湖北省の女性 留置場で迫害され何度も意識不明に
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 【明慧日本2014年9月16日】湖北省麻城市の法輪功学習者・田銀花さん(57歳女性)は連行されて同市留置場に拘禁された。留置場で迫害を受けた田さんは心臓病の症状が現れ、何度も気を失ってしまい、トイレで倒れたこともある。

 そのため、家族は田さんのことを心配し、公安局の国保大隊へ行き、「一時出所」を要求したが、警官に「俺達は田銀花のことを知っている。俺達も留置場に行って田銀花の様子を見てきたが、田銀花を釈放する可能性はない」と言われた。警官の話を聞いた家族は憤慨し、警官の氏名を聞いたが、返答はなかった。そして、家族は隊長と会いたいと求めたが、「いない」と言われ、会えなかった。

 田さんは8月20日午後、家で本を読んでいたとき、市公安局、国保大隊の警官と村委員会の主任などに、自宅に不法侵入された。警官は田さんの家にある私物と現金4400元を押収し、田さんを連行したという。

 田さんはかつて、少しても風に当たると、頭痛、吐き気、心拍数の加速、全身に力が入らないなどの病気を患っていた。特に、子供を生んだ後、田さんは病気が悪化し、毎日薬を飲んだが、効果はなく、家事さえできず、非常に短気な性格になった。しかし幸いにも、1997年に法輪功と出会った田さんは法輪功を学び始め、健康を取り戻した。

 数年来、田さんは薬を飲まずに元気でいられ、「真、善、忍」に従って自分に要求し、より良い人になるよう努力してきた。田さんは家事もでき、子供の世話も義理の母親の世話もしてきた。田さんはてんかんを患っている義理の弟に「法輪大法は素晴らしい。真、善、忍は素晴らしい」と、念じるように教えたところ、義理の弟はてんかんの発作がなくなり、出稼ぎすることもできた。

 しかし、1999年7.20以後、田さんは繰り返し中国共産党当局から迫害され、心身ともにダメージを受けた。正月のある日、田さんは「法輪大法は素晴らしい」と書いたチラシを広場の電柱に貼った時、警官に連行されて留置場に拘禁された。2007年のある日、夜中に国保大隊と南湖派出所の警官が田さんの隣家の三階から、田さんの家のベランダに渡り、田さんの自宅に不法侵入した。田さんは連行され、公安局の庭に引きずられて殴打され、雨水を浴びせられた後、留置場に送られたという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/8/29/296637.html)
 
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