衆生を救うことは誰も妨害できない
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文/中国の法輪功修煉者

 【明慧日本2013年2月20日】1999年の春、私は死にかけていました。40日間全く体を動かすことができず、長年の風湿性の病が生きる気力を奪っていました。全国各地の病院と名医を回り尽くしたのですが、結果は「死の宣告」ばかりで、治らないということでした。娘は漢方薬を使う中医の資格を持つ医師です。多くの漢方薬を飲みました。3日後反応がありましたが、お金もなくなり治療を諦め、死を待つことにしました。

 絶望していた時に法輪功修煉者が家を訪れました。彼女は「法輪功を本当に修煉して多くの難病患者に奇跡が起こり、みんな完治しました。試してご覧なさい」と勧めました。私は「それはいいね。自分はいずれ死を待っている人間だから試してみましょう」と話して、翌日から法輪功の修煉を始めました。煉功する拠点は家のすぐ傍にあるのに、私は2時間かけてやっとたどり着きました。初日で効果を感じ、たった1週間で病気は跡形もなく消え、私は不思議にも健康な正常な人間になったのです。心の底から師父と法輪功に対して感謝し、胸の中は無限の感謝の気持ちでいっぱいでした。私は本当に生まれ変わったのです。同時に私は法の学習を始め、心身共に健康になり、修煉を始めてから生きる意味もわかるようになりました。

 法を実証する

 私が法輪功の修煉を始めて間もなく、中共(中国共産党)による法輪功への迫害が始まりました。全国のテレビ・新聞・マスコミは全部中共の邪説だけを放送し、他の意見を全部封じ込めていました。私は古い同修たちと上京し、法を実証しに出ました。師父のために、法のために真相を言いたかったのです。しかし、弾圧に遭い煉功拠点がなくなり、同修たちも次から次へ連行されて監禁され、バラバラになってしまいました。

 私は煉功の環境を失い、一時煉功を諦めました。すると病気がまた再発してまた死にかかり、その時、漢方薬も効かなくなっていました。私は夫と娘に自分の決心を伝えました

 「私が修煉を続けると警察に連行される。修煉をやめると病気がまた再発して死にかける。いずれ死ぬなら私は修煉を続けます。捕まえられて死んでも良いから」それから私は以前のように正常に修煉を始め、病気もすぐ治りました。

 私に「死の宣告を下した」医師たちが病状を尋ねに来ました。夫はその時私に、「お前は医師たちに真相を言いなさい。あなた達医師が私に死の宣告を下したが、法輪功が私を救ったよと言いなさい!」と私に話しました。私は自分が回っていたすべての病院に手紙を送りました。「あなた達医師は私に死の宣告を下しましたが、法輪功が私を救いました。私は法輪功を修煉してから元気になりました」と書くと、それから彼らは訪ねて来なくなりました。

 本当に天の兵士・天の将軍がいる

 大法が中傷され、師父は侮辱され、大法弟子たちが迫害されました。私は法輪功から多くの恩恵を受けましたが、受けるばかりでなく、法のために真相を一言でも言わなければと心が落ち着きませんでした。私は自分の体験を生かして法輪功の真相を世に伝え始めました。私の命は大法が与えたので怖がることは何もありませんでした。私は毎日ごみ収集用の三輪自転車で各地を回って真相資料を配布し始めました。私は一人も見逃さず配りました。最初は身を守るためにこっそり配りました。その当時、多くの修煉者達はまだ動いていない時期で、邪悪の弾圧はピークに達し、同修は時々連行されていましたが、私は智慧を使い、三輪自転車の上に空き缶や空き瓶をおいてごみ収集を装いました。服もゴミを拾っている人のように汚い服を着ました。昼間はどこにでも行けますし、夜は近所に絞って多くの真相資料を配布することに成功しました。

