【明慧日本2013年5月20日】英国放送協会(BBC)の要請に応じ、デービッド・キルガー氏とイーサン・ガットマン氏は2013年4月30日の朝、ロンドン市中心部に位置するBBCセンターを訪れ、BBCワールドサービス(BBC World Service)の生放送番組に出演し、中共(中国共産党)の臓器狩りに関して司会者の質問に回答した。その後、キルガー氏は再び、午後1時の世界ニュース生放送番組に出演し、番組中の特別番組「中国で発生している臓器狩り(Organ harvesting in China)」で、司会者からインタビューを受けた。司会者はインタビュー後にデービッド・キルガー氏とイーサン·ガットマン氏に感謝の意を表した。
BBCワールドサービスは全世界で高視聴率を誇る影響力のある番組である。4月30日のデービッド・キルガー氏とイーサン・ガットマン氏のインタビューを通して、世界の人々は法輪功への迫害の真相と中共政権の人権迫害の現状を知った。特に中共による大規模な法輪功修煉者への生体臓器狩りの真実を知り、この非人道的行為が初めてBBCによって暴露された。これは、デービッド・キルガー氏、イーサン・ガットマン氏、デービッド・マタス氏による臓器狩りの独立調査結果が西欧社会で高く評価されていることによる。
過去2週間、「臓器の強制摘出に反対する医師会(DAFOH)」は、スコットランド議会・オックスフォード・ケンブリッジ・英国国会などのイギリス重要な都市と機構で、中共の臓器狩り犯罪を暴露する公聴会・セミナー・説明会などを開催した。法輪功の真相はイギリス政界、学術界とマスコミ分野で大きな波紋を起こした。
BBCの生放送番組の中で、デービッド・キルガー氏とイーサン・ガットマン氏は長年の研究および結論を、以下のように視聴者に明確に伝えた。法輪功は罪なく中共に迫害されている平和的な団体である。中共が法的根拠も無く大規模に法輪功修煉者から臓器を摘出して、利益を得ていることは間違いの無い真実である。
キルガー氏は番組の中で次のように述べた。「中国で行われている移植手術の臓器は、大部分が良心の囚人、特に法輪功修煉者から摘出したものです」 「調査により、約6万5千人の法輪功修煉者の臓器が摘出されたことが明らかになりました」 「西洋社会の法律制度とは全く異なり、法輪功迫害において、(中共は)法律を重んじず、警察は一枚の手紙で法輪功修煉者たちに3~4年の労働教養刑を受けさせることができます」
ガットマン氏は番組の中で次のように述べた。「中国の良心の囚人たちは、周りの人を巻き込みたくないので、最も臓器狩りの被害者になりやすいのです。中国には良心の囚人が多く、ずっと臓器移植の重要な出どころになっています」 「中国の臓器移植手術には、国家のすべてのシステムが参与しています」
また、「中国で起きている臓器狩り(Organ harvesting in China)」番組の中で、キルガー氏は以下のように強調した。「メディアでは、中国の臓器移植は、死刑囚の身体から摘出されたものだと言われています。しかし、一部の人が指摘したように、臓器狩りで殺害された人々のほとんどは法輪功修煉者であり、彼らには何の罪もなく、完全に無辜な人々なのです。人々はこの点を忘れていますが、彼らは皆、罪のない人なのです」と述べた。
キルガー氏は朝、BBCに向かう途中、法輪功修煉者がロンドン駐在の中国大使館の前で24時間連続で抗議活動をしているのを見かけた。彼はタクシーから降りて、煉功をしていた法輪功修煉者と写真撮影し、支持していると話した。