山東省の女性教師 留置場で薬物注射される
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 【明慧日本2014年10月4日山東省蒙陰県の法輪功学習者・伊淑玲さん(45)は7月18日、法輪功が迫害されている真相を人に伝えた時、常路鎮610弁公室と常路派出所の警官に強制連行された。当日の午後、伊さんは臨沂市留置場に連行され、密室に監禁され、不明な薬物を注射された。

伊淑玲
伊淑玲さん

 伊さんは蒙陰県実験中学校の教師で、1998年に法輪功を学び始め、心身とも健康になった。10数年来、伊さんは何度も中国共産党当局に留置場に拘禁され、洗脳班で虐待された。また2度の労働教養を強いられ、更には精神病院に監禁され、苦しめられたことがあった。伊さんは法輪功を学び続けたことで、仕事を失い家庭は分裂し、居場所をなくした。省内の第一女子労働教養所で、伊さんは睡眠を許されず、大小便を禁止され、飲食も禁止された。さらに、ゴムバンドで口を封じられ、布で口を締め付けられ、吊し上げられたうえ、強制的に灌食され、飲食中に薬を投入されるなどの迫害を受けた。伊さんの腕、足首、口のあたりにはまだ傷跡が残っている。

 7月18日、伊さんは80代の父の見舞いで実家に行く途中、村民に法輪功の真相を伝えたたことで人に通報された。常路鎮610弁公室のメンバーがすぐ駆けつけて伊さんを連行しようとしたが、思い通りにならなかったため、常路派出所の10数人警官を呼んできて、伊さんを強制連行した。当日、女性の法輪功学習者・公華東さんも一緒に連行され、午後に臨沂市留置場まで連行された。

 臨沂市留置場で、伊さんは迫害に抗議し、「法輪大法は素晴らしい」と叫んだため、密室に閉じ込められ、不明な薬物を注射されたという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/9/14/297713.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/9/27/3462.html)
 
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