心の奥の感動 「真善忍国際美術展」再びカナダ首都で開催(写真)
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 【明慧日本2013年6月5日】「真善忍国際美術展」がカナダの首都オタワ市政府のJean Pigott大ホールで先月27日に開幕し、三日間にわたって開催された。今回は今年に入ってから二度目の展示となる。

 国会議員のブルース・ハイヤー(Bruce Hyer)氏とベテランの中国問題専門家のブライアン・マクアダム(Brian McAdam)氏などのゲストが会場を訪れた。ほかにも多くの人々が美術展の情報を得て会場を訪れ、真善忍の美術を鑑賞した。市政府の関係者も、渡り廊下を通る際に足を止めて美術展を鑑賞していた。多くの人がメッセージを書き残し、法輪功と法輪功が中共に迫害されていることに関心を寄せていると書き残した。

 画家「他人のために作品を作る」

 火曜日のイベントで、今回の美術展に作品を寄せた画家の一人であるキャシー・ギリス(Kathy Gillis)さんが、真善忍国際美術展の作品制作と展示企画について話してくれた。ギリスさんは、「我々(画家)には二つの共通点があると思います。その一つは我々は画家として絵を描く技能を持っていること。もう一つは、我々は同時に法輪功修煉者として共通の信仰を持っていること。我々の作品は抽象派の作品、街頭芸術や学術派画家のようなものではありません。我々は心を修煉している人間にとってあるべきもの、自分を表現するより真実を、他人のためにという深い内容が含まれていると思っています」と話した。

美展的画家之一凯西•吉利斯在真善忍国际美展招待会上发言。

「真善忍国際美術展」のイベントでスピーチをする画家キャシー・ギリスさん

 「人々に法輪功を物語る時に、はっきりとしたメッセージや純浄・純粋な気持ちで作品を制作する必要があります。これは画家の誰もが心の奥から湧いてくるものであり、自己・自己表現を完全に捨てて、自分を表現するためではなく他人を救うため、あなたたちの明るい未来のために制作したものであります。この時代に何が起きているかを記録したものであります。ですから、我々はどの作品にも、自分の作品に自分の名前を大きく署名していません。もちろん世界中の法輪功修煉者たちの共通の努力の下でこのような展示会が開かれています。現在、世界50か国で800回以上展示されています」と、ギリスさんがスピーチをした。

 国会議員「誰もが自分の信仰を実現する権利を持っている」

 カナダ無党派の国会議員ブルース・ハイヤー氏は、法輪功修煉者たちが信仰のために迫害を受けていることに非常に深い関心を持っている。今回の展示ではこうした内容の作品が多くあり、ハイヤー議員にとても印象深いという。同氏は、「中共が法輪功、及びほかの団体を迫害して長年が経ちます。中共は中国の歴史上で最も邪悪な政権であります。もちろん世界でも最も邪悪な政権です。中国には多くの善良な中国人が生活していますが、悪いのは中共です。法輪功修煉者たちを含む多くの善良な人に対する中共の迫害行為を絶対に許してはなりません。非常に恐ろしいものです」と話した。

国会议员布鲁斯•海耶表示,中共是中国历史上最邪恶的政权,也是世界上最邪恶的。

カナダ無党派国会議員ブルース・ハイヤー氏「中共は中国の歴史上、また世界で最も邪悪な政権」

 「美術展では、今日の中国で、世界で何が起きているかをはっきり表現しています。法輪功に対して何をやったのかがはっきりと描かれています。私は展示会を見て、未来への希望と自信を持つようになりました。画家たちは自分の信仰のために、人権と信仰の自由、公民の権利という最も普遍的な価値観を訴えています。カナダ政府は今後、中共のような邪悪な政権に協力するべきではない」とハイヤー議員は話した。

 中国問題専門家「信念を固く保ち、忠誠と勇気が溢れている」

 著名な中国問題研究専門家のブライン・マクアダム氏は美術展を鑑賞後、「法輪功修煉者たちは絵を通してはっきりとしたメッセージを出しています。それは自らの信仰を固く守り、忠誠・穏やかな表現力で見る人々を惹きつけます。彼らの強権の前に揺るがない、迫害を恐れない精神が人々に勇気を与えています」と語った。


资深中国问题专家布莱恩•麦克亚当认为画展是法轮功学员的精彩表达。

著名な中国問題研究専門家のブライン・マクアダム氏、法輪功修煉者の画家たちの表現力に感動したと語る

 マクアダム氏は、「作品は中共が何者かを理解するのにとても有力です。中共の統治下で人々は自由を失い、信仰を失い、家を失い、愛を失い、幼い子供は両親を失っています」と語った。

 また、マクアダム氏は、「政治家は中共の暴行を意識して中共に厳しく対処するべきです。人類の歴史上どの政権も中共のように千万の多くの人を殺したことはありません。中共は最悪な政権です」と述べた。

 観客「美しい表現力で悲しい物語りを訴えている」

 市政府職員のハイリ・マクレナガン(Haleigh McClenaghan)さんはかつて、ニューヨークの街で法輪功修煉者たちが平和的に訴えている活動を見たことがあるが、今回の美術展で初めて法輪功が中国で迫害されていることを知ったという。「美術展の作品の中で幼い女の子が父の遺物を身に着けて、両親の遺骨を持って目から涙がこぼれ落ちている絵を見て心が動いたわ。心の奥が深く揺さぶられました」と語った。

 観客「多くの人々に真相を見てほしい」

 アントニッテ・スミス(Antoinette Smith)さんとサンディ・ナルト(Sandie Nault)さんはNPOのボランティアをしている。美術展を鑑賞後、「どの作品にも大きく惹かれて感銘を受けました。本当に起きたことが描かれていることに非常に大きなショックを受けました。画家たちの技能も非常に素晴らしいです。人物は本物のように生き生きとしています。多くの人々に、法輪功に対して今何が起きているかの真相を知ってほしい」と話した。

 当日、会場を訪れた多くの観客が、画家たちの作品から巨大な正のエネルギーを感じ取ったと話した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/5/31/274726.html)
 
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