駐チェコ中国大使館職員が逮捕 法輪功学習者に暴行(写真)
■ 印刷版
 

 【明慧日本2014年9月12日】中国投資フォーラムと中国、中央ヨーロッパ、東ヨーロッパの指導者らによる会議が先月28日、チェコの首都プラハで開催された。法輪功学習者は中国共産党による法輪功迫害に抗議するため、現地で活動を行った。その際、中国大使館は暴徒を集めて学習者の横断幕を奪った上、大使館職員が学習者に暴力を振った。大使館職員はチェコ警察に逮捕された。

手錠をかけられた中国大使館職員

手錠をかけられた中国大使館職員

 副総理の張高麗氏を始めとする750人の中国共産党代表団の中には、法輪功迫害に積極的に関与し、ジェノサイド罪と人権に対する罪を犯した5人の高官が含まれていた。張高麗(副総理)、李憲生(海南省副書記)、トウ志武(遼寧省人大常委会副主任)、朱浩文(河北省政府秘書長)、張臣良(河北省武安市委書記)である。

 法輪功の横断幕を奪った中国大使館職員と暴徒が逮捕される

 先月28日午後、プラハ城の前の歩道には、中国共産党が人を集めて配置したいわゆる歓迎団の人で溢れていた。その中の一部は、横断幕を持つ法輪功学習者一人に対して二人で挟むように配置されていた。警察は学習者の権利を守るため、歓迎団に歩道の反対側に立つように要求したが、中国大使館の身分証を掛けた職員に強く拒否され、警官はやむを得ず譲った。仕方がなく学習者は歓迎団から遠く離れた道の交差点で横断幕を掲げたが、歓迎団の暴徒と大使館の職員は警察の忠告を聞かず、影のようについて来た。

プラハ城の前で横断幕を持つ法輪功学習者

暴徒に奪われて破れた横断幕

 代表団が到着した際、大使館の職員と暴徒は警察の制止を無視して学習者から横断幕を奪おうとした。仕方がなく警察はその大使館の職員を地面に押さえつけ、手錠をかけて連行した。その他、二人の暴徒も逮捕された。

チェコ警察に逮捕された暴徒

警察に手錠をかけられた中国大使館職員

 法輪功迫害の実情を知った人々は法輪功を応援

 チェコの法輪功学習者は中国投資フォーラムの会場で、各国の観光客と現地の市民に、迫害の資料を配り、「法輪功迫害に関与した政治局常務委員・張高麗に対する追跡調査の通告」の録音を流した。また、中国共産党による法輪功迫害や生体臓器狩り制止をチェコ政府に呼びかける請願書の署名活動を行った。

 フォーラムに参加したある貴賓は学習者に、代表団が「張高麗に対する通告」を受け取った後、次の日から何か違う雰囲気を感じたと語った。チェコのあるビジネスマンは、代表団のリーダーである張高麗氏の罪を知ると、直ちにフォーラムから脱退した。

 ブラハ城の外で、ある女性は資料を読んだ後、年配の法輪功学習者に、「お疲れです。少し休んでください。代わりに私が資料を配りましょう」と言った。

法輪功の展示ブース

ブラハ城の前で法輪功迫害の実情を知った人々は迫害を制止するため、政府に提出する請願書に署名する

法輪功迫害の実情を知った人々は迫害を制止するため、政府に提出する請願書に署名する

法輪功に関する実情を聞きに来た中国人

迫害を制止するため、政府に提出する請願書に署名する

チェコのテレビ局は今回の中国投資フォーラムの報道で、「張高麗は法輪功学習者への迫害に責任がある」と語った

チェコの新聞『Young Front Today』は張高麗が法輪功迫害に責任があると報道

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/8/30/296689.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/8/31/2777.html)
 
関連文章