自分を修め、師父に言われた「三つのこと」をしっかりやり遂げようと思います。この最も平凡な仕事場でかつて自分が立てた誓約を果たしたいと思います。

 後に私の望みどおりに、部署に同修が来て、私たち2人のコンビはとてもよく、お昼の時間を利用して、周辺で資料を配ったり、面と向かって真相を伝えたりしています。会社付近に邪悪な場所があり、いつも大法弟子たちを不法に監禁しています。私は暇な時間を利用してその前に行き、解体するまで発正念をします。師父のご加護のもと私たちは平穏に歩んでいます。

 時には人心が動くこともありましたが、師父がすべて丸く収めてくださいました。人を救うのにこの環境が本当に重要だと私は思いますので、後に転勤のいい機会があっても私はすべて断りました。

 後で、部署は私の担当を別のビルに移し、時間的に余裕が増えました。以前のビルでは遅番をしていたため、すべての職員が出た後にしか、床をふくことができず、家に帰るのも結構遅くなります。今は、機械棟なので、職員が少なく、掃除の時間も自分が決めていいのです。私はこの有利な条件を利用して家庭資料場を立ち上げ、技術がわかる学習者に助けてもらうことなく、故障が起きたら修理に出し、しかも、無料なのです。時間に十分な余裕が出来たため、消耗する材料も自分で買いました。

 今年になってもう8年が経ち、たくさんのことに対して、だんだんと成熟してきました。最もわかりやすいのは自分の怠惰と情が無くなりかけているところです。たとえば、床を掃きつかれたときは、「私は師父の弟子です。師父は何をやっても早いので、私も当然早いはずです。早く終わらせて学法し、たくさんの衆生を救わなければならない」と思い、自分を励まします。一度、人心がわき上がってきてとても苦しく、私は泣きながら、「なぜこうなのですか? 衆生を救うだけなのに、こんなことをしなければならないのでしょうか? なぜ私にこのようなことをさせるのですか?」と叫びました。十分泣いたあと、「やはり仕事を辞めて自分で店を開こう」と思いました。

 しかし、考えれば考えるほど、衆生を救うのに時間が最も大切なので、仕事を辞める考えを打ち消しました。「これは情が来たのであり、これをやりたい、あれをやりたいなどと情に左右されているのではないでしょうか。何事も法を一番にしなければならない」と、悟りました。自分を中心にせず、大法弟子としてやるべきことや、やるべきでないことは、すべて法で測るべきなのです。

 今では、心が大分落ち着き、今日一日はどのように人を救おうかとしか考えていません。ある時、男子トイレを掃除しているときに、40に満たない女性が慌てて私に女子トイレの場所を聞いてきました。この階にはないと答えると、「見張っていてもらえますか、トイレを借りたいので」と言われ、「安心してください、私はここに立っていますので、誰も入れません」と伝えました。彼女はとても感謝し、雑談の中で、彼女は凌源から免許を取りに来たと知り、私は彼女に「脱退」のことを話し、彼女はそれを信じ、とても重視しています。

 師父の慈悲なるご加護のもと、私の強力な正念の場のもとで、幾人もの警察が大法の真相を聞き、課長、副隊長、監察官が「脱退」しました。この平凡な仕事で、このような非凡なことが出来ることを私はとてもうれしく感じています。

 神への道はまだ続いています、これからもっと多く学法し、大法弟子が法を正し、衆生を救うことを妨げる様々な人心や執着、配慮と観念を克服し、自分を修め、「三つのこと」をしっかり行い、下界に下りる前に立てた、師を手伝い、法を正し、衆生を救う神聖な契約を、この最も平凡な仕事の中で果たしたいと思います!

 師父に感謝いたします!

 (明慧ネット第8回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/11/26/249107.html)
(English: http://www.clearwisdom.net/html/articles/2011/12/21/130245.html)
 
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