日本社会に臓器狩りの真相を伝え 衆生を救い済度する(二)
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文/大阪の大法弟子

 【明慧日本2014年10月19日】

 二、DAFOHの署名活動を通し、医学界へ臓器狩り真相を伝え

 「臓器の強制摘出に反対する医師会」が署名活動を始めた後、私はまず医学界に真相を伝えることを考えました。

 ある名門大学が私の家の近くにあります。この大学には医学部と大きな附属病院があり、移植技術は全国に抜きん出ており、有名な移植医がいます。

 私たちは大学医学部の事務棟に行き、一つ一つオフィスを訪ね、署名を求めました。最初、私は仕事の時間なので反感を持たれないかを心配しました。一番目のドアをノックする前、私は悩んで行動出来ず、自分の正念が足りず、人心があると感じました。同修は資料を持って、移植オフィスに入ってくださいと言いました。ノックして入った後、教授の秘書はとてもまじめに真相を聞き、教授に私が訪ねた真意を伝え、資料を渡すと約束して名刺をくれ、何かあったら、直接電話をくださいと言いました。そうなのです、私たちは衆生を救い済度していますから、慈悲で純粋な心でやれば、人の分かっている一面は聞いてくれます。

 ある日、署名活動に行こうとした時、突然同修が体調不良で来られなくなったという知らせがありました。私は旧勢力が同修の活動を妨害していると考え、同修に私の考えを伝え、正念を多く発するように薦めました。1人でも私は行きますと、運転しながら、私は正念を発しました。

 着いた後、私は1人で重い資料を持ち、訪ねたことがあるオフィスと資料を送ったことがある教授のオフィスを一つ一つ訪ねました。ある女医は生きている法輪功修煉者から臓器を摘出されていると聞いて、信じることが出来ませんでしたが、私は真相写真とメディアの報道を一枚一枚見せながら話しました。彼女は私の話が真実だと分かって署名してくれました。

 直接の訪問以外、私たちは各種の医学シンポジウムで真相を伝え、署名を求めました。

 DAFOHの署名活動を行ってから、日本全国の修煉者たちは定期的に一緒に学法し、交流しました。毎回多くの学習者が参加しました。民衆に署名を求める以外に、医療界、特に臓器移植の医療従事者に臓器狩りの真相を伝えるべきです。

 9月初め、京都でアジア移植会議と日本移植学会の総会が開かれ、約2千人の移植医と関係者が参加しました。私たちはこれを、真相を伝え、署名を集める良い機会だと考えましたカナダの同修は著名な国際人権弁護士を招き、このアジア移植学会に参加しに来ました。

 大会の準備が最も忙しかった週末、夫の父が入院1カ月あまりで突然亡くなりました。夫は長男で、日本の習慣によれば、長男は葬儀のすべてを担当し、長男の妻である私も皆に注目されます。突然のことで、私の心は重くなり、さらに忙しくなりました。

 その間、皆は人権弁護士が京都に来た後、どこで報告会を開くか、どこに行って真相を伝えるかを決められず、連続3日間夜の会議で検討しましたが、意見の統一が出来ませんでした。私ともう1人の協調人はこの状況を見て、がっかりし、報告会を開きたくなくなりました。私は学会の1人の同修に大阪の状況を話すと、彼は私の問題を指摘し、人数、物質、時間を総合的に考えるように勧めました。私はすぐ大阪で報告会を開くことを決め、順調に場所を確保出来て、チラシも完成しました。

 葬儀の時、京都で報告会をしている同修はよく電話をくれましたが、私は電話を受けられず、心が落ち着きませんでした。報告会の時間と場所が決まったのに、どうしてこれらの同修は自分の意見を堅持するのでしょうか。これらの同修はあまりに自我が強いと思いました。その後、他の協調人が言うには、これらの同修が大阪の報告会の宣伝を皆にやめてもらい、京都で場所を借りるというのです。この話を聞いた私は気持ちが沈んで、みんなが「王様」なら、どうやって協力し合って、真相を伝えられるかと思い、私の心は大きな衝撃を受けました。その後、落ち着いて自分を見るとき、自分にも強い自我があり、自分の考えを堅持していることに気が付きました。相手のやり方に理があるのかも知れません。自我を放棄することは修煉の高まりです。私がこの自我を堅持する心を放下した後、心が静かになり、どこでやるかについては按排があると思いました。

 その数日、家の事で私は大法の仕事の協調と連絡ができず、今度の学会での真相伝えの協調の仕事がこんなに重要なのに、各方面からの妨害が来たと感じました。しかし、私はしっかりやらなければならないと思いました。2人の同修は私の状況を知り、積極的に協力してくれました。

 最後に、私たちは会場外の道路の許可を申請し、会議の参加者が必ず通過する地下鉄の出口と道に横断幕を掛け、展示パネルを置き、資料を配り、真相を伝えるやり方で署名活動を行うことにしました。また、私たちは東京と大阪で、講演会を按排し、学会の後に人権弁護士と一緒に京都府に行って陳情し、京都府の記者クラブで記者会を開くことにしました。

 署名活動が良い効果を得られるように、私たちは会議で講演を行う230人の移植医に事前に真相資料と署名用紙を送りました。大会1週間前、私たちは全国の2000人の移植医に臓器狩りの真相資料を送り、広範囲に移植界に真相を伝えました。

 全国各地の30~40人の学習者は協力し合い、妨害を排除し、6日連続して朝から晩まで会場の外でチラシを配って署名を求めました。2000人以上の海外と国内の学会参加者に真相を伝え、400人の署名をもらい、その中には100人以上の医師がいました。

