【明慧日本2012年12月30日】尊敬なる師父、こんにちは! 同修の皆さん、こんにちは!
修煉の中で誰でも関に遭います。私の最も乗り越え難い関は夫との怨恨でした。常人だった時、私たち夫婦は3日の幸せもありませんでした。彼は大したことができず、小さいこともしっかりできず、しかもいつも「俺はそう思う」という口癖を持っていました。如何に彼に教えても、物事が重大か否か、緊急か否かにかかわらず、彼は必ず耳を塞ぎました。結局、事は進まず、更に失敗しました。それでも、彼は自主的に補うこともなく、次回依然として過ちを犯し、教訓を学びませんでした。私たち2人はこのように青年から中年を経て、老年まで歩んできました。絶え間ない喧嘩により、鬱憤がたまって息苦しく、最後には全身が病気になりました。本当に苦界無辺で、果てがないほど絶望しました。そんな時に、私は幸運にも大法を得ました。身体は日々変化し、素早く健康になりました。病気がなくなり、身体は軽くなり、喜びは無限の希望をもたらしました。
夫も同時に修煉を始めました。大法を学ぶことで彼が悪い習慣を改めてほしいと思いました。しかし、私は再びがっかりしました。ある日、彼は「俺がそう・・・」という癖の話が終わらないうちに、私はついかっとなって喧嘩してしまいました。以前も喧嘩していましたが、今も喧嘩しています。修煉者として「忍」を重んじようとするのですが、なかなかできませんでした。それだけに止まらず、過ぎたことを限りなく蒸し返しました。
私は「理に適わないことはせず、理に適わない話は言わない」とずっと自分を律して、周りの人々に認められ、尊敬されました。ところが、同じ理で夫にはなぜ通らないのでしょうか。過ぎた数十年はさておき、現在、2人は共に修煉しているのに、なぜ彼はまだ理不尽なのでしょうか。私はどうしても理解することができませんでした。
迫害が始まったころ、彼は強制連行されたことがあります。恐怖心が生じたと私に分かっています。このため、私は独自に大法資料を取りに行き、独自で配布し、そしてプリンタを買って独自で印刷しました。安全のために、私は彼に何も告げず、彼も尋ねませんでした。「各自で修煉したほうが良い。悩むこともない」と私は思っていました。
当時、『九評』が発刊され、時間の大切さが分かっていましたが、夫との隔ては山のように修煉の道を塞いでおり、どうしても乗り越えられませんでした。内に向けて探しましたが、自分が間違っていないとずっと思っていました。この関をどうしたら乗り越えられるか分からず、非常に苦しかったのです。
ある日、『精進要旨・二』を拝読していた時に、師父のご教示が私を悟らせました。「法は一切の執着を打破することができ、一切の邪悪を打破することができ、一切の虚言を排除することができ、法は正念を固めることができるのです」(「妨害を排除せよ」)を読んで、心に突然窓が開いたかのように分かりました。「そうだ。自分は学法を重視していない! 特に、『時間』と『質』の面を疎かにした。『常に』していないし、『真剣に』もしていなかった」と私は反省しました。夫と共に学法しようと私は思いつきました。自分の考えを夫に言うと、すぐに同意してくれ、そんなことは従来なかったことでした。
毎日午前3時に起床して、5式の功法を煉り、6時の全世界の発正念を終わらせて、『転法輪』1講を学法してから、当日夜にまた1講を学法するという計画を2人で立てました。このように、毎週『転法輪』を1遍学法できますし、他の説法や新経文も学法できます。残りの時間は各自で段取りします。いくら忙しくても、親族の結婚式や葬儀に参加しても、この計画には絶対にしっかり従いました。今日まで8年間堅持してきて、『転法輪』を300回以上通読しました。他の経文や説法は、4カ月ごとに一回りしました。師父の最新説法は更に繰り返して勉強しました。
師父は教示してくださいました。「学法を怠らざれば変は其の中に在り」(『洪吟二』「精進正悟」)
長年にわたって引き続き学法を通じて、私は本当に法理上で高まりました。
私はやっと分かりました。夫との軋轢で間違っていたのは私です。私はずっと常人の理で物事を判断してきました。修煉者は常人と違って、超常的な理で物事を判断しなければなりません。常人の物は三界の中のものに過ぎず、我々修煉者は三界を超えなければなりません。そして、「三界は宇宙の一切と反対である」(『精進要旨二』「大法とは圓容しているものである」)のです。この一生で私が遭遇した苦難は夫が与えたものではなく、すべて自分が前世で作った業だったのです! 大法はこのことを私に悟らせ、私の心の中の疑惑は解けました。
(一) 学法して昇華した認識
その1、常人の心は修煉の道での最大の難関
