新たな証拠 江沢民自ら「法輪功学習者への臓器狩り」命じる
■ 印刷版
 

 【明慧日本2014年10月13日】法輪功迫害追跡調査国際組織(以下、追調国際)は先月、中国人民解放軍が法輪功学習者からの生体臓器狩りに関与した件で、白書忠(元中国人民解放軍 総後勤部衛生部部長)への追跡調査を行った。その結果、白は中国共産党元国家主席・江沢民が自ら「法輪功学習者の臓器摘出」を命じたことを認めた。

 2013年8月、内部事情をよく知る人鮑光さん(偽名)も、江沢民が「法輪功学習者の臓器を摘出」の命令したことについて、元中国商務省部長(大臣)・薄熙来が認めたことを海外メディアに明かした。

 これらの証拠により、共産党が江沢民の直接の命令によって、法輪功学習者の臓器を摘出して暴利を貪っていることが証明された。江沢民は国家機関を操り、中国全土で法輪功学習者の大虐殺を行っている。

 中国人民解放軍幹部 「江沢民が法輪功学習者の臓器を使って臓器移植手術を行うよう命じた」

now loading the player ...

右クリックでダウンロード(1.5MB)

 以下は調査に関する録音の一部の日本語訳。

 白書忠:もしもし?

 調査員:総後勤部衛生部の白書忠元部長ですか?

 白書忠:そうですが、どちら様ですか?

 調査員:少し質問したいことがあるのですが...

 白書忠:何でしょうか...?

 (一部省略)

 調査員:はい、あなたは総後勤部衛生部長の在任中、拘束した法輪功学習者の臓器を使って移植手術をしたことについて、当時の総後勤部部長・王克から指示された任務ですか? あるいは中央軍事委員会から直接出された命令ですか?

 白書忠:当時の江主席です。

 調査員:ええ。

 白書忠:書面による指示がありました。

 調査員:はい。

 白書忠:あることの展開について、つまり臓器移植のことです。

 調査員:はい。

 白書忠:腎臓の販売、移植手術などを、地方の軍隊にとどまらず展開する命令でした。

 調査員:私達も情報を得ていますが、その時、後勤部は臓器のドナーとして法輪功学習者を拘束していたそうですね? その通りですか?

 白書忠:これについてはその時、私の記憶、少なくとも私の印象では、当時江主席の書面での指示が出されてから、皆が反法輪功について、多くの仕事をしていました...

 調査員:あなた達と聯勤部の1支部、2支部、また聯勤40支部を含めて、管轄している病院との間に上下の関係がありましたか?

 白書忠:私達はそれらの軍の病院をコントロールできます。総後勤部に直接所属するいくつかの軍の病院に、繰り返し要求しました...その時、江はこれらの問題にかなり関心を持ち、かなり重視していました。

 調査員:誰が重視していましたか?

 白書忠:江です。その時、江は党のトップでした。

 調査員:はい。

 白書忠:この問題について、かなり重視していました。すべて書面の指示がありました。

 調査員:あなたは1998年から2004年まで、務めていた...

 白書忠:そう、そう、そう、衛生部部長を務めていました。総後勤部衛生部部長、1998年から2004年までです。

 調査員:はい、ひとまずここまでにしましょう。

 白書忠:はい、はい、OK、OK、また何かあれば私に聞いてください、大丈夫です。

 調査員:はい、分かりました。ありがとうございます。さようなら。

 白書忠:さようなら。

 これについて、追調国際の責任者・汪志遠氏は「江沢民が法輪功学習者の臓器を摘出して、暴利を貪る行為は主に軍隊、武装警察で行われています。特に、軍隊は主要な実行機関です。この実行機関の最高専門リーダーとして、白は具体的に江沢民の大虐殺命令を伝達し、この絶滅的な政策を徹底的に貫いた直接の責任者です。白が在任中の1998年から2004年は、中国共産党が法輪功への迫害や法輪功学習者から臓器を摘出していたピーク時です。白は当時の状況をはっきり分かっており、はっきり説明できます。証拠として、私たちはすべての録音を国際法廷に提出できます。今公開しているのはその一部です」と述べた。

 2013年8月27日、内部事情をよく知る人鮑光さんは、海外メディアに一つの録音ファイルを提出した。また、このファイルについて次のように説明した。2006年9月13日、ドイツに訪問した薄熙来が電話でドイツの中国大使館の一級秘書に、江沢民から「法輪功学習者の臓器を摘出せよ」と命じられたことを自ら認めた。「法輪功学習者からの生体臓器狩りについて、あなたの命令ですか? また江沢民の命令ですか?」という質問に対し、薄熙来は「江主席です」と答えたという。

now loading the player ...

右クリックでダウンロード(1.87MB)

 中国共産党の軍は殺人と臓器移植を産業としている

 1999年7月、中国共産党党首・江沢民は法輪功団体への迫害を始め、その後「名誉を汚し、経済を破綻させ、肉体を消滅させる」という極めて邪悪な政策を打ち出した。中国当局は全国のメディアをコントロールし、デマを流し、法輪功への恨みを扇動した。さらに、江沢民は「殺しても責任を問わず、殺したら自殺 と見なし、身元の確認をせず直接火葬する」という極秘指令を下し、この理不尽な迫害を一層悪化させた。こうして、法輪功学習者は強制連行され、拘禁され、虐殺された。

 こうした政策の背景の下、生体臓器狩りは共産党の「法輪功学習者の肉体を消滅させる」重要な手段の一つで、更に経済利益を得る一環となった。共産党は軍隊、武装警察を動員し、各地の軍事施設を利用して収容所を作り、刑務所を拡大し、新しい大型刑務所を次々と作った。軍隊を中心に、政界、法曹界、医療業界が協力するという形で、全国範囲で拘禁中の法輪功学習者の名前を登録し、健康診断と血液の検査を行い、パソコンでデータを管理して膨大な生体臓器の倉庫を作った。拘禁、配置、運搬、摘出、死体処理など全て専門のシステムで運営されている。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/10/3/298494.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/10/13/146369.html)
 
関連文章