 私は実家に帰り、病気中の母の面倒を見ていました。隣の村の法輪功修煉者たちが次々と連行され、もう修煉者は1人もいませんでした。私は1人も見逃さずに真相資料を配布しました。翌日、その村の人はうちの村に来て「法輪功には本当に何人いるの? うちの村に1軒も見逃さずに資料を配っている。中共がこんなに監視しているのに、どうやって成功したの? 法輪功は死を恐れないんだね」と話していました。村の北にあるトウモロコシ畑が熟して翌日収穫するという情報を得て、私はトウモロコシの葉っぱに真相資料を挟みました。次の日、村人たちは「法輪功は不思議ですね。すべての畑に一つも見逃さずに真相資料を配っている。凄い! 本当に天の兵士・天の将軍が降りてきたよ」と呟いていました。

 直接真相を伝え

 法を正す勢いが増していくにつれ、私も直接真相を伝え始めました。資料を渡すだけでなく、真相を直接言葉で伝えるようにしました。私は誰が良い、誰が良くないという選択はせず、住宅地、道路、市場、国道など至るところへ行きました。私はいつもスーパー(雑貨店)に行くのですが、そこの人は私をよく理解して、私が「宝物」を持ってくると知っていました。

 もちろんうまくいかない場合もあります。ある日、自動車取引の場で若者に真相資料を見せたら、この青年が「私の先生にあげて」と言った途端に、隣から口にタバコをくわえた人が出てきていきなり私を密告すると威嚇しました。私は強い正念でこれを恐れず、先生と名乗る人に対して、「あなたは知識と技術がある人のように見えます。手元に十数人の弟子がいるでしょう。ただ、あなたが弟子たちを説得する唯一の方法は『真善忍』に従うしか無く、他の方法はありません。これは宇宙の大法だからです。これは人になれる唯一の基準ですから」と言うと彼は態度を変えて「そうですか、それなら見せてよ」と手を伸ばしてきました。私は弟子たちを含む全員に資料を配りました。

 またある日、私は雑貨店で資料を配っていた時、人々は私に資料を求めてきました。その時、1人の私服警察がいきなり出てきて私を連行しようとしました。彼は警官の身分証明書を私に見せましたが、私は見ようとせず「あなたが誰であっても私を支配する資格はない」と思いました。私は彼に「私は忙しいのです。あなたのいうことを聞く時間はない。あなたはそこに立って、動かないで」と言うと、彼は言う通りにそこに立って動かず、まるで罪を犯した人のようにおとなしくじっと立っていました。私は店の中へ入り引き続き資料を配布しました。私が全部資料を配布し終わるまで、彼は同じ場所で立ったままでした。後で分かったのですが、これはもしかしたら、師父が私を助けて彼を動かないように、私が衆生を救うことを邪魔させないように彼をずっと止めておられたと分かりました。

 ある日、遠くから来た知らない人が私の家を借りたいと言いました。しかしお金がないから家賃は払えないと言いました。ここに滞在して病気の息子の治療を行いたいと話しました。私は、ではここに泊まって下さい。お金がないなら家賃は払わなくても良いと言いました。彼は仏教信者だと聞いたので、私の方から法輪功の真相を伝えました。病気の息子にもお守りを上げました。彼らに「法輪功は素晴らしい!」と念じたらよいと伝えました。ある日のことです。彼は石家庄市に行って病気治療中に精神異常がある病気の息子を見失い、非常に焦っていました。私は彼に「焦らなくても良いです。あなたの息子は私があげたお守りを身に着けているから私の師父は必ず守ってくださいます。あなたの息子は今は精神が異常で、表では異常ですが、元神は異常ではありません」と引き続き彼に法輪功の真相を伝えました。彼に、「法輪功は素晴らしい!」と念じてくださいと勧めました。また彼に、各地の警察署、病院に行って、息子を探しながら、法輪功の真相を伝えれば、必ず見つかりますと彼に教えました。

 1週間後、彼の夢の中で、お婆さんが息子はどこそこにいると教えました。彼は目が覚めると夢で教えられたとおりに息子を探しにその場に向かうと、息子が見つかりました。戻ってからとても喜んで、彼らは病院へ行くのをやめ、毎日「法輪功は素晴らしい!」と念じ、彼らは師父を完全に信じ法を信じて、一家は今法輪功の修煉者になり、法を得て自分の家に帰りました。 彼らが帰った後、私は悟りました。彼らは私と縁があり、ここへ法を得にきたのです。もしかしたらまだ他にも多くの縁がある人がいるかもしれませんね。私が助けに行くことを待っているかもしれません。それから私は近所に出かける範囲を広げ、市場・国道、人が集まり、お客が多いところへ出かけました。縁がある人を見つけて救いたいと思ったのです。すると、ある日遠くの村から来た運転手の同修と会うことができました。彼らの所では真相資料が足りなくて困っていると聞き、手元にあったすべての資料をあげました。