修煉の道に偶然なことはなく、すべて因縁関係によってできたことです。夫とのトラブルはその例です。しかし、私は常人の理の中に迷っており、悟らず、更に執着して苦痛に耐えられませんでした。強すぎる常人の心を持っていたため、邪悪に隙に乗じられ、妨害されました。大法は謎を解き、疑惑を消しました。悟った瞬間、私は感激して目は涙でいっぱいで、心の中の明るさと喜びは、今日でも忘れられません。
その2、修煉とは何か分かった
修煉は自己を修め、自己の各種の執着心、良くない人心を取り除くことであって、他人を修めさせることではありません。私はずっと夫を責め、夫を変えよう、夫より自分のほうに能力があると思っていました。自分を変えようと思ったことはなく、執着を抱いて放そうとせず、それを正しい理として説教しました。
「修煉者は常人の一切の心、一切の理を放棄して始めて高次元に達することができ、宇宙と相反する三界を抜け出すことができる」(『洪吟三』)という師父のご教示は私を目覚めさせました。その理を悟った時から、私は「間違ったのは自分だ」とわかりました。
その3、修煉者は全ての生命を大切にしなければならない
法を勉強してから、他人を尊重すべきだと分かりました。 人間は神により作られたので、人によって生命を構成する要素も違っており、それぞれの特徴があり、宇宙はこれにより繁栄しています。神はどの生命に対しても慈悲で、大切にしておられます。師父はなおさらそうしていらっしゃいます。従って、他人を見下げたり、変えたりしてはなりません。修煉したければ、自己を正し、慈悲をもって他人に対処しなければなりません。夫に対してもこの態度で対処しなければならないと私は悟りました。
相は心から生じ、心により変わります。私の悟性が高まるにつれて、夫も変わり、「俺がそう思う」という口癖が消え、たまに口から出ても、私はもう気にしなくなりました。夫の学法状態は、前とだいぶ違い、非常に真剣になりました。私たちは互いに忠告したり、励ましたり、寛容したりして、長年続けてきた喧嘩や怨恨がなくなりました。大法は私たちを精錬し、変えました。私たちは常人の心や悪い習慣を取り除きました。環境が良くなったと2人とも実感しています。これらのすべては、慈悲なる師父がくださったもので、私たちは「しっかり修煉していきたい」との願望を持っているだけです。
(二)成熟する
その1、学法グループを作る
多くの同修に学法を通して昇華してもらうために、我が家で学法グループを作りました。また、かつての修煉者を探し出して、学法グループに参加させました。困難のある同修に対して、私たちは資料を届けたり、交流したりします。大法の啓発のお陰で、私たちは妨害を排除し、困難を乗り越えました。かつての同修らは素早く変わり、もう躊躇しないで学法を堅持してきました。数年来、我々の学法グループは休んだことがありません。同修の間に、何かあれば内に向けて探し、皆自主的に大法を守ります。法理が分かってからの昇華は堅実で、時局が如何に変動しても我々は動じず、時間を大切にして人を救い済度し、師父の求めに従って三つのことをしっかりやりました。
その2、大法を守り、自主的に大法の書籍の字を修正する
第一回『転法輪』の字を修正していた時に、私と夫は修正のルールに従って7.20以前の大法書籍を全部一通り修正しました。その後、時間がなかったため止めましたが、昨年、夫と『北米での巡回説法』を学法していた際、以下のような説法を学びました。
「弟子:大法の書籍に修正されたものがありますが、どれを基準にするのでしょうか?
師:誤字などが見つかって、それを修正するのは必要なことです。師がいるから、法が乱れることはありません。中国語のものは最近台湾が発行したものを標準とします」(『北米での巡回説法』)
誤字の修正は大法弟子としての責任で、我々は師父の要求に従って自主的にやるべきだと私と夫は悟りました。従って、7.20以前のすべての大法書籍の誤字を修正しようと決心しました。修正されたばかりのウェブサイトを基準に、1人の同修に読んでもらいながら、夫と私は記録し、ページ数、段落数、行数などをすべて正確で間違いなく修正しました。三つのことに影響を与えない下で字の修正を完了させました。
誤字の修正と校正は3回繰り返して終えましたが、時間と精力をけっこう費やしました。何度も、昼間に終わらず、一晩中続けました。誤字を修正する神聖な心境は、我々の安逸心、焦る心、仕事をする心を取り除き
心が浄化され、心性が昇華してきました。
その3、学法を重視する
修煉の中で私の最大の体験は、大法は自分の執着を発見させ、内に向けて探させてそれらを取り除きました。自分の心性が高まり、更に高次元の法理が分かり、引き続き探して、取り除き、修める・・・このように大法の中で階段を一段ずつ登っていきます。これらはすべて学法によって得たもので、学法は非常に重要です!
如何に苦しんでも、如何に困難であっても、学法は疑惑を解く鍵です! 必ず学法を重視するよう皆さんにも提言いたします。
師父のご済度に感謝いたします。
(第9回明慧ネット大陸大法弟子の修煉体験交流会)