黒竜江省:法輪功修煉者 刑務所で迫害され下半身不随
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 【明慧日本2013年4月3日】黒竜江省の法輪功修煉者・林沢華さんは、法輪功を修煉しているという理由で、2008年7月10日、懲役7年を宣告されて、ジャムス刑務所に拘禁された。刑務所で、林さんは修煉を諦めないという理由で、残酷な迫害を受け、よく殴打されている。

 林さんは2008年11月7日、警官に指図された受刑者に階段の上で押し倒され、背部、臀部、頸部に打撲を負い、下半身麻痺になった。寝たきり状態で歩行不能となり、自分で身の回りのことができなくなった。

 林さんが下半身麻痺になった後、刑務所側は治療をしなかった上、善意ある人が林さんの世話をすることも禁じた。

 家族が刑務所に行き、林さんの病状や原因を尋ねると、刑務所側は「長期間運動しないことや栄養不良が原因だろう。確かに押し倒されたが、後遺症かどうかは検査結果を見なければ分からない。先に医者に診てもらってもいいが、金は家族が出さなければならない」と言った。家族は何度も後遺症の検査と病気治療のための一時出所を要請したが、すべて断られた。

 現在、林さんは刑務所で他人にできるだけ迷惑をかけないよう、食事を控え、トイレに行く回数を少なくしようとしているという。

 去年7月12日、家族の粘り強い要求により、林さんはようやく病院で健康診断を受けた。しかし、それはただお茶を濁すような、形式的なもので、下半身麻痺については明確な診断がないまま、慌ただしく刑務所に引き戻された。家族が刑務所に行った時、警官らは林さんが病気のふりをしていると言った。

 家族は今年3月21日、弁護士に依頼し告訴した。現在、林さんはいまだジャムス刑務所に拘禁されている。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/3/26/271385.html)
 
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