【明慧日本2014年9月25日】黒竜江省大慶市の法輪功学習者・張天偉さん(49)は先月5日午後、友人・趙成孝さん宅を訪問したとき、家宅捜索していた警官らに連行された。その後、警官は「張を10日後に釈放する」と言ったが、1カ月が経過しても張さんを解放せず、張さんを拘留所から第三留置場に移送した。
張さんは先月5日、用事のために出かけ、趙さんの家に立ち寄ったが、家宅捜索している乗風公安支局の警官により、趙さんと共に連行された。
夜7時過ぎ、警官は張さんを連れて張さんの自宅へ行き、張さんが持っていた鍵でドアを開けて家宅捜索を行った。警官は誰もいない家を1時間ほど捜索したが、目的の物が何も見つからず、再び張さんを連れて行った。警官は張さんを連行したことを張さんの家族には知らせなかった。家族は帰宅しない張さんに電話をかけたが、電話に出なかったため、いろいろな所を尋ね回り、やっと張さんが連行されたことを知った。家族はすぐに乗風公安支局に駆けつけて状況を聞いたが、警官に担当者の名前も記載されていない拘留書を渡され、「張を10日後に釈放する」と言われた。
家族は警官の言うことを信じて10日間、待っていたが、警官は張さんを解放せず、張さんを拘留所から留置場に移送し、刑事拘留に切り替えた。さらに、警官は家族に「俺らは証拠を集めている。張に判決を下してやる」と脅迫した。
張さんはかつて、リウマチと胃病を患い、物を食べるとすぐに嘔吐し、薬を服用しても効かなかった。しかし、張さんは法輪功を学び始めると「真・善・忍」の教えに従って自分に要求し、道徳が向上し、患っていた病気も奇跡的に消えた。それから、張さんは誠実で人と争わず、いつも人のことを優先に考え、周りの人から「とても良い人だ」と称賛された。しかし、張さんは現在もなお、留置場に拘禁されているという。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/9/18/3313.html)