湖北省の青年に懲役3年6カ月の不当判決
■ 印刷版
 

 【明慧日本20141025日】湖北省武穴法輪功学習者・李華鋒さん(26歳男性)は浙江省松陽県裁判所に懲役36カ月の不当判決を宣告され、今年7月に浙江省第二刑務所に収容された。

 昨年7月、浙江省松陽県の警官は吉林省長春市へ行き、李さんを連行して拘禁した。そして、松陽県裁判所は今年418日、李さんに対して裁判を行った。法廷で李さんは問われた罪を否認し、自ら法輪功を学んで実感した高い効果を話した。しかし、法廷で「610弁公室」の指図を受けた裁判官は、李さんの弁護士による発言を認めず、弁護士が書いた文書さえ受け取らなかった。裁判の最後に、李さんの弁護士は「法輪功を学ぶことは無罪です。法輪功迫害の真相を伝えることは無罪です」と法廷にいる人たちに厳しく告げたという。

 その後、松陽県裁判所は李さんの家族に通知せず、弁護士にも知らせず、秘密裏に李さんに2回目の裁判を開廷し、李さんに懲役36カ月の判決を下した。その後、李さんは浙江省麗水市の中級裁判所に上訴し、控訴趣意書も出したが、当局の麗水市裁判所に棄却された。そして、李さんは今年730日、秘密裏に刑務所に送り込まれた。

 李さんは父親の李其国さんが法輪功を学んで心身ともに健康になった様子を見て、2002年に法輪功を学び始めた。

 李さんは麗水市松陽県でアルバイトをしていたとき、街で人々に法輪功迫害の真相を伝えたため、派出所の警官に尾行された。昨年722日、松陽県の警官は李さんの家に不法侵入し、家宅捜索を行った。当時、李さんは工事現場で仕事をしていたが、情報を聞いてその町を離れた。しかし、警官は李さんの親戚3人を連行し、夜中まで尋問した。

 昨年829日、松陽県の警官は長春市へ行き、長春市南関区派出所の警官と共に、同市でアルバイトをしている李さんを連行し、李さんを松陽県に連れ戻した。

 そして、松陽県610弁公室と国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官は、李さんの妻を脅迫し、李さんに不利な偽の証言をさせた。それにより、105日、李さんに逮捕状が発付された。

 その後、李さんの妻が家を出た。李さんの母親は李さんの幼い子供3人と李さんの祖父を連れて松陽県に駆けつけ、李さんとの面会を求めたが、拒否された。警官は母親、祖父に李さんが鉄の檻に監禁されている写真を見せ、母親と祖父を苦しめた。

 李さんの父親は息子の解放を求めたが、これを理由として昨年1110日、地元610弁公室の警官に武漢市洗脳班に送り込まれた。洗脳班での迫害によって、父親は極度に痩せて歩けなくなり、危篤に陥ったが、現在の状況は不明であるという。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/9/17/297838.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/9/24/3409.html)
 
関連文章