 610弁公室」のリーダーが早く彼女の話を聞け!と叫ぶ

 もちろん時に邪魔に遭うこともあります。ある日、私が国道の近くで真相資料を配っていると、警察の車が来て十数人が車から降りてきました。彼らは石家庄公安局から来たと言い、何も聞かず私を車に押し込みましたが、私には全く恐怖心がありませんでした。彼らに真相を伝えましたが聞こうとせず、仕事だと言い切り、私を近くの公安出張所に護送して彼らは帰りました。公安出張所で私は、強い正念で彼らに真相を伝え続け、彼らは全員が黙って聞いていました。しかし、省の公安局から送られてきた「人」を誰も釈放できないといい、「610弁公室」のリーダーから指示を貰わないといけないと言いました。

 区の「610弁公室」のリーダーがやってきましたが、私は全く怖がることなく、彼に挨拶をして大きな慈悲の心で彼に向かいました。彼の苦境を理解し、彼との距離が近くなりました。それから彼に真相を伝えましたが、彼はやはり私を監禁すると言いました。しかし、警察の車に乗った途端、私は吐き気が止まりませんでした。心の中ではこれは師父が私を救うために取られた方法だと分かりました。私はとても落ち着き、「610弁公室」のリーダーは逆に怖くなりました。リーダーは「あなたはいつも、『法輪功は素晴らしい!』と念じたら治ると言っているでしょう。早く念じなさい」と言いました。私は「もちろん治りますよ。しかし、あなたも一緒に念じないといけません」と言うと、彼は本当に『法輪功は素晴らしい!』と念じました。10分もかからず状況は治りました。

 すると、「610弁公室」のリーダーは「本当に治るものですね」と言い、私は、「もちろんです! 私は『真善忍』を修煉しているから嘘を言いません」と伝えました。彼の事務所に着くと、彼は直ちに自分の部下を呼んで「早く来て、このお婆さんの話を聞け」と命じました。私は「真善忍は宇宙の大法であり、中国から世界の100以上の国々に伝わっており、千年万年待ってもめったに会えない奇縁です。江沢民は法輪功を迫害し、数十万人が無罪なのに労働教養所に監禁され迫害されています。共産党はヨーロッパ(マルクス・レーニン思想)から来た幽霊で、8千万人の中華民族の命を奪いました。彼らの組織から脱党しない限り救われません」と大声で伝えました。

 私が真相を伝え続けると、「610弁公室」のリーダーは、「もう良い。帰りなさい」と言いました。私は、「どうやって帰りますか? こんな遠くに私を連れてきて」と言うと、リーダーは「お前の息子を呼んで迎えに来させれば良い」と言いました。私はそれは駄目だと言いました。「これは私事ではないので、息子は来ません」と伝えると、リーダーは、ではどうしますかと聞くので、私は「公安出張所、村委員会の全員が迎えに来てください。人が多ければ多いほうが良いです」と彼に伝えました。彼は私が話したとおりに公安出張所と村委員会の両機関から十数人の警察とメンバーを呼んできました。私は今日の出来事を物語のように伝えて真相を伝えました。実は彼らの多くは私を知っており、「三退」した者もいるのです。私は法を実証しており、師父は潔白で、法輪功は人々を救いにきたのですと伝えました。私が淡々と三つのことをやり遂げますと言うと、救われた人々は私を自宅まで送ってくれました。

 帰宅後、村長が私に言いました。「今後あなたを止める人はいない。あなたの息子もあなたのことを止めない」と言いました。それからも私は三つのことをやり続けていますが、誰も邪魔をせず、私は今自由に三つのこと(修煉・真相を伝えること・発正念をすること)を毎日やっています。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/2/13/269966.html)
 
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