明慧法会|青年大法弟子の修煉物語(三)
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文/中国の青年大法弟子

 【明慧日本2013114日】

 五、円容と協力

 先日、同窓会の知らせがあり、真相を伝える良いチャンスだと思って私は参加しました。以前、公に真相を伝え時に密告された経験があるため、同窓会の時に、私は全員に向けて伝えることを恐れて、個別に伝える方法を取りました。後になって分かったのですが、そうすると効果があまり良くありませんでした。同級生のAさんに真相を伝えたら、彼はとても快く「三退」の意思を表明して、私に感謝しました。また「中華民族の文化の復興はあなたに担ってもらいましょう」と半分冗談に言って、中国のネット封鎖を突破して真実を知りたいと言いました。ほかの4人に私は王立軍事件から話題を始めて、邪党の中国共産党は崩壊寸前だと教え、「三退」を勧めました。4の中は私の言ったことは賛成するが「三退」はもう少し考えると言う人もおり、共産党のいわゆる「革命」の家系に生まれて「三退」は絶対しないと言う人もいて、目の前の利益を放すことができず、共産党に加入したら将来の出世のためになると言う人もいました。様々な考えがあり、私はだんだん焦って求める心も生じたため、話はさらに詰まりました。師父は『二〇〇九年ワシントンDC国際法会での説法』「大法弟子の心が落ち着いていなければ、周りの環境をも変化させます」と説かれました。

 家に帰った後に、同修である両親と交流したおかげで自分の執着が分かり、同級生を救いたい一念を固めました。次の日、もう一度学友らに会いに行き、さらに真相を伝えて、ネット封鎖突破のソフトもあげようと思いました。父はちょうど用事があって外出する必要があるため、私をホテルまで連れていくと言いました。

 結局、意外なことが起きました。私と父はいくつかの原因で意外にばらばらになり、私が先にホテルに到着しました。父は大いに怒って、ホテルまで駆けつけて、自分が考えた新たなスケジュールを私に伝えました、つまり今から私は学友らに会って、父は会社に行く、正午くらいに、両方の用事を済ませてから父は私を迎えて一緒に家に帰ろう、という計画でした。

 そこで私は学友たちと会いました。私はまずネット封鎖突破の方法をに紹介しました。最初、真剣に聞いて話の相槌を打ってくれるのは一人、二人しかいませんでしたが、だんだんと皆は聞いてくれ質問もし始めました。彼らの心の中に引っかかっているところを解くように、私は一つ一つ答えました。時間が経つのはとても速くて、父は何度も電話をかけて来ましたが、真相を伝えていることに専念した私は、少しも躊躇せずに電話を切りました。結局しばらくしてホテルに来た父私の目の前に現れた時、もう正午だと私はふと気づきました。

 父は来た後に、てきぱきと学友を一つの部屋に集めて、保護者の身分で学友たちに真相を伝え始めました。私はすぐそばで発正念をしました。最初、父はとても上手に話して、今の世の中で災害がこんなに多いこと、天意に順応すべきこと、中国共産党の滅亡は天意だということ、脱党したら命が助かることなど、簡単明瞭に説明しました。しかし、しばらくして、聞く人の顔に疑う表情が浮かんだことに私は気づきました。ちょうどその時、父は『中国共産党についての九つの論評』の内容をたくさん言い出して、少し筋が立たなくなり、多くの事をうわべしか説明していませんでした。父は話す時、相手の反応をまったく考えず、一方的に自分のペースで話しました。そうすると私の心は揺れ始め、私は自分の人心を抑えながら、正念で父をサポートして、時には父の説明に補足しました。父が話を続けるにつれて、私はますます見ていられなくなって、何回も父に「もう時間です、今日お父さんは会社に行くのではないですか、すぐ行ってくださいよ」と暗示しました。しかしその都度父に無視されました。その日の真相を伝える効果は考えてみればお分かりでしょう。

 家に帰った後に、私はしょんぼりしていました。母に聞かれた時、私は我慢できずに今日の経過と父の振る舞いを母に教えました。母も父のあれこれの欠点を認めていますが、父からの何度もの電話に出なかった私の至らないところも指摘してくれました。

 それを聞いて私は悔しい思いをして涙が出そうになりましたが、落ち着いてから「お母さんの言う通りだ」と分かりました。真相を伝える真っ最中でも、何回も父がかけてきた電話を切ったことは、出勤を急いでいる父の都合と気持ちを全然考慮に入れていないことでした。たとえ父に本当に不足があるとしても、当時私は黙々と円容してサポートしてあげるべきで、父を早く帰らせたい気持ちは正しくありませんでした。

 父が帰って来た後に3人で交流して、私と父が互いにちゃんと協力できなかったことが、本日の失敗の原因だと分かりました。真相を伝える時に相手の反応に気を配り、常人の執着に逆らわない用にしなければならないことを、交流を通じて父は学びました。私の暗示にまったく気づかず、私に協力できなかったことも父は認めました。

 その事を通じて、全体の円容と協力は最も重要なことだ分かり、私は同修の良くできていない部分を責める心を除去しました。

 体得したことは多くあり、私はまだ多くの執着心を除去していません。たとえば、安逸心、コンピュータ技術の難しさを恐れる心、美味しい物に対する執着、利益の心などありますが、大法の中で自分を正し、着実に修煉していこうと私は思います。

 (完)

 (明慧ネット第9回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/11/10/264881.html)
 
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