海外の修煉環境を大切にし、よく修め多くの衆生を救う(一)
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文/カナダの大法弟子

 【明慧日本2015年1月13日】(次の文へ

 慈悲で偉大な師父、こんにちは! 同修の皆さん、こんにちは!

 私はカナダから来ました。ここ一年来、カナダの修煉環境を大切にし、仕事をする中で衆生を救う体験を皆さんと分かち合いたいと思います。

 一、集団煉功に参加する

 以前、煉功に関して私はずっと三日坊主で、煉功は学法ほど重要でないと思ったりもしました。結局毎日、体力的に疲れやすかったです。『二〇一三年大ニューヨーク地区法会での説法』の中で、師父は再度「初志貫徹」の大切さを強調しました。私は師父の言葉に深く震撼し、自分の修煉は「初志貫徹」をやり遂げたかと何回も自分に問いました。修煉に入った当初、幾重の困難を克服して必ず煉功点に行き、同修たちと一緒に煉功した時の気持ちは、どこに消えてしまいましたか。「朝に道を聞かば、夕べに死すとも可なり」の状態を取り戻そうと思い、毎日なんだかんだで忙しく、煉功をしないほど、ますますしたくなくなる悪循環から脱出するように、私は明日からしっかり現地の早朝の集団煉功に参加しようと決心しました。

 安逸心を突破したい私を見て、慈悲なる師父は按排をしてくださいました。偶然に、近くに住む2人の同修がとても集団煉功に参加したいが、車がなくて行けないことを私は知りました。当然、私は彼女たちの出迎えを担当するようになりました。表面上、私が同修を助けているようですが、実質は、師父がそのように按排して私に安逸心を突破させているのです。厳寒の中、私がもし遅刻したら、同修たちの時間が倍も浪費されると思うと、私は毎朝起きて安逸心を突破しました。だんだんと、時間になったら起きて煉功することは呼吸のように自然なことになって、体の一部分になりました。暖かい布団に潜る心地よさなど、煉功をしてからの充実感とは比べ物にもなりません。

 私たちが屋外で集団煉功すること自体、その純粋で慈悲に満ちる煉功場は、とても有効に大法を実証しているのではないかと思います!

 二、『転法輪』を学んで暗記する

 毎朝煉功を終えてから、私は同修と一緒に学法をして、その後地下鉄に乗って出勤します。地下鉄を乗る1時間は私の朝食時間、および『転法輪』を暗記する時間です。今の一日一日は師父が巨大な圧力に耐えながら衆生を救うため、弟子を成就させるために延長されたのだと思ったら、時間を大切にしない理由がどこにもありません。地下鉄の中で時間を切り詰めて簡単な朝食を食べる生活は、もしも修煉をしていなければ、私はきっと我慢できなかったでしょう。しかし今、時間を節約するために腹を満たせば良いと思って、以前の栄養に対するこだわり、味に対する固執はとても簡単に取り除けました。

 朝食を食べた後、私は『転法輪』を暗記します。私は量を求めず、一字一句ゆっくり、しっかりと暗記しています。しばらく続けたら、生活リズムに明らかな変化が起こりました。修煉と真相を伝えることは毎日の生活の中心になって、一方、日常のしなければならない事は不思議と全て、その中心(訳注:修煉と真相を伝えること)をめぐって展開するようになりました。以前、毎日「三つのこと」に使える時間が足りないとよく感じますが、今、午前9時前までに学法、煉功、発正念を全部やり終えて、真相を伝える時間にゆとりが出たと感じます。自分自身に「初志貫徹」を求めさえすれば、今の時空の制限を越えて、時間と競って多くの衆生を救えるのではないかと思います。

 三、仕事の環境で真相を伝える

 私は裁判所に来た中国人と、裁判官、弁護士や他の部門の職員との間の通訳の仕事をしています。仕事の中で、私は出会った中国人に積極的に法輪功の真相を伝えています。接触した中国人はよく「今の世の中で、あなたのように善良で誠心誠意、他人を助ける人は本当に珍しいわ」と言って私を信頼しています。中国大陸から新たに海外に来た移住者は言葉も通じないし法律に対する常識も少なく、私は仕事の中で蓄積した経験をもって、できる限り彼らを助けています。彼らは大法弟子の善良さを分かった後、みな私を信頼して感謝しています。私も彼らと接触する機会を大切にし、彼らに真相を伝えて「三退」を勧めて、神韻公演を紹介しています。

 1、「三退」したおかげだ

 ある中国からトロントに来て間もない老人は、道路を渡る時に車にはねられ怪我して、病院に運ばれました。しかし彼女は通行人の交通規則を守っていなかったため、警官は通行人規則違反の告知票を切って、病床に横たわった彼女に届けました。老人と娘さんはとてもつらい思いをさせられて、私に会った時、胸いっぱいに詰まったつらい思いを私に打ち明けました。私は根気良く親子の話を聞いて、彼女たちに法律の規定を説明して、彼女たちの不平不満が少し収まりました。そして、親子は私から大法の真相を聞いてから「三退」に賛成しました。数カ月後、親子の上訴は予想外の良い結果を得ました。法廷から出た時、親子は私と握手して「あなたはいつも私達に幸運をもたらす」とお礼を言いました。あなたたちは法輪功が迫害される真相を理解して、「三退」を選んだために、神様はあなたたちを加護されます。礼を言うのなら法輪大法の李洪志師父に言ってくださいと、私は説明しました。別れる際に、彼女たちはずっと「法輪大法は素晴しい」と言っていました。

 「三退」してから意外な転機を迎えた例はほかにもたくさんあります。税務訴訟で法廷に来たある華僑は、私の何回もの説明を聞いて、やっと開廷前の最終打ち合わせの日に「三退」に賛成しました。結局、開廷の当日に告訴証拠を十数ケースのダンボール箱に詰めた原告は、「技術的な理由」と言って訴訟を撤回しました。法廷を出て、いわゆる「技術的な理由」は表面上の原因であり、本当の原因は、彼が正しい選択をして「三退」をしたため、神様の加護を得て訴訟から抜け出したのだ、と私は彼に説明しました。彼の奥さんも「不思議な力が彼を助けていると感じました。あなたに会う前に法輪功に対してたくさん悪い印象を持っていましが、あなたと接触してから、法輪功の人が善良で優しいと分かりました。共産党が宣伝したのと全く違います」と言いました。法輪功迫害の真相を聞いた後、奥さんも「三退」に賛成しました。

 (続く)

 (2014年ニューヨーク法輪大法修煉体験交流会での発表原稿)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/5/17/292262.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/5/18/1224.html)
 
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