遼寧省の女性学習者 迫害され死亡
【明慧日本2014年9月15日】遼寧省瀋陽市の法輪功学習者・許蕙テイさん(女性)は、5月20日に不当に連行され、地元の第一留置場に拘禁された。しかし、6月23日に迫害されて死亡した。
5月20日午前9時すぎ、許さんは和平区で法輪功の資料を配っていた時、集賢派出所の警官に連行され、自宅にあった法輪功の関連書籍、DVD、資料などの私物も押収された。
翌日午後2時、許さんは身体検査された後、瀋陽市第一留置場に拘禁された。
6月23日の早朝5時半ごろ、許さんにけいれん、嘔吐の症状が現れた。同室の受刑者が5時55分、6時3分、6時5分に当番の警官に許さんの症状を報告したが、救急車は6時53分にようやく着いたため、処置が遅れたという。
午前7時53分、警官は家族に、許さんが重体になったため242病院に来るようにと連絡した。しかし、家族が病院に駆けつけた時、許さんはすでに亡くなっていた。留置場の関係者は、上の人が来るから監察医が写真を撮り終えるまで入ってはいけないとドアの前で家族を止めた。家族は許さんの遺体に会えたが、警官は触れることを許さず、他人に許さんの着替えをさせた。留置場側は、死因は心筋梗塞だと主張している。
家族は、拘禁される前は元気だった人がなぜ急に心筋梗塞で亡くなったのか、処置が遅れたのも留置場側の責任だと警官に問い詰め、火葬を拒否したという。