大阪で署名活動 不当拘禁中の親族の救出を(写真)
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 【明慧日本2014年10月3日】日本の関西地区の法輪功学習者は大阪駅周辺で先月23日、中国で拘禁されている学習者・張樹峰さんを救出するため、署名活動を行った。

 明慧ネットの情報によると、山東省寿光市の法輪功学習者・樹峰さんは昨年10月中旬に再び拘禁され、残酷な迫害を受けている。一刻も早く張さんを救出するため、関西に在住する樹峰さんの親戚および地元の学習者が救援活動を始めた。

張樹峰さん(右)と姉の張樹莉さん(左)の昔の写真

 樹峰さんの姉・樹莉さんの話によると、樹峰さんは1999年の中国共産党による法輪功への迫害が始まって以来、何度も不当に連行・拘禁・迫害されたことがある。今回の拘禁期間中、樹峰さんは灌食されたため、全身が腫れて赤くなった。妹の安否を心配し、一刻も早く無実の妹を救出するよう周りの学習者と共に、署名活動を通して日本社会の関心および助けを呼びかけているという。

 樹峰さんの妹婿・松井嘉隆さんも当日の署名活動に参加した。法輪功を学んでいる松井さんは、共産党が法輪功学習者への生体臓器狩りで暴利をむさぼっている状況をよく知っており、樹峰さんが昨年行方不明になって2カ月後にようやく拘禁されたことを知ったという。松井さんは樹峰さんの安否を心配し、「署名活動を通じて多くの人々から支援をいただきたい。早く姉を救出して家に帰らせたいです。署名活動の過程の中で、多くの善良な日本人が、法輪功が中国本土で迫害されている実態を聞いて迷わず署名をしてくれました。応援していただいたことに感動しています」と述べた。

 兵庫県尼崎市の東条さんは自ら署名をして、必ず救出してくださいと言った。当日、河内長野市から大阪にやってきた栗田さんは法輪功学習者と長く話をした。「この数年間で中国はとても早く経済成長し、体制も良くなったと思ったが、生きている人間の体から臓器を摘出しているなんてとても許せない」と言い、最後に強い意思で署名をした。岩崎さんは、別のところですでに署名をしたが、大阪で再び署名を求める法輪功学習者に会い、手を握りもう一度署名したいと言い、学習者の正義感に感心している、署名活動は立派なことだと伝えた。最後に自分の連絡先を残し、今後学習者と連絡したいと言った。

 ある中年男性は署名した後、家族5人の代わりに署名できるかどうかと聞いた。家族全員が、共産党が自国民への迫害を行っていることを知っているという。最後に学習者と握手をして応援した。

 当日の署名活動は順調に終了した。署名活動に参加した学習者の多くは、日本人が共産党の独裁、暴虐さをますます知り、迫害停止を求める署名活動に協力する市民も以前より増えている。

 署名活動の担当者・大西さんは「さまざまな方法で張樹峰さんを救出できるよう、大阪だけではなく、日本全国で署名活動を行っている。集まった署名を日本政府に提出し、日本政府から中国政府に圧力をかけていただき、一日も早く張さんを救出したい」と述べた。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/9/30/298327.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/10/2/146203.html)
 
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