明慧法会|師がいらっしゃり法があるから、恐れる心は怖くない
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2012年12月3日】師父こんにちは。同修の皆さんこんにちは。

 私は幼いときから臆病で疑心が多く、修煉の中でこれが一番の執着心でした。師父は「恐れる心があるかどうかは、修煉者が常人なのか、神なのかを判断するときの基準であり、修煉者と常人との違いもここに表れています」(『法を良く勉強していれば、人心を取り除くことは難しくない』)とおっしゃいました。私たちは衆生を救うために来たわけで、迫害されるために来たわけではないとの考えで正念を強めました。

 ある時、私は市場で真相を伝えてから、帰るときに路肩に座っていた老人に残った『九評』を渡しながら「あなたはこの本を読んでみてください。これはすばらしい本です」と話しました。老人は受け取りながら「あなたは分かりますか。私は共産党員です」と話しました。私は平静な心で「中央の共産党員もこの本を読んでいます。誰かが読むとその人が得をするのです。この本に載っているのは全部事実で、人は真実を知る必要があります」と話しました。

 老人は立ち上がりながら「私はあなたたちの法輪功を理解したいです。あなたはどこの村の人ですか」と聞いてきました。私は安全を考えて「私がどこの人かは重要ではありません。肝心なのは私があなたに知らせたい真相で、あなたの平安のためです」と話したら、彼は厳しい顔で「あなたは私たちが集団で行動しているのが怖くありませんか」と話しました。

 私は落ち着いて、心をこめて話しました。「あなたは私があなたのために話しているのを分かるはずです。人はお金などを騙し取りますが、人の平安を騙し取ったりはしませんね。しかもこんな逮捕される危険を冒して」私はまた神韻のCDを渡しながら「これを見てみてください。これは世界第一のショーです」と話しました。彼は再三私の住所を尋ねましたが、私は怖がる心で彼に教えませんでした。彼は私が正々堂々としていないと話しました。

 家に帰ってから私の疑心が作用をし始めました。「彼の様子を見ると普通の人ではなさそう。職位もあるようで、もしかして彼は法輪功を監視する邪党の職員ではないか。もしかして公安局の人かも」疑心や怖がる心まで続々と出てきました。後で私はこれらの考えはよくないと認識し、これは疑心で、疑心は自分に大きな面倒なことをもたらすし、迫害まで招きかねないと思いました。私は自分の空間場を片付けてから、異なる空間の邪悪な生命を解体して、自分は衆生を救うために来たので、迫害されるわけがないと発正念しました。旧勢力も大法弟子をテストする資格がないのに、人は尚更資格がないと思い、誰かが動いたらその人の罪になるのだと、自分の正しくない観念を否定しました。これで心は落ち着いてきました。

 農村では市場が毎日あるわけではありません。次回の市場にも私は真相を伝えに行きました。私は昔の同僚と出会い、彼女に真相を伝え、三退をさせました。話し終わってから帰ろうと振り返ってみたら、数歩離れたところに、前回の老人が路肩に座っていました。彼は私に近づいてきてから「あのCDは本当にすばらしかったです。今回、私はあなたがどこの人か分かりました」と話しました。私は多く話さず、あわてて戻りました。家に戻ってから、前回のように不安ではありませんでしたが、悪い考えが出てきました。私は師父の『何を恐れる』と『師徒の恩』を暗誦しながら、師父がいらっしゃるのに何が怖いのかと思いました。

 次の市場で、その老人はまたそこに座ってほかの老人たちと話をしていました。私は積極的にその人に近づいてから話しました。「法輪功は人に、真善忍で要求して良い人になるよう教えています。さもなければほかの国々でこんなに多くの賞を受けるはずがありません。法輪功が本当に悪いなら、なぜ法輪功の書籍を持って公にどこのどこが悪いと話さないのですか? 中共は一方の主張のみを強調します。私たちの師父は私たちに先に他人を考えて、どこでも良い人になるように教えました。利益の面では、多く働いたら多く得、少なく働いた少なく得、何もしてないのに得ようとすると自分の徳で交換しなければならないとおっしゃいました。だから法輪功の弟子たちは自分のものではなければ手に入れようとしません。このように生きるのは悪いことですか」

 その老人は「私は20年、党の会議に参加してきても、あなたが話したように理に適った話を聞いたことがありませんでした」と話しました。私は「人を殺したら、命を償わなければなりません。党の大義名分があれば勝手に人の命を奪ってもいいのですか。共産党が政権を奪ってから、毎回の政治運動でどれほど無実の人の命を奪いましたか。今回は甚だしくも、生きている法輪功修煉者の体から臓器を摘出して臓器売買をしています。このような大罪に報いがないと思えますか。人が治めなければ、天が治めます。あなたはそれの一部分で、例えば樹全体を掘って捨てようとする時、その樹の枝などが無事であるはずがありません。あなたは共産党から脱退してください。『長寿』の仮名で脱退してください」と理を踏まえて話したら、彼は素直にわかったと話しました。一つの生命がようやく救われました。後で彼は、すべての真相資料を目にし、本当に法輪大法がすばらしいと分かりました。

 私は2回ほど、当局が私を懲らしめるなどの話を聞きました。私は農繁期で学法と発正念がよくできてないからだと分かりました。師父は常人の口を通して「何を恐れるのですか。怖がる必要はありません」と話してくれました。私は法をしっかり学び発正念して、旧勢力のすべての按排を否定し、何も起きませんでした。

 師父の慈悲なる保護と悟らせの下で、私は一つ一つの関を乗り越えてくることができました。師父は情けない弟子を嫌がらず、背後の悪い物質を取り除き、保護してくださいました。弟子は師父の要求から遠く離れていて、まだ多くの人心があり、ある時期は非常に悲観的でした。師父の法が私に自信を与えてくださり、精進しない理由はどこにもありません。弟子は頭を下げて師父の慈悲なる済度に感謝いたします。

 (明慧ネット第9回中国大陸大法弟子修煉体験交流会)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/11/26/264751.html)
 
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