 今回の移植大会は京都の偏鄙なところにある国際会館で開かれました。大阪から京都までの往復時間は3~4時間かかり、時間、金銭、体力に大きな負担がかかりました。ある協調の仕事をしたことがない男性同修は、積極的に今回の活動現場の責任者を担当し、毎朝4時に起床し、7時過ぎに現場で横断幕を掛け、展示パネルを置き、資料を搬送しました。6日間の大会は4日が大雨で、2日間は台風も来ました。邪悪がこの悪天候を通して、私たちに外での真相伝えと署名活動をやめさせようとしましたが、私たちはこの仮相に動揺してはならず、人を救うことを決して妨害させないと決心しました。

 1日目、私は横断幕とパネルを搬送する仕事を担当しました。朝7時、私が車で家から出ると、家の向こうにいる叔父さんが早朝から出かける私を見て、大声で私を呼びました。私は一気に怒り、何も話さず、彼を見ず、車で走り去りました。高速道路で、車は大雨の中を突っ走り、車のワイパーが最大に動き、前方の視界はとても悪く、大きな雨粒が車の前方ガラスを打ちました。私は他空間からの妨害と圧力を感じ、ひどく悪い天気の上にさきほどの叔父さんからの叱りもあり、心が苦しく、限界を感じ、涙がポロポロ流れました。自分の心性は今回の活動の中で法の要求に達せず、仕事を忙しくやり、正念を多く発することを無視し、肝心なときに心性を守れなかったと感じました。高速道路を出た後、京都市内の交通は非常に混雑して、私は正念を発し、師父の加持を求め、9時15分に私は目的地に着きました。

 私たちが事前に移植界に広く真相を伝えたため、1日目に私たちは大会関係の責任者に真相を話した後、彼は私たちに会館の場所を利用して、廊下で資料を配り、署名を求めることを許可しました。この廊下には屋根があり、資料と同修が雨に濡れることはなくなりました。

 9月22日、23日、大阪で全国薬剤師大会が開かれました。大会では台湾の著名人を招いて講演しました。1日目、参加者は1万人以上でした。参加者が並んで入場するとき、私たちの臓器狩りの横断幕を見ると、次から次にチラシを受け取りました。その日、チラシ配りと署名を求める同修はみな忙しかったのです。午前の短い時間で1500枚の真相チラシを配り、2日で450人の署名をもらいました。そのうち半数以上は薬剤師とVIPでした。

 最近、私たちは全国の臓器移植関連の8000人の内科医に資料の郵送を通して真相を伝え、署名を求めることにしました。

 三、街頭での署名活動

 9月、京都と名古屋で臓器狩り反対のパレードを行いました。

 多くの地区の同修は猛暑の中を毎日街頭で署名活動をしました。皆さんの努力で、現在日本には2万5千人の署名と500人近い医師、弁護士、政府関係者などVIPの署名がありました。

 日本には日本語のできる同修と、時間があって上流社会で活動できる学習者が少ないのですが、一部の年配の同修は正念をもって、裁判所と政府機構の外で資料を配って署名を求めました。

 ある日、1人の年配同修が裁判所の外で署名活動をしているとき、裁判所の警備員が来ました。日本語が分からない彼女は、ここで活動することが、許されないのではないかと思いましたが、警備員はこの年配の同修がよくここに来ていることを見ていて、署名をしました。

 一部の民衆は真相資料を読んだ後、自分の署名だけでなく、子供の名前も記入しました。このような感動の場面は毎日ありました。

 師父は、「しかし、旧勢力はこのすべてを変えてしまい、この魔難を作り、しかも歴史上かつてない邪悪さだったのです。皆さん考えてみてください。生きた人から臓器を摘出するということですが、古代ローマに起きたキリスト教徒への迫害が最も邪悪な時でも、 ここまで邪悪にならなかったのです。最も邪悪な時でも、人を死なせることに留まっていました。この星で起きた最大の邪悪であり、これは大法弟子がこの迫害の中で耐え、そして直面した邪悪であり、この迫害の中で現れてきた邪悪です。皆さんが高い次元から来ており、大きな果位を実証し、大きな王になろうとしていますが、小さい魔難で、それ相応の邪悪な方法がなければ、皆さんが上まで修煉できるのかと旧勢力は思っています。それらはみな、この論理を使っています」[2]

 この法を学んで、私が理解したのは、旧勢力が按排した「この星で起きた最大な邪悪」は人類の道徳の最低に挑戦しています。真相を伝え、人々の善念を啓発して救い済度することは、大法弟子の当然の責務です。

 協調の過程の中で、私は悟ったのは、良好な修煉状態を保ち、毎朝早く起きて煉功し、法を勉強することは協調の仕事をよく行う鍵です。プロジェクトの連絡協調人として、私は自分が負っている責任を感じ、自我を放下し、自分をしっかり修めなければならず、さらに肝心なことは皆さんの力を生かすことです。お互いによく協力してこそ、法の威力が現れ、法を正すという大きなことをよく行えます。

 以上、私の心得です、良くないところがあれば、慈悲に指摘してください。

 師父、ありがとうございます。皆様、ありがとうございます。

 (完)

 (2013年米国西部国際法会での発言原稿)

 注:
 [2]李洪志師父の経文:『二〇一三年大ニューヨーク地区法会での説法』
 [3]李洪志師父の経文:『各地での説法十一』「大法弟子は必ず法を勉強しなければならない」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2013/10/30/281943.html)
 
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